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① 「勝ちを消されたのもかなり在った。」
今季年俸1億4,600万円(推定)からダウン提示を受け、回答を保留したジャイアンツの高橋尚成投手。「査定の仕方、金額も納得しなかった。」とした上で、「(中継ぎに)勝ち(投手の権利)を消されたのもかなり在った。」と不満を口にしたとか。「ファンの為。」と散々口にし乍ら、実際には自分の事しか考えていない
御為倒しな選手よりは、「御金の為だけに野球してます。」と本音を口にする選手の方がまだましという思いは在るが、今回の高橋投手の“本音”は戴けない。必死で投げて勝ち投手の権利を掴み乍ら、継投した投手が失点した事で負け投手になればそりゃあ悔しいのは判るが、それを言ってしまったら自チームの選手達からの信頼は得られないだろう。昨年の素晴らしい成績(14勝4敗)ならば未だしも、「早いイニングでの大量失点を繰り返していた。」という“例年のイメージ”が在った今季(8勝5敗)では、「責任転嫁している。」と非難されても仕方無い。特に今季は山口鉄也投手や越智大祐投手投手といった若手の中継ぎ陣が獅子奮迅の働きを見せ、その結果レギュラー・シーズンでの優勝を手に入れたと言っても良く、そんな彼等を傷付ける言葉だと思う。不満を口にした背景には「生え抜き選手よりも外様選手を優遇している様なジャイアンツ」への腹立ちも在ったとは思うが、それを中継ぎ陣にぶつけるのではベテラン選手として失格。悔しさは在ろうが、それならば来季は「彼一人で完投出来る。」と首脳陣に思わせる投球をして、見返して欲しい。
② 日本に於ける無期刑の現実
「人には死刑を!! Part1&Part2」という記事でも表明した様に、自分は死刑制度に賛成の立場を採っている。その思いは今でも全く変わっていないが、無期刑に関してずっと誤解をしていた事が、「人には死刑を!! Part1&Part2」のコメント欄に佐々木大悟様が書いて下さった内容で判明。具体的にどういう事かと言えば、「無期刑と言っても、模範囚ならば大概は10数年で仮釈放される。」という認識が在ったのだが、実際には20年を超えての仮釈放が多いという事だった。
28日、法務省が「無期懲役判決を受けて服役している受刑者(無期懲役囚)に関する仮釈放申請の許否等に付いての調査」結果を発表したが、これは佐々木様の御指摘を裏付ける内容。1998年から2007年の10年間に出された114件の申請中、仮釈放が許可されたのは74人で、許可迄の入所期間は20~25年が半数以上(57%)を占めていたとか。刑法では「無期懲役の場合、10年以上の服役で仮釈放が可能になる。」と定めているが、実際には半数以上が最短期間の倍の年数を要している訳だ。又、同期間に“獄中死”した無期懲役囚の数は120人と言う。
今回の結果から「無期刑は非常に重い刑で在り、死刑を廃止して無期刑に処す事にすべき。」という声も出るだろうが、個人的には同意出来ない。「何時出られる判らない。」という苦しみは在ろうが、「死への恐怖」に比べたら軽いと思うからだ。情状酌量の余地が在る殺人も在ろうから、「殺人犯全てを死刑にすべき。」とは思わないが、「殺人を犯したら、“原則として”死刑。」というスタンスが自分は望ましいと思っている。「死刑廃止が世界の流れ。」という声も在ろうが、「世界の流れが絶対的に正しい。」という物でも無く、その国に適した別方法というのが在っても良いのではないか。
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① 「勝ちを消されたのもかなり在った。」
今季年俸1億4,600万円(推定)からダウン提示を受け、回答を保留したジャイアンツの高橋尚成投手。「査定の仕方、金額も納得しなかった。」とした上で、「(中継ぎに)勝ち(投手の権利)を消されたのもかなり在った。」と不満を口にしたとか。「ファンの為。」と散々口にし乍ら、実際には自分の事しか考えていない
御為倒しな選手よりは、「御金の為だけに野球してます。」と本音を口にする選手の方がまだましという思いは在るが、今回の高橋投手の“本音”は戴けない。必死で投げて勝ち投手の権利を掴み乍ら、継投した投手が失点した事で負け投手になればそりゃあ悔しいのは判るが、それを言ってしまったら自チームの選手達からの信頼は得られないだろう。昨年の素晴らしい成績(14勝4敗)ならば未だしも、「早いイニングでの大量失点を繰り返していた。」という“例年のイメージ”が在った今季(8勝5敗)では、「責任転嫁している。」と非難されても仕方無い。特に今季は山口鉄也投手や越智大祐投手投手といった若手の中継ぎ陣が獅子奮迅の働きを見せ、その結果レギュラー・シーズンでの優勝を手に入れたと言っても良く、そんな彼等を傷付ける言葉だと思う。不満を口にした背景には「生え抜き選手よりも外様選手を優遇している様なジャイアンツ」への腹立ちも在ったとは思うが、それを中継ぎ陣にぶつけるのではベテラン選手として失格。悔しさは在ろうが、それならば来季は「彼一人で完投出来る。」と首脳陣に思わせる投球をして、見返して欲しい。
② 日本に於ける無期刑の現実
「人には死刑を!! Part1&Part2」という記事でも表明した様に、自分は死刑制度に賛成の立場を採っている。その思いは今でも全く変わっていないが、無期刑に関してずっと誤解をしていた事が、「人には死刑を!! Part1&Part2」のコメント欄に佐々木大悟様が書いて下さった内容で判明。具体的にどういう事かと言えば、「無期刑と言っても、模範囚ならば大概は10数年で仮釈放される。」という認識が在ったのだが、実際には20年を超えての仮釈放が多いという事だった。
