ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

特撮ヒーロー・バトン

2007年02月12日 | TV番組関連
次回の「ウルトラマンメビウス」では、遂に北斗星司と南夕子が帰って来る。35年前、夢中になって見ていた「ウルトラマンA」で唐突に”合体変身”が消滅してしまった時、子供心に何とも割り切れない思いが湧いた。長ずるに従って、消滅には”大人の理由”介在していた事を知ったが、一度心の中に巣食ったモヤモヤ感はずっとの様に留まったまま。次回の「エースの願い」では、そんな思いを引き摺って来た嘗ての子供達に、「ウルトラマンA」の”真の最終回”を見せてくれるのではないかと今から期待している。予告編での「星司さん。」、「夕子!?」という台詞だけで胸がグッと来てしまった程なので、今週末の本放送で涙腺が緩み切ってしまうのは確実だろう。

先日放送された「アメトーーク!」では、1972年生まれの御笑い芸人達を集め、彼等が歩んで来た時代をサブカルチャー面から振り返るという、なかなか面白い内容だった。中でも一番盛り上がっていたのは彼等が10歳の年、即ち1982年から放送開始となった「宇宙刑事ギャバン」(「宇宙刑事シリーズ」の第一弾。)に話が及んだ際。三十路も半ばになる男達が目をキラキラと輝かせ、声高らかに且つ一糸乱れずにそのテーマ・ソングを歌い上げる様は壮観でも在った。

「男性だから」とか「女性だから」といった切り口で物事を語るのは好きではないのだが、でも概して男というものは幾つになっても幼児性を心に秘めている気がする。中年と呼ばれる年代になってからかなり経つ自分が「ウルトラマンメビウス」にはまり、又、同い年の友人から「懐かしの仮面ライダー・カードを収集しているんだけど、未だ全数揃わないんだよ。」等といった話を聞くと、何か嬉しくなったりする。

そこで今日は、「特撮ヒーロー・バトン」というテーマで記事を書いてみたい。twilightmoon99様のブログ「朧月記」の記事を拝読して以降、何時か取り上げてみようと思っていたテーマだ。

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① あなたが好きな特撮ヒーローは?

列挙し始めたら際限無くなってしまう為、3つに絞り込む事とする。先ずは「仮面ライダーV3」。「仮面ライダーの大幹部達の今 Part1Part2」でも触れた様に、幼児期はウルトラ・シリーズよりも仮面ライダー・シリーズの方に夢中になっており、特にV3が大好きだった。

次は「ウルトラマンA」。自分がリアル・タイムで見始めた、最初のウルトラマン・シリーズだったと記憶している。

3つめは「キカイダー01」。悪の存在で在りながら、同時に哀しみや苦悩を抱えて生きているハカイダーの姿にも惹かれた。ハカイダー自体は前作の「人造人間キカイダー」から登場していたのだが、敢えて01の方を選んだ理由は後述する。


② 戦隊ヒーロー物では何色が好き?

戦隊ヒーロー物できちんと見たのは「秘密戦隊ゴレンジャー」だけだった様に思う。この作品は現在も続く「スーパー戦隊シリーズ」の第一弾で、今はどうなっているか知らないが、それ以降の「色によるヒーローの性格付け」を決定付けた作品でも在る。「赤=熱血漢のリーダー、青=クールな二枚目、黄=コミカルで力持ち、ピンク=唯一の女性キャラ、緑=ヤンチャでマスコット的存在」というものだが、風見志郎(V3変身前の姿。)役を演じていた宮内洋氏が新命明役を演じていた事も在り、その変身した姿のアオレンジャーが好きだった。従って「青色」が好き。


③ 特撮ヒーロー物に付き物なのは?

先ずはバイクや戦闘機といった乗り物。そして、仮面ライダー・シリーズの”おやっさん”こと立花藤兵衛に代表される、ヒーローが成長して行くのに必要不可欠なサポーターの存在。可愛いヒロインも欠かせないだろう。


④ 「これは格好悪い!」と思った特撮ヒーローは?

行け!ゴッドマン」(動画)、「突撃!ヒューマン!!」、「白獅子仮面」、「怪傑ライオン丸」(動画)。


⑤ もう一度見たい特撮ヒーロー番組は?

