1月9日付けの東京スポーツに「ケータイ電波がアルツに効く」という記事が載っていた。「世界一信頼性が高い。」と評判の同紙故、「又しても“ネタ記事”か?」とも思ったのだが、どうやらそうでは無い様だ。
先週、アメリカの医学専門誌「アルツハイマー病ジャーナル」にて「携帯電話の発する電磁波が、アルツハイマー病の治療に有効。」とする実験結果が発表された。これはサウス・フロリダ大学の研究チームが行った実験で、96匹のマウスに携帯電話と同じレベルの電磁波を1日2回それぞれ1時間程度照射した所、長期間電磁波を照射された高齢のマウスは脳内に蓄積されたβアミロイド(アルツハイマー病患者の脳内に蓄積されたタンパク小片。)が解消し、記憶力が向上したのだとか。又、記憶障害の兆候が全く出ていない若いマウスの場合、数ヶ月の照射でアルツハイマー病の予防効果が在り、同病の遺伝的素因を持たないマウスの記憶力は、電磁波の照射後には向上したとも。
照射開始から効果が得られる迄マウスの場合は数ヶ月掛ったが、これは人間にとって数年という単位に相当。同チームの研究者は「携帯電話利用時に発生するのと同じ設定の電磁波を使い、人間の記憶実験に近い条件でマウス実験を行ったもので、研究結果は人間にも当て嵌まる可能性が強い。」と話しているそうだ。
「運動中は適度に水分を補給する。」や「腹筋運動をする際には、膝を曲げて行う。」、「兎跳びは足腰に良くない。」等、今や“常識”とされる事柄も、嘗ては正反対の内容が“常識”として罷り通っていた。「身体に良い。」と信じてこれ等を行っていた身からすると、「逆に身体に悪い事を必死でしていたのか・・・。」とガックリしてしまう。携帯電話から出る電磁波も「脳腫瘍の原因になる。」等、悪い面ばかりが指摘されて来たけれど、今回の実験結果が事実とすれば「良い面“も”在る。」という事になる。
アルツハイマー病患者を身内に持つ人々にとってこのニュースは一条の光明と言えそうだが、アメリカのアルツハイマー病協会は今回の実験結果に付いて「治療には未だ予備的な物。」とし、「一般利用者が素人判断で、携帯電話を過剰に使用しない様に。」と警告しているのも忘れてはならないだろう。
先週、アメリカの医学専門誌「アルツハイマー病ジャーナル」にて「携帯電話の発する電磁波が、アルツハイマー病の治療に有効。」とする実験結果が発表された。これはサウス・フロリダ大学の研究チームが行った実験で、96匹のマウスに携帯電話と同じレベルの電磁波を1日2回それぞれ1時間程度照射した所、長期間電磁波を照射された高齢のマウスは脳内に蓄積されたβアミロイド(アルツハイマー病患者の脳内に蓄積されたタンパク小片。)が解消し、記憶力が向上したのだとか。又、記憶障害の兆候が全く出ていない若いマウスの場合、数ヶ月の照射でアルツハイマー病の予防効果が在り、同病の遺伝的素因を持たないマウスの記憶力は、電磁波の照射後には向上したとも。
照射開始から効果が得られる迄マウスの場合は数ヶ月掛ったが、これは人間にとって数年という単位に相当。同チームの研究者は「携帯電話利用時に発生するのと同じ設定の電磁波を使い、人間の記憶実験に近い条件でマウス実験を行ったもので、研究結果は人間にも当て嵌まる可能性が強い。」と話しているそうだ。
「運動中は適度に水分を補給する。」や「腹筋運動をする際には、膝を曲げて行う。」、「兎跳びは足腰に良くない。」等、今や“常識”とされる事柄も、嘗ては正反対の内容が“常識”として罷り通っていた。「身体に良い。」と信じてこれ等を行っていた身からすると、「逆に身体に悪い事を必死でしていたのか・・・。」とガックリしてしまう。携帯電話から出る電磁波も「脳腫瘍の原因になる。」等、悪い面ばかりが指摘されて来たけれど、今回の実験結果が事実とすれば「良い面“も”在る。」という事になる。
アルツハイマー病患者を身内に持つ人々にとってこのニュースは一条の光明と言えそうだが、アメリカのアルツハイマー病協会は今回の実験結果に付いて「治療には未だ予備的な物。」とし、「一般利用者が素人判断で、携帯電話を過剰に使用しない様に。」と警告しているのも忘れてはならないだろう。
ほどほどが一番です。
アルツになると被害妄想が激しくなるそうです。嫁姑関係が露骨に出る場合(「嫁が私の金を取る」とか)が良く聞く話ですが、このおじいさんの場合は科学の知識?らしいです。この人に電波当てたら・・・どうなるかなあ。
アルツハイマー病に罹患した状態を、「子供に返った。」と表現する人も居ますね。全ての箍(たが)、それは社会規範や常識も含みますが、が外れてしまった、或る種無邪気な状態とも言える。それ迄はどれだけ不平不満が在ろうとも、心の奥底に抑え込んでいた物が、罹患と当時に解き放たれれしまう事も在るのでしょうね。