今回の記事は、他のブロガー様の記事からインスパイアされて書き上げた物で在る。
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① 個人情報
Honeywar様のブログ「Honeywarの野球日記」。7月30日付けの記事「秦夢有希選手の謎を解くべく昔の名鑑を引っ張り出した。(ついでに今日の試合のメモ)」では1998年版のプロ野球全選手名鑑を取り上げられ、「当時は御家族の御名前や年齢迄ばっちり書かれていたものだ。何でも、もっと昔には選手の自宅や住所迄書かれていたそうだからね。」と記されている。最近では個人情報保護の観点から、「選手の家族構成は、『妻と一男&一女』といった書き方がされている。」そうだから隔世の感が在る。
思い返せば自分の幼少時、少年漫画誌には漫画家の現住所が普通に書かれていたし、実際にそれを見てサインを貰いに行ったり、「弟子にして欲しい。」と押し掛けた者が結構居たと聞く。又、「明星」等の月刊誌にはアイドル達の生家や家族の写真が結構載っていたっけ。(それが原因かどうかは何とも言えないが、昔はアイドルの家に押し入る不届き者が居た。)今では考えられない話で在る。
② 男の嫉妬
りさ・ふぇるなんです様のブログ「獏の食わず嫌い」。7月30日付けの記事「内藤大助防衛戦」では、イケメン・ボクサーの清水智信選手に対する「男の嫉妬」を冗談交じりに記されている。ボクシングの実力が在って、おまけに爽やかなイケメンというのだから、自分も彼に対して嫉妬めいた物を感じない訳でも無く、御主人様の御気持ちは理解出来たりも。
「男の嫉妬」と言えば、自分が社会人になったばかりの頃、可愛がって貰っていた上司に言われた言葉が印象に強く残っている。「良く『女の嫉妬は怖い。』って言うけどなあ、俺から言わせれば男の嫉妬の方が遥かに怖いし、根深いと思うよ。特に出世絡み、ましてや同期に関わる事だと、男の嫉妬は怖いぞ。」と。その時は「そんなものなのかなあ。」と軽く受け流していたのだが、それ以降その言葉に納得させられる出来事に何度か出くわして来た。
「嫉妬」と言うよりも「やっかみ」という言葉の方がピッタリ来そうだが、こんな経験をした事が在る。当時勤務していた会社で、定期研修が行われた時の話だ。同期が集まって研修を受け、最後にどっさりと提出課題が与えられた。毎年全く同じ内容の提出課題が与えられており、同期連中で手分けして“先輩”から模範解答を取り寄せ、皆に配布。「微妙に答えを間違えて書いて提出する。」事で話が付いた。
子供の頃から「夏休みの宿題は、休みに入って直ぐに片付けてしまわないと嫌な質。」というせっかちな自分。この提出課題も“約束”通り適度に間違えて作成し、直ぐに提出。それから数日経った或る日、同じ部署の同期から次の様な言葉を掛けられた。
「○○ちゃん(小生の事。)、もう課題提出したんだってねえ。ズルイよなあ、そんな早く提出するなんて。上に良い印象与えて、出世したいんじゃないの?」と。
冗談めかして言ってはいたが、目は笑っていなかった。
自分は出世云々よりも個人の生活の充実を優先させたい方だし、全く思ってもいなかった事を言われたので正直面食らった。それからも彼からチョコチョコ同じ様な事を言われたので、彼の頭の中には「自分より先に提出=点数稼ぎ」という考えが出来上がっていたのだろう。
「皆が一緒に提出しよう。」と約束した訳では無い。大体「何でもかんでも皆一緒。」と徒党を組みたがる雰囲気が嫌いで、概して何チャラ軍団という類いが苦手なのは以前の記事でも触れた程。「そもそも出来の良い相手をやっかむなら未だしも、自分の様な出来の悪い人間にやっかむなんてレベルが低過ぎでは?」と彼に対して思った物だ。
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① 個人情報
Honeywar様のブログ「Honeywarの野球日記」。7月30日付けの記事「秦夢有希選手の謎を解くべく昔の名鑑を引っ張り出した。(ついでに今日の試合のメモ)」では1998年版のプロ野球全選手名鑑を取り上げられ、「当時は御家族の御名前や年齢迄ばっちり書かれていたものだ。何でも、もっと昔には選手の自宅や住所迄書かれていたそうだからね。」と記されている。最近では個人情報保護の観点から、「選手の家族構成は、『妻と一男&一女』といった書き方がされている。」そうだから隔世の感が在る。
