昨日、大魔神こと佐々木主浩投手が故郷でラスト登板し、生涯のライバルで在り親友でも在る清原和博選手との対決で、15年のプロ人生に幕を降ろした。
一流選手に在りがちなチーム内の”お山の大将”ぶりがやや過ぎた感じを受けたし、オフシーズンとはいえあのチャラチャラぶりが鼻に付いた所が在ったので、正直な所佐々木投手は好きな選手ではなかった。しかし、選手としての彼は間違いなく超一流で在ったし、素晴らしい選手として認識していたのも事実だった。相手がベイスターズの時ジャイアンツ・ファンで在る自分は、8回が終わった時点でジャイアンツが負けていれば、敗戦を100%覚悟するのが常だった。それだけ、彼のスピード在る直球と落差の在るフォークボールは脅威で在り、絶対的な抑えだった。
そんな素晴らしい選手だったからこそ、個人的には遅きに失した引退で晩節を汚した様に感じられ、それが非常に残念である。とは言え、彼が球界に残した偉大な功績は賞賛に値するし、素晴らしいプロの技術を見せてくれた事に心から感謝したい。本当に御疲れ様でした。
唯、昨日のラスト登板で気になったというか、憤りを感じた事が在った。ラスト登板そのものに付いてではない。2回裏無死1塁で打席は清原選手という場面で佐々木投手を登板させた牛島監督の采配には、佐々木投手の意向を汲んだ上、序盤に彼を投げさせる事で公式戦という真剣勝負の場を蔑ろにさせなかったという、実に行き届いた配慮が感じられ、敵将ながら天晴れであった。佐々木投手も往年の凄みは無かったものの、真摯に投げ込んだ4球は心打たれるものが在った。自分が憤りを感じたのは、打席に立っていた清原選手の姿勢に在った。
以前、「清原発言とアンリトゥン・ルール」という記事を書いた。タイガースが大差をつけて勝っている状況で、藤川投手が2アウト満塁2-3のカウントから清原選手に対してストレートではなくフォークを投じて空振り三振に打ち取った事を、試合後に清原選手が批判した件で猛バッシングされたのだが、そんな彼を一部擁護した内容だった。だが、今回は厳しい目を向けざるを得ない。
昨日の佐々木投手との”対決”では、初球から3球目迄は全て直球勝負だった。ここからは、あくまでも自分にはそう見えたという話になってしまうが、初球の明らかにボールと判る球は別として、2&3球目のストライクとなった球は黙って見逃す程の際どいものでは全くなく、どう考えても振りに行く球だった。なのに、全く打つ素振りも見せずにアッサリと見逃し。そして、4球目は外に落ちるフォークだったが、往年の鋭さは感じられない全くのボール球に思えた。私見に過ぎないが、清原選手の美学が其処に働いていたのではないかと考える。つまり、ストレートを敢えて見逃して2ストライクとなった段階で、決め球であるフォークで豪快に三振する。八百長とは違う、ライバルの最後に花を持たせたいという美学だったのではないかと。それ程、素人目には露骨さを感じてしまう”打ち取られ方”だった。
事実の程は清原選手しか判らない。もし真剣に挑んであの結果だったのならば、清原選手のプロとしての衰えを思うだけだ。でも、仮に彼の美学に基づいてあの場面を”演出”したのだとしたら、それに付き合わされたファンは幸せだったのだろうか?少なくとも自分には、真剣勝負の場を汚された様で憤りの思いだけが残った。あれがオールスター等の”御祭り”の場で在ったならば、とやかく言うつもりは毛頭無い。公式戦という場で、尚且つ優勝チームが決まった後の消化試合ではないにも拘わらず、演出したかの様なあざとさに腹が立つのだ。「涙の御対面」といった番組で、過剰に泣きの演出を繰り返すあの嫌な感じと何処か似ている気がした。
あの場面で清原選手が打とうが打ち取られようが、又、ジャイアンツが勝とうが負けようがそんな事を問題にしているのではない。美学に基づく演出ではなく、本当に真剣勝負だったのかどうかが引っ掛かるのだ。
