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「『汗腺を眠らせる成分』大阪大学とマンダムが世界初の発見 “次世代の制汗剤”開発へ」(10月25日、MBSニュース)
大阪大学等が、汗を掻く組織を眠らせる成分を世界で初めて発見。新たな制汗剤の開発に進みます。
「GMA」という植物由来の成分。大阪大学と化粧品メーカーのマンダムが、世界で初めて汗を抑える効果が在る事を発見しました。人の体は汗腺の細胞が収縮する事で汗を掻く様に出来ています。研究チームによりますと、今回発見された成分には、此の細胞の動きを止める働きが在り、実験では運動時で約60%程汗の量を抑えられたという事です。
「従来の制汗剤は、汗腺の穴に蓋をする事で、汗が肌の上に出ない様にする仕組み。」でしたが、今回の成分は、細胞に直接働き掛けて汗腺を“眠らせる”為、効果が持続するのではないかと期待されています。
(大阪大学・マンダムの共同研究チーム 原武史さん)「更なる効果で在ったりとか持続性等では、未だ追い求められる余地は充分に在りますので、そういった所の研究というのも、今後して行きたいと思っています。」。
研究チームは、来年の春の実用化を目指すという事です。
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子供の頃より、酷い汗っ掻きだ。加えて腋臭症でも在るので、1年ずっと制汗剤は欠かせない。とは言え、今の制汗剤は元記事にも在る様に「汗腺の穴に蓋をする事で、汗が肌の上に出ない様にする仕組み。」なので、長時間の効果持続は望めず、一定時間が経つと、改めて制汗剤を使う事になり、其れが面倒でも在る。
汗腺を眠らせる成分という「GMA」により、もっともっと長時間汗を掻かない状態が持続出来たら、汗っ掻きの自分には、非常に朗報だ。