思い返せば自分の幼少時、少年漫画誌には漫画家の現住所が普通に書かれていたし、実際にそれを見てサインを貰いに行ったり、「弟子にして欲しい。」と押し掛けた者が結構居たと聞く。又、「明星」等の月刊誌にはアイドル達の生家や家族の写真が結構載っていたっけ。(それが原因かどうかは何とも言えないが、昔はアイドルの家に押し入る不届き者が居た。)今では考えられない話で在る。

② 男の嫉妬
りさ・ふぇるなんです様のブログ「獏の食わず嫌い」。7月30日付けの記事「内藤大助防衛戦」では、イケメン・ボクサーの清水智信選手に対する「男の嫉妬」を冗談交じりに記されている。ボクシングの実力が在って、おまけに爽やかなイケメンというのだから、自分も彼に対して嫉妬めいた物を感じない訳でも無く、御主人様の御気持ちは理解出来たりも。

「男の嫉妬」と言えば、自分が社会人になったばかりの頃、可愛がって貰っていた上司に言われた言葉が印象に強く残っている。「良く『女の嫉妬は怖い。』って言うけどなあ、俺から言わせれば男の嫉妬の方が遥かに怖いし、根深いと思うよ。特に出世絡み、ましてや同期に関わる事だと、男の嫉妬は怖いぞ。」と。その時は「そんなものなのかなあ。」と軽く受け流していたのだが、それ以降その言葉に納得させられる出来事に何度か出くわして来た。
「嫉妬」と言うよりも「やっかみ」という言葉の方がピッタリ来そうだが、こんな経験をした事が在る。当時勤務していた会社で、定期研修が行われた時の話だ。同期が集まって研修を受け、最後にどっさりと提出課題が与えられた。毎年全く同じ内容の提出課題が与えられており、同期連中で手分けして“先輩”から模範解答を取り寄せ、皆に配布。「微妙に答えを間違えて書いて提出する。」事で話が付いた。
子供の頃から「夏休みの宿題は、休みに入って直ぐに片付けてしまわないと嫌な質。」というせっかちな自分。この提出課題も“約束”通り適度に間違えて作成し、直ぐに提出。それから数日経った或る日、同じ部署の同期から次の様な言葉を掛けられた。
「○○ちゃん(小生の事。)、もう課題提出したんだってねえ。ズルイよなあ、そんな早く提出するなんて。上に良い印象与えて、出世したいんじゃないの?」と。
冗談めかして言ってはいたが、目は笑っていなかった。

「皆が一緒に提出しよう。」と約束した訳では無い。大体「何でもかんでも皆一緒。」と徒党を組みたがる雰囲気が嫌いで、概して何チャラ軍団という類いが苦手なのは以前の記事でも触れた程。「そもそも出来の良い相手をやっかむなら未だしも、自分の様な出来の悪い人間にやっかむなんてレベルが低過ぎでは?」と彼に対して思った物だ。

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わが大和民族だけではないのでしょうが、どうも日本人というのは完璧な対象をあまり好まない傾向があるように思えます。例えば木村拓也さんにしてもあれだけ男前でもスタイルはあまりよくない(脚が長くない)とか、田村正和さんも同様。だからこそ人をひきつけるらいしいですね。スターになるのもどこか欠点がある人が多いです。
その他車でもそうで、スカイラインGT-R(現GTーR)もスポーツカーとしては余分な4人乗りレイアウト、変なプロポーションだからこそあれだけのカルト的な根強い人気があると思います。
羨望の対象に対してどこか自分と同じ要因をもってないと安心できない事につながるのかもしれませんね。
これは日本人だけの特質では無いのかもしれませんが、「群れるのが好き」や「異質の存在を排斥しがち」という傾向が我が民族に強いのは確かかもしれません。又、完璧と思える人よりも、何処かに欠点を感じられる(突っ込み所の在る)人の方が、個性が際立ってスターに足り得るという面は在るかも。
唯、田村正和氏は別にしても、木村拓哉氏の場合は余りにも“作り過ぎている”というのが余計に反発を買っているというのが在る様にも感じます。自分は彼の事が嫌いな訳では無いけれども、あの作り過ぎな部分には一寸冷めてしまう所も在りますし(笑)。
まさに現代では、ありえねぇー
以前、しばしば書き込みをして下さる方(仮にA様とさせて貰います。)が居られました。恐らく自分と同年代の方と思われ、こちらでの遣り取りが非常に楽しかったのですが、或る時期を境にピタリと書き込みが止まってしまい、寂しく感じていたもの。それから暫く経ち、新たに書き込みをして下さる様になった方(仮にB様とさせて貰います。)の文章が非常にA様と似ておりましたので、「もしや・・・。」と思っていたのですが、今日の文章でその思いが確信に。A様、即ち「マ○ケ」様はB様、即ち薔薇様ですよね?