嘗てタイガースのエースだった江夏豊投手は、奪三振の日本タイ記録及び新記録を、最大のライバルと目していた王貞治選手で決める事を心に誓い、実際に成し遂げた。江夏投手の熱き思いはマスメディアォ通して王選手にも伝わっていたが、プロとしての意地から相手に花を持たせるという意識は全くなく、両者共に真っ向勝負に挑んだという。だからこそ、その両者の姿はファンの心に深く刻まれているのではないか。
牛島監督の配慮と佐々木投手の真摯な投球を感じただけに、清原選手の姿に自分はガッカリさせられた。
一流選手に在りがちなチーム内の”お山の大将”ぶりがやや過ぎた感じを受けたし、オフシーズンとはいえあのチャラチャラぶりが鼻に付いた所が在ったので、正直な所佐々木投手は好きな選手ではなかった。しかし、選手としての彼は間違いなく超一流で在ったし、素晴らしい選手として認識していたのも事実だった。相手がベイスターズの時ジャイアンツ・ファンで在る自分は、8回が終わった時点でジャイアンツが負けていれば、敗戦を100%覚悟するのが常だった。それだけ、彼のスピード在る直球と落差の在るフォークボールは脅威で在り、絶対的な抑えだった。
そんな素晴らしい選手だったからこそ、個人的には遅きに失した引退で晩節を汚した様に感じられ、それが非常に残念である。とは言え、彼が球界に残した偉大な功績は賞賛に値するし、素晴らしいプロの技術を見せてくれた事に心から感謝したい。本当に御疲れ様でした。
唯、昨日のラスト登板で気になったというか、憤りを感じた事が在った。ラスト登板そのものに付いてではない。2回裏無死1塁で打席は清原選手という場面で佐々木投手を登板させた牛島監督の采配には、佐々木投手の意向を汲んだ上、序盤に彼を投げさせる事で公式戦という真剣勝負の場を蔑ろにさせなかったという、実に行き届いた配慮が感じられ、敵将ながら天晴れであった。佐々木投手も往年の凄みは無かったものの、真摯に投げ込んだ4球は心打たれるものが在った。自分が憤りを感じたのは、打席に立っていた清原選手の姿勢に在った。
以前、「清原発言とアンリトゥン・ルール」という記事を書いた。タイガースが大差をつけて勝っている状況で、藤川投手が2アウト満塁2-3のカウントから清原選手に対してストレートではなくフォークを投じて空振り三振に打ち取った事を、試合後に清原選手が批判した件で猛バッシングされたのだが、そんな彼を一部擁護した内容だった。だが、今回は厳しい目を向けざるを得ない。
昨日の佐々木投手との”対決”では、初球から3球目迄は全て直球勝負だった。ここからは、あくまでも自分にはそう見えたという話になってしまうが、初球の明らかにボールと判る球は別として、2&3球目のストライクとなった球は黙って見逃す程の際どいものでは全くなく、どう考えても振りに行く球だった。なのに、全く打つ素振りも見せずにアッサリと見逃し。そして、4球目は外に落ちるフォークだったが、往年の鋭さは感じられない全くのボール球に思えた。私見に過ぎないが、清原選手の美学が其処に働いていたのではないかと考える。つまり、ストレートを敢えて見逃して2ストライクとなった段階で、決め球であるフォークで豪快に三振する。八百長とは違う、ライバルの最後に花を持たせたいという美学だったのではないかと。それ程、素人目には露骨さを感じてしまう”打ち取られ方”だった。
事実の程は清原選手しか判らない。もし真剣に挑んであの結果だったのならば、清原選手のプロとしての衰えを思うだけだ。でも、仮に彼の美学に基づいてあの場面を”演出”したのだとしたら、それに付き合わされたファンは幸せだったのだろうか?少なくとも自分には、真剣勝負の場を汚された様で憤りの思いだけが残った。あれがオールスター等の”御祭り”の場で在ったならば、とやかく言うつもりは毛頭無い。公式戦という場で、尚且つ優勝チームが決まった後の消化試合ではないにも拘わらず、演出したかの様なあざとさに腹が立つのだ。「涙の御対面」といった番組で、過剰に泣きの演出を繰り返すあの嫌な感じと何処か似ている気がした。