ステージ上で行われるアトラクション・ショーを公開録画したもので在り、且つ視聴率が振るわずに1クール(3ヶ月)で打ち切りになったという経緯も在って、恐らくマスター・テープが残っていないで在ろう(つまり見たくても、もう見られないで在ろう)「突撃!ヒューマン!!」。或る意味、斬新な特撮ヒーロー物だった。


⑥ 一番好きなヒーロー、ヒロイン役の俳優は?

ヒーローで言えば、何と言っても風見志郎役の宮内洋氏。男も見惚れる美しさと格好良さを兼ね備えた俳優だった。

ヒロインで言えば、誰が何と言おうとマリ(ビジンダー変身前の姿。)役の志穂美悦子さん。自分が恋心を抱いた、最初の特撮物ヒロインだったと思う。彼女が出演していたからこそ、①では「人造人間キカイダー」で無く「キカイダー01」を選んだのだ。彼女がミニスカートで敵を蹴り上げる瞬間、ついつい”パンチラ”を期待したものだった。


⑦ 一番印象に残っている敵役は?

死神博士。同年代の人間ならば、恐らくこの人物を多くが挙げるのではなかろうか?そのネーミングの凄さも然る事乍ら、演じていた天本英世氏の個性的な風貌が忘れられない。


⑧ 好きな特撮ヒーロー番組の主題歌は?

戦え!仮面ライダーV3」や「ウルトラマンA」は言う迄も無いが、他には「行けレインボーマン」、「ウルトラマンレオ」等が好き。
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8 コメント

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私もパンチラ期待してました。 必ず白でしたよね。 (マヌケ)
2007-02-12 12:02:55
テーマソングではミラーマンと替え歌で盛り上がったレインボーマン、メカではキャプテンウルトラのシュピーゲル号がウルトラホーク1号と同じくドッキングしたり分裂したりで衝撃でした。 あとマイティージャックの全てのメカ。 キャラではハカイダー。 ハカイダーはダースベイダーとダブルものがあります。 小学館の付録にハカイダーの頭部を紙で作る工作があり、それ以外、ボディーや腕をダンボール紙で作って弟と戦いました。 今で言うところのコスプレですね。 カッコ悪い方はマグマ大使と怪獣王子のオーラと怪獣王子そのもの。 火を吐く恐竜の頭に乗っかって登場して武器がブーメランというところがすごすぎでした。 それから吉田戦車のキャラを思わせるバンデル星人。 ヒーローは帰ってきたウルトラマンとキカイダーです。 帰ってきたという喜びが本当にありました。怪獣の造形も自分としてはいちばんカッコイイし、興味を引くものが多かったです。 グドン、タッコング、ツインテール・・・初代ウルトラマンに登場したメフィラス星人、ゼットン、バルタン星人も好きな怪獣キャラです。 あと、ストーリー的にはウルトラセブンで、おそらく年齢的にそれまでアクションにばかり見入っていたのが内容にも関心をもつようになったからだと思いますが、異星人が宇宙から地球を侵略に来る可能性だとかを子供ながらに考えたりしてました。 あと、ヒロインのパンチラは特撮ものではありませんで科学忍者隊ガッチャマンのヒロインと新造人間キャシャーンのヒロインのパンチラでしょうか。語りだせばきりがありませんのでそろそろお昼ごはんでもありますのでこの辺で。 ジャイアン氏のブログのレイアウトは配色や写真のセンスがよいですね。 
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お答えします。 (さのかづみ)
2007-02-12 21:34:23
こんばんは。早速本題へ入らせていただきます。

①まずはリアルタイムで一番最初に出会った『帰ってきたウルトラマン』と『仮面ライダー』1&2号。造形なら『ウルトラマンタロウ』ですね。

②戦隊シリーズ開始時には特撮物を一旦“卒業”したからパスと言う事で…。

③変身アイテムですね。ウルトラシリーズならスティックやバッヂにリング、セブンの“ウルトラアイ”、そして『仮面ライダー』のベルトetc.

