ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

59年振りとは意外

2019年04月05日 | スポーツ関連

ファンを止めたくなって来た」と書き乍ら今季ジャイアンツの試合を見てしまうのは、“ウン十年も添い続けて来た古女房への未練”なのだろう。そんな訳で、昨夜行われた「ジャイアンツvs.タイガース」をTV観戦

 

昨夜の全6試合、「先発投手12人の内、ルーキー且つ先発投手は4人。」という事だった。ジャイアンツの高橋優貴投手も、そんな1人だ。

 

試合は「10対1」でジャイアンツが勝利を収め、高橋投手は勝利投手となった。昨年のドラフト、ジャイアンツは1巡目根尾昂選手を指名するもで外し、外れ1位で指名した辰己涼介選手も、又外してしまう。そして、外れの外れで指名したのが高橋投手。北東北大学リーグで、リーグ最多となる通算301奪三振の新記録を樹立するも、外れの外れで在り、又、「高橋投手は東海大学菅生高校出身という“東海大”なので、原辰徳監督の猛プッシュで獲得したんだろうな。」という思いが在ったので、正直全く期待していなかった。なので、彼の好投は予想外だったし、期待していなかった事を申し訳無く思う。

 

「ジャイアンツの卒ルーキー投手で、初登板&初先発にて勝利投手となったのは、59年振り快挙。」だと言う。「59年前(1960年)に達成したのは誰?」と気になり、調べてみた所、青木宥明投手という事が判った。申し訳無いが全く知らない名前で、プロ生活3年で「8勝4敗」の記録を残し、1962年に現役引退。18年前、食道癌にて64歳の若さで亡くなられている。

 

「ジャイアンツの大卒ルーキー投手で、59年間も達成者が出なかったって本当かなあ?」という思いが。「江川卓投手が、1979年の初登板&初先発(対タイガース戦)で滅多打ちされ、敗戦投手になった。」のは良く覚えているが、「ルーキー1年目の1999年に『20勝4敗』を記録し、最多勝最優秀防御率最多奪三振最高勝率新人王最優秀投手沢村賞ベストナインゴールデングラブ賞等々、タイトル総嘗めにした上原浩治投手。」や「ルーキー1年目の2013年に『13勝6敗』を記録した菅野智之投手。」は、初登板&初先発で勝利投手になった様な記憶が在ったので。

 

調べてみた所、上原投手の場合は対タイガース戦が初登板&初先発で、結果は「6回3分の2を投げ、4安打4失点で敗戦投手。」、又、菅野投手の場合は対カープ戦で初登板&初先発し、結果は「7回を投げ抜き、5安打9奪三振1失点の好投を見せるも、試合は12回『1対1』の引き分けに終わり、勝ちor負けが付かなかった。」との事。

 

上原&菅野両エースでも成し遂げられなかった事を、成し遂げた高橋投手。愛嬌の在る笑顔を見せる彼が、今後どんな投手になって行くのか、非常に楽しみだ。


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