ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「悔しいです!!」

2023年12月29日 | 時事ネタ関連

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ガボン共和国ファン族秘密結社マスク』 世界に10体の歴史的&芸術的価値」(12月22日、東京スポーツ

フランスの老夫婦が屋根裏部屋で見付けた木製のマスクが、国際的な騒動になっている。フランスの公共放送TV5モンド」等が報じた。 

老夫婦が2021年9月、マスクを見付け、古物商に150ユーロ(約2万3,500)で売却した。古物商は後に其の本当の価値が判り、2022年3月、オークション・ハウス競売掛けた所、420万ユーロ(約6億5,800万円)で落札された。

其の
ニュースを知った夫婦は古物商に対し、「本当の価値を誤解させた。」として、売却無効の訴訟を起こしたが先日敗訴した。裁判所によると、夫婦はマスクの歴史的、芸術的価値を、もう少し評価すべきだった。許し難い過失軽薄さが在る。という理由だ。

此のマスクはガボン共和国のファン族の物で、世界に10体程しか存在しないと言う。ファン族内で拝火信仰をする秘密結社「ンギル」の魔術師が此のマスクを着用し、村の治安を維持する練り歩いとされる。

1917年に老夫婦の親戚がガボンから持ち帰り、長年、屋根裏で被っていた様だ。

オークションのカタログには、「フランス植民地総督 ルネ・ヴィクトル・エドワード・モーリス・フルニエ(1873~1937年)が、恐らくガボン訪問中に、未知の状況で1917年頃に収集された。」と明記されている。レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画よりも希少で、ピカソインスピレーションを与えたと言う。

ガボン暫定政府は「植民地総督が、マスクを購入した証拠は無い。窃盗だ。」として、返還を求める訴訟を起こしたが、フランスの裁判所は12月10日、却下した。

2万円と6億円では大違いだ。
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開運!なんでも鑑定団」【動画】を見ていると、「知人から、家財整理の手伝いを頼まれた。不要とされた家財が山積みで、知人から『欲しい物が在れば、自由に持って行って良い。』と言われたので、気に入った物を持ち帰った。其れから随分経つが、持ち帰った物に価値が在るのか鑑定して欲しい。」とする依頼人が番組に登場し、鑑定士が鑑定すると、滅茶苦茶価値在る事が判った・・・という様な例が“に”在ったりする。(実際には、二束三文と鑑定されるケース殆どだが。)

又、海外のニュースでは時折、「蚤の市同然の値段で購入した古い机の引き出しに入っていた楽譜(だったか?)が、実は非常に貴重な物だった。」とか、「古い自宅の屋根裏を整理していたら、古い絵が見付かった。鑑定して貰った所、有名な画家の作品だった。」等、「“意外な御宝”が見付かり、オークションに出したら、莫大な値段が付いた。」というのが報じられたりする。

今回の老夫婦もそうだが、“物の価値”が全く判らず、二束三文で手放したりした場合は、元ザブングル加藤歩氏のギャグ悔しいです!!動画】といった気持ちだろう。

子供の頃、父が良く「押し入れに仕舞ってある掛け軸の内、3セットで100万円位の物が在る。」という話をしていた。自分が学生時代に父は病気で急死したが、其れから10年程して、押し入れに仕舞って在った掛け軸全てを売却した。掛け軸は全部で10数幅在ったが、如何せん保管状態が杜撰だったので可成り傷んでおり、母が「此の儘置いておいても、になっちゃうだけ。だったら、早い内に売って、きちんと保管して貰った方が良い。」と言ったからだ。

で、近所の骨董屋に掛け軸全部を持ち込んだのだが、付けられた買取価格は総額5万円程だったと記憶している。「亡き父が良く『3幅セットで、100万円位の掛け軸が在る。』と言っていたのだが・・・。」と店主に言うも、「そんな高額なのは、此の中には無いですよ。全体的に可成り傷んでいるし、此れ以上の買取価格は無理です。」とけんもほろろ。店主の話が本当か嘘なのか、素人の自分達には全く判らないし、何しろ可成り傷んでいたので、結局、相手の言い値で売る事に。若しも非常に安く買い叩かれていたのだとしたら・・・悔しいです!!


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