マ○ケ様もかなり御もてになる方でしたし、羨ましいなあと思ったものですから。それにしても、小学校高学年での“喪失”って凄いですね。横山ノック師匠も真っ青かと(笑)。
「何でもかんでも皆一緒。」
と徒党を組みたがる雰囲気が大嫌いです。
僕の職場での話。
新人にしては、突出した成績を記録した僕は、成績が伸び悩む、やる気ゼロの先輩に言われた一言。
「足並みを揃えないと困る。
俺らが、怒られる。」
何か、成績が悪いやつが上司から怒られるのは、成績が良いやつがいるからか?
馬鹿か、お前!
って心の中で叫びました。
次の日からも、僕は先輩の話を無視して、仕事に頑張ります。
数年後、その先輩は、地方に飛びました。
世の中、何か勘違いしているやつ、多いですね。
toshi16様の先輩の様な“勘違い野郎”って、残念乍ら結構居ますね。モチベーションの低い人間にとっては“微温湯”に浸かっているのが実に心地良い訳ですが、こういった人間が居れば居る程に組織は腐敗して行くもの。
海外に長期出張すると、国内に居る時以上に“群れたがる日本人”が多い事に気付かされます。「俺は一人で何でも遣るんだ!」といった一匹狼は困り者ですが、休みの日迄それこそ四六時中皆で動きたがる(動かないと許さない)といった同僚が結構居たのには閉口しました。「『折角異国の地に来ているのだから、休み位は異国の文化や異国の人に積極的に触れてみよう。』と何故思わないのかなあ?」と不思議でならなかったです。
もっともいろいろ言い訳をして楽しく出歩いていましたから、自分の場合は良かったのですが、90年代後半に治安の悪い(当時)ロシアに行った先輩は「一人での外出を控えるように」と厳命されていたので、どうしても日本人会との付き合いが多くなり、心労で激ヤセして帰ってきました。もっとも精神的な病気にならないだけ良かったかもしれませんが。普通、ロシアに行った場合は向こうの商習慣に馴染めない等で心労を抱える場合が多いのですが、ちょうど間の悪いときに行ったようです。
もっとも本当に現地に居ついてしまった人(結婚など)や現地資本の社員になった人の場合は「絶対に大使館員とその家族あるいは日系企業駐在員とその家族とは付き合わない』という人も多いようです。大概「よくこんなところに居ついたなあ」とか言われたり、あるいはエリート風(配偶者の場合はセレブ風か)を吹かされたり、日本の習慣に固執し「こんな国もういや!」と文句ばかり言われるのでウンザリするからだそうです。
その気持ちホントよ~くわかります。
Spa supernova様も長期出張中に、“群れたがる国民性”に悩まされたクチなんですね。「異国の地だからこそ、同胞が助け合うのは重要。」という思考は理解出来なくないのですが、だからと言って四六時中群れるのはどうかと思うんです。直属の上司が兎に角群れたがる人で、休みの日迄色々干渉されて辟易とした経験が在りますが、幸いにもその“上の”上司が理解の在る人で、「休みの日に迄、一人で動けない奴が多いのは困った物。どんどん自分で動け!」と言ってくれたのが救いでした。
リタイアしてから夫婦で海外に移住するケースが増えている様ですが、現地の人達との接触を殆どせず、日本人会という狭い世界だけで動き、結局は精神的に疲労困憊してしまって帰国する人達も少なくないとか。