あの場面で清原選手が打とうが打ち取られようが、又、ジャイアンツが勝とうが負けようがそんな事を問題にしているのではない。美学に基づく演出ではなく、本当に真剣勝負だったのかどうかが引っ掛かるのだ。
嘗てタイガースのエースだった江夏豊投手は、奪三振の日本タイ記録及び新記録を、最大のライバルと目していた王貞治選手で決める事を心に誓い、実際に成し遂げた。江夏投手の熱き思いはマスメディアォ通して王選手にも伝わっていたが、プロとしての意地から相手に花を持たせるという意識は全くなく、両者共に真っ向勝負に挑んだという。だからこそ、その両者の姿はファンの心に深く刻まれているのではないか。
牛島監督の配慮と佐々木投手の真摯な投球を感じただけに、清原選手の姿に自分はガッカリさせられた。
タイミングを逸した感もありますが、件の「斎藤、槇原、村田の引退」の試合は、まだ消化試合ではなかったです。
引退セレモニーから約1週間後、スワローズが優勝しました。
ジャイアンツは結局2位。
実質的には消化試合ですけどね。
わずかに残った優勝の可能性よりも、長嶋勇退が優先された結果なのでした。
今回の佐々木-清原はどうでも良いです。
両チームともすでに消化試合であることを認めたというだけのことですね。
ファンの方はかわいそうですが。
確かに高知FDの場合、廣岡達郎氏や、土井正三氏、八木沢壮六氏などが巡回コーチとして名を連ねています。ですが、現状はというと、現場で選手に直接指導したりというのは、リーグ発足当初のみで、公式戦が始まってからは聞かないですね。まあ、監督やコーチが電話などで起用法や、指導法の相談しているということはあるかもしれませんが。
今日より『四国アイランドリーグの試合結果や注目選手の特集』などのカテゴリーを追加しました。とりあえず今回は現時点までのチーム勝敗表と、右サイドバーに各チームの選手名鑑のコーナーを作成しました。
各チームプロ野球が秋季キャンプシーズンになれば、『よさこいリーグ』(若手育成を主眼とするリーグ)も始まるので、後々記事に書きたいと思っています。
清原も2軍に落ちてしまいますね。私は子供の頃から(クロマティがいた頃)ジャイアンツのファンだったのですが、最近はどうもダメです。(ジャイアンツファンの方、ごめんなさい)清原も昔の方がよかった。今のあの髪、あのピアス、「男気」「番長」という言葉には結びつかないものだと思います。「男気」「番長」と言うのなら、大切な相手にはせめて真剣勝負をするべきでしょう。”お決まり”なんて気にする方がおかしい。ファッションも「そんなもん、なんじゃい!」とするものではないのでしょうか。それとも、私の「男気・番長」という言葉のイメージが古いのかしら?
とにかく、そんな形で終わった佐々木投手は後を振り返ったときどうなのかな?あー、いい試合だったと思えるのだろうか。そんなことを考えずにはいられません。
野球に関心の無い方で在れば、当然の御意見だと思います。自分もサッカーの事だったら、同じ思いをしたと思いますし(笑)。
これからも宜しく御願い致します。
井上和香なら知ってるけど。(失礼)
波紋を呼んだ藤川投手への発言に、清原選手を”一部”擁護しました。今回もそうですが、彼は人一倍に己の美学を大事にしている選手なのでしょう。其処に増長を感じる人も居れば、天衣無縫なだけと捉える人も居ると思います。(自分の場合は、どちらも感じられてしまうのですが。)
清原選手はジャイアンツに入団した事で、すごろくで言えば”上がり”の境地に達してしまったのではないかと思ったりもします。プロで在る以上、魅せる事も間違いなく重要ですが、”個人的には”たぬ坊様が書かれている様に真剣勝負の妙をもっと見せて欲しいですね。
これからも宜しく御願い致します。
西武優勝のときも感涙に臥せっていたし(試合中だぞって怒った事を覚えています)
最近の彼は黒人選手にでもなりたいようで、日焼けサロンは百歩譲っても、ピアスはね~。
