今季のセ・リーグ、我がジャイアンツは3位に終わった。借金「1」(61勝62敗20引き分け)という結果には色々意見も在ろうが、あんなにも戦力を搔き集めた事を考えると、「実に無様な結果。」と言わざるを得ない。
こんなにも無様な結果に終わってしまった要因は幾つも在ろうが、「ジャイアンツ投手陣の打撃成績が、セ・リーグでワーストだった。」というのも大きいだろう。12月19日付けの東京スポーツから、一部引用させて貰う。
「今季のセ・リーグで、10打席以上の投手の打率ランキング。」が此方に紹介されているが、ベスト3は「1位:今永昇太投手(.270)[ベイスターズ]、2位:石川雅規投手(.222)[スワローズ]、3位:玉村昇悟投手(.207[カープ])」となっている。
で、ベスト10に入った13選手をチーム別に分けると、「スワローズとタイガース:各4人、ベイスターズ:3人、カープ:2人、ドラゴンズとジャイアンツ:各零人」という結果に。「今季、タイガースの投手陣は、良く打つなあ。」という印象が在ったので、タイガースの1位は納得だが、スワローズも並んで1位というのは少し意外。
一方で、「本当に打てないなあ。」と苛々していたので、ジャイアンツの投手がベスト10に入っていないのは、「そりゃそうだろうな。」という思いが。ジャイアンツの投手では、18位に菅野智之投手(.125)が何とか入っている体たらく。後は「20位:戸郷翔征投手(.116)、29位:C.C.メルセデス投手(.080)、30位:今村信貴投手(.067)、43位:髙橋優貴投手(.043)、45位:山口俊投手&エンジェル・サンチェス投手&畠世周投手(全員.000)」となっている。20位以内の人数で言えば、日本一に輝いたスワローズが「4人」なのに対し、ジャイアンツは半分の「2人」。
投手に物凄い打撃力を求めはしないけれど、そうは言っても、今季のジャイアンツ投手陣の打撃は余りにも御粗末だ。淡々と打撃練習を熟すのでは無く、より実践的で中身の濃い打撃練習をして欲しい。