④特に居ないです。カミさんが「ジャイアントロボが気持ち悪い」と言ってましたが…。

⑤『キャプテンウルトラ』を、今の技術で見てみたい。中田博久さんや小林稔侍さん御出演で。キャプテンやジョーは若い俳優で構わないので、その上司役で…。

⑥ヒーロー:ウルトラシリーズ1&2期黒部・森次・団・高峰・篠田・真夏各氏は全員好き。初期ライダー藤岡弘・佐々木剛・宮内洋各氏にも多大な思い入れ有り。あとはMAT南隊員&キカイダー01の池田駿介さん。昨年は東芝のCMを見る度に嬉しくて顔がニヤけそうになりました(^_^;)ゞ

ヒロイン:なぜか丸顔が多いんです。最近の“ロゼッタ”吉井怜嬢、“グランセイザー”セイザービジュエルの磯山さやか嬢、“メビウス”コノミ隊員の平田弥里嬢、“ボウケンジャー”風のシズカの山崎真実嬢。“メビウス”以外作品自体はロクに見てないんですけど…。

此の頃改めて“南夕子”時代の星光子さんが良いなぁ~と…。現在の御姿ならさしずめ“お袋”にしたいタイプです。

⑦やはり天本英世さんの“死神博士”かなぁ~。インパクト強過ぎ!! あの方しか出来ない役。死去後の“FIRST”でのデジタル出演は当然の理なのかも知れません。

⑧1~2期ウルトラシリーズの曲はみんな好き。特に“タロウ”と“レオ”初期ヴァージョン。これに“メビウス”も加えたし。作品自体は見てなかったけど“ザ☆”“80”初期と“ガイヤ”も良いね。

他には『レッツゴー! ライダーキック』『戦え! 仮面ライダーV3』『ミラーマンの唄』『スペクトルマン・ゴーゴー』『レインボーマン』『キャプテンウルトラ』『宇宙マーチ』そして南野陽子女史や関根勤氏&小堺一樹氏も愛した『ぼくらのバロムワン』etc.…



長々とすみませんm(_ _)m
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Unknown (アラメイン伯)
2007-02-12 23:18:07
幼い頃にかかっていた耳鼻科の医師が死神博士にそっくりでした。


特撮ヒーローとは言い難いですが、
サンダーバード、キャプテンスカーレットが好きでしたね。
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Unknown (ユカサナ)
2007-02-13 00:18:30
GUYSのメンバーが都合良く月面に不時着、ノーバの回に出てきた風上に置きたいジャーナリストも登場で、次の放送がとても楽しみです。ヒルカワには思いがけない正体でもあるのでしょうか? それとも改心してミライの友だちに??
そして何より、エースの変身シーンは!?

私が一番好きな特撮は、超マイナーな「超人機メタルダー」です。
途中からなんだかギャグ色が濃くなってしまいましたが、未だ心に残る作品です。
特撮ヒーローにつき物なのは・・・ニヒルでマイペースで美学を持った悪役。ハカイダーとか、タイガージョーとか、トップガンダーなど。でもいない場合もありますねー。

もう一度観たいメタルダーというわけで実はDVDboxを予約してしまいました・・・・。
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-02-13 00:53:10
書き込み有難うございました。

そうそう、白でした!・・・って同じ所を見てたんですね。

レインボーマンの主題歌は、「ブルー・シャトウ」(ジャッキー吉川とブルーコメッツ)と同様に替え歌が流行った曲ですよね。両者共、地域によって微妙に替え歌の内容が違うというのも面白い所。

「キャプテンウルトラ」は小林稔侍氏が妙チクリンなスタイルをさせられていたのは後年目にした事が在るのですが、残念ながらこの作品自体は見た事が無いんです。確かとんねるずの番組で、パロディー版を放送した事が在りましたよね?小林氏があのスタイルをさせられていたのを記憶しています。

ウルトラ・シリーズでは「ウルトラマンA」に最も思い入れが強いのですが、そのストーリーに深みを感じさせるのはやはり「ウルトラセブン」が最高峰だった様に思います。実相寺イズムが色濃く反映されていたのが、セブンだったからかもしれません。

P.S. 過分な御褒めの言葉を頂戴し、非常に気恥ずかしいです。有難うございました。
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ああ特撮シリーズ (ぶりゅーわー@ソレイタだ木田)
2007-02-13 22:16:08
好きなシリーズ-ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、仮面ライダー(V3まで)、仮面の忍者赤影、人造人間キカイダー、キカイダー01、

印象に残っているヒロイン-モモレンジャーことペギー松山

印象に残っている悪役-甲賀幻妖斎、死神博士(これははずせませんね)、タイガージョー、ドクトルG(仮面ラーイダV3という独特の言い方がいい味出してました。)ドクターK