番長だ、ブシドーだと見てくればかり気にして威張りちらしていないで、プロ意識をもってファンサービスしてくださいって言いたいです。もちろんサーカスのピエロじゃないので、真剣勝負って意味で。
個人の資質の問題もあると思いますが、西武にずっといたほうが増長せずに彼にとってはよかったような気が今もしています。
確かにあの両選手は癖が強いですね。上記しましたが、昔から一流選手はお山の大将的な所が多かれ少なかれ在るもので(名球界の400勝投手を見れば良く御判りとは思いますが(笑)。)、だからこそ自らの能力を誰彼憚る事無く最大限に発揮出来るというのも在るかと。
消化試合での”演出”で在れば、昔からも在ったと思うんです。りす。様が御指摘されている斎藤&槇原両投手のラスト登板での三者三振なんかもそうですよね。でも、打者が上手く演じていました(笑)。その意味では、清原選手の演出が上手くなかったというか、それが彼の愚直な迄のピュアさの表れなのかもしれませんが。
何でもジャイアンツの最終戦のチケットが売れているとか。何の因果か最終戦がドーム球場で、其処で清原選手や桑田投手の引退セレモニーが組まれるのではないかと噂になっているとか。ジャイアンツ・ファンとしては色んな意味で複雑な話です・・・。
清原は先日7番に入れられてふて腐れていたようですが、何様のつもりやら。先輩の秋山は、1番でも8番でも、送りバントのサインが出ても、仁先生に間違われて講演に呼ばれても、黙々と仕事をしていたのに。
今回の件、茶番といわれても仕方ないと思います。しかし、清原は本気で泣いていましたね。自分の感情に正直な点が、ある種魅力なのかもしれません。
地元とはいえ、佐々木はなぜ仙台に固執したのか、何か事情がわかれば感想が変わるかも。しかしなにやら横浜でも引退登板するとの話。最後の対戦相手は古田?私としては中日戦で、長らくバッテリーを組んだ谷繁がいいな。彼の槇原に対する「はなむけ三振」ぶりはなかなか「上手かった」し。
チームは確かに最下位争いまっしぐらのジャイアンツですが(笑)、どうしても”明日の無い”選手達の事を考えると、たかが1打席、たかが一人への投球と言ってしまうのは忍びないんですよね。出番が限られた選手が居る中で、敢えてこの段階で一打席&一人への投球を”演出”する必要が在ったのかどうか。偉大な選手のラスト登板だから目くじら立てるのも大人気ないとは判っているのですが、それならば”この時期”は明日の無い選手達にその機会を与えて欲しかったなあと。
又、日テレ系列のジャイアンツ戦中継の見直しは当然だと思います。決して視聴率至上主義では在りませんが(寧ろ視聴率至上主義に辟易としています。)、5%付近をウロウロしている視聴率では、どう考えても視聴者の多くのニーズは無いでしょう。他チームの中継を代わりに入れるのも在りでしょうが、それよりも交流戦を前半に纏めて行なうのではなく、半分に分けて後半に持って来る事で”中弛み”を無くすという選択も球界としては在りなのではないでしょうか。
①キヨVS佐々木は真剣勝負!
②わざと三振
のどちらかと思ってましたが、後者でした;
三振するなら、もう少し上手くやってほしかったです(^_^;)あれじゃ明らかすぎでしたね
それから。ついに日テレもナイター中継を見直しましたね。当然と言えば当然でしょう。ここ迄きたら「竜虎戦」や鷹やカモメの試合を放送したらいいのに、と思ってしまうのは私がジャイアンツファンでないからでしょうか(笑
この記事のコメントで、許す人のカキコがあって、それを読みなおしたら、そういうのもありなのかなって思っちゃいました。寛容になっちゃいました。
寛容になれば、戦争もおきないんだよ!
「イントレランス」ってそういう映画ですもんね。
見てみようかな。
ば○こう○ちさんのコメントって、いっつも勉強になります。ありがとうございますね(はぁと)&これからもなんか気づいたらご指導お願いしますね!
