NHKで先日放送された懐メロ番組「第42回思い出のメロディー」では、83歳の熊倉一雄氏が「ゲゲゲの鬼太郎」(動画)を張りの在る声で歌われていたのが印象的だった。又、大好きな曲「ふれあい」(動画)や「太陽がくれた季節」(動画)、「雪が降る」(動画)、「サン・トワ・マミー」(動画)等を聞けたのも収穫だったが、岩崎宏美さんが「シンデレラ・ハネムーン」(動画)を歌った時に違和感が。「振り付けがやけに大人しいのは、彼女が年を食ったからなのかなあ?」と。でも良く良く考えると、自分の中の「『シンデレラ・ハネムーン』を歌っている時の岩崎宏美さんの振り付け」というのが実は、「『シンデレラ・ハネムーン』を(岩崎宏美さんの物真似で)歌っているコロッケ氏の振り付け」(動画)で在る事に気付いた。「『喝采』(動画)を歌っている時のちあきなおみさん」のイメージ(動画)も又然りだ。コロッケ氏の影響力、相当な物と言わざるを得ない。
閑話休題。
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「フィンランド 『世界最高の国』憂鬱」(8月23日付け東京新聞【朝刊】)
米誌ニューズウィークが世界最高の国に北欧の小国フィンランドを選んだ。同国民の多くは喜びつつも、「マイナス要素も沢山在るのに。」と戸惑っている。英紙ガーディアン等が報じた。
フィンランドのジャーナリスト、ティモ・ハラッカさんは同紙への寄稿で「冬は暗く寒く、自殺や鬱、アルコール依存症の割合が高いのに、今回、其れ等をどう評価したのか。多くのフィンランド人が抵抗を感じた。」と指摘。実際、世界保健機関(WHO)が2009年に発表した同国の自殺率は人口10万人当たり18.9人と世界的にも高く、深刻な社会問題だ。
同誌の評価の指標には自殺率は無く、教育、医療サービス、生活の質、経済競争力、政治的環境の観点から総合評価した。
ハラッカさんは単独指標としても世界一の評価を得た教育に付いて「2007、2008年には銃乱射事件が2件も学校で起き、計18人が死亡している。良い事と悪い事が極端に表れる。」と述べている。
フィンランドは2008年基準で人口533万人と、日本の人口の5%にも満たない。
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フィンランドと言えば「『ムーミン』(動画)の故郷」で在り、其れ故に「穏やかな土地柄」というイメージが何と無く在る。「上を見ても限りが無し。下を見ても又、限りが無し。」と言うけれど、「世界最高の国」とされた国にも問題が無い訳では無いという事だろう。
閑話休題。
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「フィンランド 『世界最高の国』憂鬱」(8月23日付け東京新聞【朝刊】)
米誌ニューズウィークが世界最高の国に北欧の小国フィンランドを選んだ。同国民の多くは喜びつつも、「マイナス要素も沢山在るのに。」と戸惑っている。英紙ガーディアン等が報じた。
フィンランドのジャーナリスト、ティモ・ハラッカさんは同紙への寄稿で「冬は暗く寒く、自殺や鬱、アルコール依存症の割合が高いのに、今回、其れ等をどう評価したのか。多くのフィンランド人が抵抗を感じた。」と指摘。実際、世界保健機関(WHO)が2009年に発表した同国の自殺率は人口10万人当たり18.9人と世界的にも高く、深刻な社会問題だ。
同誌の評価の指標には自殺率は無く、教育、医療サービス、生活の質、経済競争力、政治的環境の観点から総合評価した。
ハラッカさんは単独指標としても世界一の評価を得た教育に付いて「2007、2008年には銃乱射事件が2件も学校で起き、計18人が死亡している。良い事と悪い事が極端に表れる。」と述べている。
フィンランドは2008年基準で人口533万人と、日本の人口の5%にも満たない。
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フィンランドと言えば「『ムーミン』(動画)の故郷」で在り、其れ故に「穏やかな土地柄」というイメージが何と無く在る。「上を見ても限りが無し。下を見ても又、限りが無し。」と言うけれど、「世界最高の国」とされた国にも問題が無い訳では無いという事だろう。
また、映画「かもめ食堂」の舞台となった国ですね。あの映画では、大変にきれいな国という印象です。
どんな良い国でも、外からは判らない悩みがあるのですね。
この国はかってソ連との国境紛争があり、国土の多くを失っているのですね。
ただ、自殺等についてはリーマンショック、アイスランド危機以降のフィンランドは立派に不況状態だから、その影響もあると思います。それらと冬季鬱の関連は大きいでしょうね。
人も穏やかだし、のんびりとした雰囲気の在る秋田県。しかし御存知の様に秋田県は、15年連続で自殺率全国ワーストだったりします。秋田県は良い所では在るけれど、傍からは判り得ないマイナス要素が在るのかもしれないし、其れはフィンランドも同様なのでしょうね。
ネガティヴ過ぎてもいけないし、逆にポジティヴ過ぎるのもどうかと思う。其の辺のバランス加減は非常に難しい。