28日、法務省が「無期懲役判決を受けて服役している受刑者(無期懲役囚)に関する仮釈放申請の許否等に付いての調査」結果を発表したが、これは佐々木様の御指摘を裏付ける内容。1998年から2007年の10年間に出された114件の申請中、仮釈放が許可されたのは74人で、許可迄の入所期間は20~25年が半数以上(57%)を占めていたとか。刑法では「無期懲役の場合、10年以上の服役で仮釈放が可能になる。」と定めているが、実際には半数以上が最短期間の倍の年数を要している訳だ。又、同期間に“獄中死”した無期懲役囚の数は120人と言う。
今回の結果から「無期刑は非常に重い刑で在り、死刑を廃止して無期刑に処す事にすべき。」という声も出るだろうが、個人的には同意出来ない。「何時出られる判らない。」という苦しみは在ろうが、「死への恐怖」に比べたら軽いと思うからだ。情状酌量の余地が在る殺人も在ろうから、「殺人犯全てを死刑にすべき。」とは思わないが、「殺人を犯したら、“原則として”死刑。」というスタンスが自分は望ましいと思っている。「死刑廃止が世界の流れ。」という声も在ろうが、「世界の流れが絶対的に正しい。」という物でも無く、その国に適した別方法というのが在っても良いのではないか。
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無期刑で仮釈放になったとしても、「仮」というのが頭に付いている様に、あくまでも完全な釈放では無く、仮釈放後に事件を起こせば刑務所戻りになる可能性が“原則的に”一生続く。恩赦等により罪が軽減されない限りは、完全に自由の身という訳では無いのですが、万々が一仮死刑制度が廃されるならば、仮釈放が当該しない「絶対的終身刑」を設けるべきではないかと自分は思います。
御紹介戴いた記事を拝見しましたが、なかなか興味深い結果ですね。破壊王子様へのレスでも書かせて貰った様に、国状の違いというのが在りますので、一概に海外の結果が日本の場合でも当て嵌まるかどうかは何とも言えないものの、個人的には(自分の場合に置き換えて考えると)死刑制度が凶悪犯罪の抑止力足り得ていると思うし、仰る様に性善説では無く性悪説で対応していかないと、社会はカオスの方向へと向かってしまうのではないかという懸念が。
私は、その死がいつ訪れるか分からない死刑より、絶対死の恐怖がない無期懲役とは雲泥の差だと思います。
また、死刑反対論者の方のほとんどが、死刑廃止論だけで、無期懲役よりも重い終身刑の導入に全く触れないのには、合点がいきません。
死刑制度が果たして凶悪犯罪の抑止力に成り得ているのか?という問いは、日本だけでなく、欧米でももちろんあります。
そして、その答えの一つが、このような結果となりました(もちろん、反論する方もいらっしゃると思いますが)。
ttp://labaq.com/archives/50693235.html
殺人罪のみならず、一度罪を犯した者の再犯率は決して低くなく、加害者・被害者でない第三者が、新たな被害者となるケースも少なくないですね。
私は、「性善説」よりも「性悪説」の方が、よっぽど、マシだと思っております。
(何年、服役しようが、更正しない者はおり、更正を期待するよりも、自ら犯した罪を償う事の方が先だと思います)
死刑制度が果たして凶悪犯罪の抑止力に成り得ているのか?死刑制度の存廃を論じられる際、必ずと言って良い程俎上に上がる話ですね。海外の場合は云々といった例が提示されるケースも在りますが、そもそも国状が異なる訳で、それが果たして我が国でも合致するのかどうかは疑問。海外に於いて死刑制度が廃された事で、凶悪犯罪が増減どちらの場合(乃至は変わらない場合)でも、それは言えるでしょうね。
ムード“だけ”で語るのは自分も良いとは思いませんが、唯、“自身の身”に置き換え(想像し)て、「もし死刑制度が在るならば、自分が凶悪犯罪に手を染める抑止力に成り得るかどうか?」は各自が想像出来る訳で、それを以てして「死刑制度は必要or不要」という判断の“一要素”とするのは在りかと。それだけが全要素で在ってはまずいけれども・・・。
ムードだけで語られるとは、寒い時代でございます。
上で破壊王子様が書かれておられる事、至極論理的で正論だと思うんです。唯、世の中は正論だけでは納得出来ない事も在る訳で。
その考え方が正しいかどうかは別にして、「国家という第三者に、死刑という形で“復讐”を代行して貰っている。」という認識の人は、自分も含めて少なくないと思います。唯、「そうで在ったとしても、何から何迄OKというのもまずい。」という思いも心の何処かに在り、「刑法」という“縛り”で裁き、「どんな死刑囚でも、“一律に”同じ方法で死刑に処する。」という“折衷案”で多くが納得しているというのが実状ではないかと。死刑賛成派にして反対派にしても、結局は「人権」という“形が無い物”を“恣意的に”口にしているという面は在ると思います。
また刑罰とは何かといえば、国家が社会の秩序を安定させるためのものであって、被害者や遺族の復讐心を充足させるものではありません。もう一ついえば人権を守るために刑罰があるのではないのです。(国家が人権を認めているのはそのほうが統治に都合がいいからなのですがこれはまた別の話)
つまり公対個でしか発生し得ない人権問題は個対個では起こりえません。私権が侵されただけであり、かつ法にも触れるということです。かなりザックリとした言い方ですがね。
こう考えると「被害者の人権論」という、一見もっともらしい言葉がいかに奇天烈なものか、ここに集いし聡明な皆様は理解されると思います。
私は人権大好きなんていう国家主義者ではないので死刑は反対です。代わりに仇討ちを合法化していただきたい。
遺族の気持ちなんて言う人が、なんで国家に復讐の権利を渡したままで了とするのかさっぱりわからない。それで平気なんですか?アタシは我慢できる自信がありませんし。
また死刑を存続させるにしても、二人殺した者も、連続レイプ殺人者も、同じ手続きによる絞首刑です。賛成論者が誰も疑問をはさまないのは何故なのか?