印象に残っているテーマソング-死ね死ね団の歌「死ね、死ね、死ね死ね死んじまえー、黄色い(以下自粛)」というすごい歌詞でした。

以上です。バトンにはなっていませんが思わず投稿してしまいました。

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>ぶりゅーわー@ソレイタだ木田様 (giants-55)
2007-02-14 01:45:22
書き込み有難うございました。

「仮面の忍者 赤影」も面白い作品でしたね。「豊臣秀吉が木下藤吉郎と呼ばれていた頃、琵琶湖の南に金目教という怪しい宗教が流行っていた。それを信じない者は~」という冒頭のナレーションを、意味が良く判らないままに口にしていたものです。青影の「ダイジョ~ブ!」という台詞と決めポーズも流行りましたね。以前にも書いた事ですが、赤影を演じておられた坂口祐三郎氏が後年、”日本で一番信憑性の高い情報を発信し続けている”と言われる(本当か?)東スポのエロ・ページで、”秘貝占い師”(女性タレントの顔を見て、その”秘部”を予想&占う。)なるとんでもない肩書きで登場した際には、「赤影さん、夢を壊さないでくれー!」と叫んでしまったもの(笑)。白影も赤影も既に泉下の人なんですよね・・・。

「彼女がウルトラの母の人間体で在る緑のおばさんの役で『ウルトラマンタロウ』に登場していたのは知っているけれども、モモレンジャー(に変身する前の姿)もやってはいなかったでしょ。」最初書き込みを拝見した際そう思ったのですが、「ペギー葉山」さんでは無く、ペギー松山と書かれていたんですね。ペギー松山を演じておられた小牧リサさんは、TV版の「人間の証明」にも出演されていたのを記憶しています。そんな彼女ももう53歳になられているんですね。

悪役と言うと、仮面ライダー・シリーズの大幹部達は実に個性的だったと思います。「ゾル大佐、死神博士、地獄大使、ブラック将軍、ドクトルG、キバ男爵、ツバサ大僧正、ヨロイ元帥」等々、その姿形も然る事乍ら、ネーミングも抜群でした。ドクトルGの独特のイントネーションも良く真似をしたもの。ライダーごっこでは専らライダー役よりも、大幹部の役を望んで演じていた程でしたから(笑)。(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/aa5713a6addf2eca99aa6c4d5c98d8c0

女性の悪役と言えば曽我町子さん(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/bf916c43620f0bfff9d0b9d6b153e580)が一番印象に残っています。悪役と言っても、一寸間抜けで憎めない魔女系の役が多かったですね。

「死ね死ね団のテーマ」は歌詞が強烈でした。と言うよりも、「愛の戦士レインボーマン」自体が独特の”翳り”を持った作品でしたね。「死ね死ね団のテーマ」の作詞及び「愛の戦士レインボーマン」の原作を担当されたのが、政治評論家でも在った川内康範氏でしたから、その作品に時事性が深く反映されていたのも当然だったのかもしれません。
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遅ればせながら (o_sole_mio)
2007-02-14 23:07:28
遅ればせながら思わず、書き込んでしまいました。

物心ついたときからテレビっ子で、記憶として残っている最初のテレビ番組は「ウルトラマン」や「ジャングル大帝」などの手塚アニメです。

特に印象に残っているのはウルトラ警備隊のメカ、特にウルトラホーク1号の発射シーンです。地下の格納庫を移動し山がスライドして富士の裾野から飛び立つのは記憶に残っています。空中で3機に分かれるのも目新しかったと思います。

平成のウルトラマンシリーズでは、ウルトラマンティガの最終回が印象に残っています。たくさんの子供たちが光になって石と化して海中に沈んでいるティガと合体し、ティガが復活するというものです。個人的にはウルトラシリーズの最終回としてはウルトラセブンに匹敵する出来だったと思っています。

ヒロインは、アメリカ製のウルトラマンパワード(ケイン・コスギ主演)に登場する女性隊員2人(すみません、名前忘れました)を推薦します。特にパイロットの方がキュートでした。パワードのまったりした格闘シーンが何とも言えません。特に「ダダ」の回がお勧めです。

悪役はバルタン星人、メフィラス星人など初代ウルトラマンシリーズに出てきた凶悪宇宙人です。特にバルタン星人は主役を完全に食っている観もあります。

主題歌ですが、ウルトラマンを離れてマイティージャックです。これは懐かしの主題歌のような番組で映像と合わせて聞いてはまりました。
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