今回の「ジャイアンツvs.カープ3連戦」を迎える前、1位カープと2位ジャイアンツとのゲーム差は「8」。此の時点で「ジャイアンツの優勝確率は5%未満。今回の3連戦でジャイアンツがカープを3立て出来れば、10数%位に上がるかもしれないが。」と思っていた。
一昨日の初戦を、何とか勝利したジャイアンツ。「行けるかな。」と少し期待していたが、昨日の試合には負けてしまった。カープにマジック・ナンバー「20」が点灯。「此れで、カープの優勝が確定した。」と言っても良いだろう。先月の記事「カープ、カープ、カープ、広島、広島カープ♪」でも触れた様に、セ・リーグではジャイアンツの次に応援しているチーム故、カープが25年振りの優勝を果たしたら、其れは其れで嬉しい。
「開幕からずっと好投を続けるも、勝ち星に恵まれない日々を送っていた菅野智之投手。」には気の毒さを感じていたが、セ・パ交流戦の辺りから、エースらしからぬ投球を見せる事が何度か在った。「相手チームに、先に点を与えない。」、「味方チームが点を取ってくれた直後には、相手チームに絶対点を与えない。」、「失点は最小限に抑え、大崩れしない。」等がエースの絶対条件だけれど、そういった事を菅野投手は守れず、勝ち星を伸ばせなかった。昨日の試合もエースらしからぬ投球を見せ、ファンとしては非常に残念。
“火中の栗を拾う”という思いで、ジャイアンツの監督を引き受けたで在ろう高橋由伸氏。だからこそ、「今季は温かい目で見守ろう。」と思ってはいたが、「采配面で、もう少し動いても良いのでは?」という不満が無い訳では無い。どっしりと構えた采配は悪く無いけれど、此の段階に到っては1つの敗戦が大きな意味を持つ事から、早め早めに手を打つ必要が在ると思う。TPOに応じて、采配スタイルを変える事も重要だ。
「存在する事でのメリットとデメリットを考えると」や「CSは廃止して欲しい」等、過去に「クライマックスシリーズ(CS)の廃止。」を何度か訴えて来た。CSのメリットも認めた上で、「でも、デメリットの方が大きい。」と判断するから。
カープが25年振りに優勝を果たせば、「其の儘、日本シリーズに進ませて上げたい。」と思うのが人情。現在のセ・リーグ、3位以下のチームは“借金生活”を送っている事を思えば、余計にCSを行う必要性が感じられない。CSは、もう廃止して欲しい。