ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「可哀想。」なのは国民の方だ!!!

2024年09月07日 | 政治関連

1つの価値観しか認めず、其れに少しでも反する物を、力尽く排除し様とする風潮余りの格差社会中身の無いパフォーマンス明け暮れる一方で、私腹を肥やす事だけに汲々としている政治家達。民には次々と“重荷”を背負わせる一方で、議員定数削減議員特権廃止等、自身の身を切る事は一切しない政治家達。不都合な事を指摘されると開き直ったり、無関係な話を持ち出して誤魔化し続ける等して、責任を取らないで逃げ通す政治家達。等に付いて、強い不満を持っている方は少なく無い事だろう。

先月の記事「“政治”を取り巻く環境を変えろ!!!」の中で詳しく書いたが、此れ等の問題の“源流”は、小泉純一郎首相政権に在ると思っている。そして、安倍晋三元首相の政権下で救い様が無い程に問題は悪化し、今に到っているという状況。詰まり日本の現状に強い不満を持っているのならば、其れ等の問題の源流に在る“小泉手法”と決別する事無くして、社会改善在り得ないと言って良い。

未読の方は先ず、先月の記事「“こんな人物”が操縦する“大型旅客機”に、喜んで乗りたがる人達って・・・」を読んで貰いたい。来る自民党総裁選立候補が噂されている小泉進次郎環境相(43歳)は、自民党総裁に“一番選んではいけない人物”で在る。主張した内容だが、其の理由は記事内で詳しく書いた様に父・小泉純一郎元首相の“悪しき手法”の100%猿真似で在る事に加え、彼の過去の言動からは“中身が全く無い人間”で在る事が明々白々で、そんな人間に日本という大型旅客機操縦させる(「自民党総裁=首相」というのが現実として在るので。)というのは、日本を壊滅に向かわせるだけ。としか思えないので。

そんな小泉進次郎氏が昨日、“噂通りに”自民党総裁選への立候補表明をした。“カンペ”をチョコチョコ見乍らでは在ったが、何とか彼んとか記者会見を終えた感じは在ったが、相変わらず抽象的物言い”に終始していて、“中身の無さ”が際立っていた。(「日本の産業の柱を、一本足打法から二刀流へ、そして世界へ。」という、“如何にもメディアが好んで取り上げてくれそうなキャッチーフレーズ”は、「彼が力を入れてスタッフとして採用している。」と噂される“プロパガンダ集団”が考えたのだろうが。

で、彼の立候補表明を受けて直ちに三原じゅん子議員が「自民党総裁選での小泉進次郎氏支持。」を大々的打ち上げた尤もらしい支持理由を記してはいたが、「八紘一宇」やら「神武天皇」といった「皇国史観」に頭の中が染まり切った彼女は、菅義偉前首相と非常に近しく、中身が全く無い、単なる“客寄せパンダ”で在る。」という共通点が在るからこそ、小泉進次郎氏にシンパシーを感じるのだろう。

昨日の記者会見では小泉進次郎氏に対し、或る記者から『小泉さんが此の先、首相になってG7に出席されたら、知的レヴェルの低さで恥を掻くのではないか?』と、皆さん心配しております。其れこそ、日本の国力の低下に成りませんでしょうか?其れでも貴方敢えて総理を目指されますか?という質問がされた。其れに対し小泉氏は笑顔を浮かべ、「私に足らない所が多く在るのは、其れは事実だと思います。そして、完璧では無い事も事実です。」と認めた上で、自身の「伸び代」と「成長力」を強調していた。

此の様な“意地悪な質問”が出る事は当然想定していただろうし、「どう対応すれば良いか?」をプロパガンダ集団と共に念入りに“練習”していた事だろう。こういう質問に対して一番駄目な対応は“感情的になる事”で在り、逆に最も良い対応は「冷静に認める部分は認めた上で、前向きな発言をする。」事だろう。そうすれば、表層的な部分でしか物事を判断出来ない人達”は「あんな意地悪な質問をされて、小泉さんは可哀想!!!」となり、“小泉真理教”の熱狂的な信者になってくれるので。

此の様な事で「可哀想!!!」と非難する人達が、自分には全く理解出来ない。過去に何度も書いている事だけれど、首相とは増税等、国民生活に大きく関わる事柄のみならず、開戦等、“真に国民の生き死にに関わる決断”を下すという、途轍も無く強大権力有する人物。なのだ。

「政治家に成った許りならいざ知らず、15年も経ったというのに“中身の無さ”は全く変わらず、磨きが掛かったのは意味不明な所謂進次郎構文”だけ。そんな人物が首相となって、習近平氏等の海千山千の国家指導者達と、丁々発止遣り取りが出来るとは到底思えない。」し、其の結果として「国民の生き死にに関わる“誤った決断”を下した。」ならば、そんな国民の方が余程「可哀想!!!」ではないか?

イケメンだから虐めるな!!!」とか、「若いから可哀想!!!」といった様な非常にレヴェルの低い捉え方だけから非難するのでは無く、「国民の生殺与奪という強大な力を有する立場に、中身が全く無い人間を据えて、本当に良いのか?」を真剣に考えて貰いたい。


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