放火殺人者は火炙り、大量殺人者には鋸引きなどの適用を誰もいわないことが不思議でなりません。
こういう状態で裁判員制度が始まるんですねえ。ある意味面白いです。
私も死刑存続に賛成ですし、基本は「目には目を」でよいと思っております。
(自分が犯した罪以上の罰を受けるのはどうかと思いますが、自分が犯した罪と同等の罰を受けるのは当然だと思います)
また、死刑反対論者には、死刑囚などの人権とか申す方もいらっしゃいますが、他人の事件を奪った者に、人権など片腹痛くなってしまうのですが。
自分の身内が殺されたり、死後レイプされるような事件を見ると、犯罪者の人権よりもまず、被害者の家族・友人の救済に力を注いでほしいと思うのですが、、、。
(死刑反対論者の方々に、被害者の家族・友人への配慮がほとんど見られないのは、何故なのでしょうね)
「世界遺産」というのは別にしても(笑)、我が国に在っては死刑制度を存続し続けて欲しいと思います。色々御意見は在りましょうが、社会秩序を保つ根本と成り得ていると思うし。
唯、為政者の都合で運営されてはならず、免罪を生み出さない環境作りと併せて、国民が注視していかなければならないでしょうね。
誰かさんが言ってるように「世界遺産」にしてもいいのでは?
思想や信条が人それぞれに異なって当り前の様に、死刑制度に関しても様々な御意見が在って当然かと思います。人の命を奪うという行為は非常に重い物で在り、殺された側の命の重さと同様、殺した側の命の重さも在る訳ですから。唯、それは理解した上でも、自分は死刑制度は必要だと思うんです。あくまでも私見に過ぎませんが。
高橋(尚)投手に関しては、「どうしちゃったんだろうなあ?」という思いが。派手なパフォーマンスを見せるものの、他者へのさり気無い気遣いが垣間見えていた彼だけに、今回の中継ぎ投手陣への心無いとも思える発言には、正直がっかりしました。先発投手をしている以上、ああいった不満が在るのは理解出来ますが、若い投手では無いのですから、もう少し考えて欲しかったです。
極悪非道な人に対しは、
生かしても仕方ないと思ったりもしますが、
命を奪うということは、
どうかなと。
話は変わりまして、
高橋尚投手ですが、
もうちょっと頑張れよと言いたいですね。
不満ばかりじゃいけません。
時の為政者が自身に不都合な人間の“抹殺”を図る為、虚偽の情報を流して一般国民の間に「あいつは許し難い!」という感情を作り上げて行く。そういった可能性が全くゼロで無いのは事実だし、死刑制度を導入している以上は「冤罪を生ませない。」というコンセンサスが国民の中に醸成されて行かなければならないのは言う迄も在りません。
進取精神は重要だけれども、闇雲に何でも取り入れるのは正しくない。例え相手が好きな対象で在ったとしても、是々非々で取捨選択して行く姿勢が重要でしょうね。
「冤罪だったら取り返しがつかない」
無実の人が死刑に処される。その可能性が完全にゼロ%になるのでない限り、死刑を認める気持ちにはとてもなれません……。
連続ひったくり犯の犯人が、初犯という事だけで執行猶予がついたり、1億円の窃盗犯の犯人も初犯というだけで、たった3年の実刑判決でした。
いったいどういやったら、窃盗の最高刑10年になるのでしょうか?
殺人に限らず、全ての刑罰が甘いと考えるのは僕だけではないような気がします。
巨人の中継ぎ陣ですが、西村も挙げてやって下さい。
故障で離脱するまで、阪神・久保田と二人で人外魔境を形成しかねない過投っぷりでございました…。