管理人さんのプロ野球が本当に好きな気持ち、そして、現在のプロ野球を憂いている気持ちがよく解りました。
ただ今回の佐々木の引退試合が本人の地元、仙台で行われた部分で、猶予し得る部分があってもいいのではないかと思います。
これが、他の場所で提供されたとしたならば、私も批判したでしょう。たとえ、横浜スタジアムであっても。
そして、王や長嶋がいたプロ野球隆盛の頃が果たして良い時代だったのでしょうか。
もし、プロ野球機構が巨人人気に胡坐をかかず、未来を見据えた構想を考え、ファンに夢を持たせ続けられるようなプランを実現していれば、現在の野球人気低落、プロ野球の堕落した姿は見ずに済んだのではないでしょうか。・・・と、偉そうな事言って済みません。
こちらこそ、これからもお互い、情報交換していきましょう。よろしくお願いします。
_(_^_)_
仰る様に、今回の件では人それぞれ様々な意見が在ると思います。こんな内容を書きながらも、清原選手の涙に不覚にもホロッと来てしまった自分ですので、あの対決を支持する声も判らなくもないんです。
唯、あれだけ素晴らしい実績を残して来た両選手だっただけに、何かTPOを取り違えてしまった様な気がして、それが本当に残念です。
これからも宜しく御願い致します。
今回の記事を書いている段階で、あの対決を支持する声が殆どで、自分の様な考えはごく少数派だろうなと考えていました。ですから正直な所、疑問視&否定的な意見が多く見られるというのは意外でした。
記事でも触れた様に、佐々木投手には良いイメージを持っていないのは事実です。マスメディア等を通じて得られる彼の悪評に自分も感化されてしまっているのかもしれませんが、どうしても身勝手な部分を強く感じてしまって。でも、これも記事で触れたのですが、過去から現在に到る迄、こういった”お山の大将”的な身勝手さを持った一流選手って多かったと思いますし、それだからこそ自分の持てる能力を最大限に発揮出来たという面も在ると思うんです。最近で言えば、松井(秀)選手の様な存在は極めて稀な存在かもしれません。
でも、選手としての佐々木投手や清原選手は本当に素晴らしい存在だと思いますし、畏敬の念も持っています。彼等の全盛期は本当に凄みを感じましたし、その試合中の一挙手一投足にどれだけ魅了させられた事か。それを思うと、その引退セレモニーは盛大にして上げて欲しいという思いは強いです。
唯、今回の場合は確かに優勝争いから脱落した状況とはいえ(笑)、優勝が決まっていない段階で執り行ったのはどうなのかなあという思いが在ります。又、上記しましたが、他の選手達(特に何時解雇されてもおかしくない選手。)や真剣勝負を望んでいたファンの存在が何処かに置き忘れられてしまった様な感が在って、その辺が残念でなりませんでした。
後、記憶違いでしたら申し訳ないのですが、斎藤投手や槙原投手の時の三者三振は確か優勝が決まった後の消化ゲームの中の事ではなかったでしょうか?消化ゲームや(これも上記しましたが)江夏投手等の有志が企画した引退試合で在れば、未だ個人的には理解出来るんです。(あの三者三振も、”儀式”としては判るのですが、個人的にはジャイアンツ・ファンでの立場でも逆に白けてしまった思いが在りました。)
信者扱いだなんてとんでもないです(笑)。こういった話には、何が正しくて何が誤りだなんていうものはないと思っています。超一流選手の誰もが覚えているプレーを一番感動したシーンとして記憶している人も居れば、無名に近い選手の一つのプレーを何時迄も記憶の中に留めている人も居るでしょう。色んな考えが在る様に、色んな感じ方が在って当然だと思います。ですから、信者扱いだなんて思わないで下さいね。
色々な方のブログを拝見させて頂きました。
美談か茶番か・・・。 事実は当事者のみが知るコトで、我々ファンの感想はそれぞれだと思います。
ワタクシは失望しましたけど。
普段は小泉首相を批判し、先だっては清原選手の”暗黙のルール”を一部擁護した自分が、ここ数日は逆の立場を採らざるを得なかった皮肉を感じておりましたが、アンチ清原の久保課長様も”ねじれ現象”を起こすとは(笑)。
確かに全盛期の彼等を知っている身からすると、どうしても最後迄真剣勝負に拘って欲しかったなあという思いが在るんです。力の衰えを考えた場合、それが酷な事なのは判ってはいるのですが、それでも”現状でベスト”な真剣勝負を最後に見せて欲しかったなあと。
又、両者共に選手として偉大な存在で在った事は認めているからこそ、この段階であの形を採った事が残念でならない。偉大な選手で在っても、各々のチームは彼等だけのものではなく、一打席一打席、又は一球一球に選手生命を賭けている他の選手達や、真剣勝負を望んでいるファンのものでも在ると思うのです。その事を考え合わせると、残念な気がしてなりません。
牛島監督とベイスターズに関しては、悩んだ末の苦渋の決断だったのではないかと同情心を持っております。この段階でああいった形を採る事が、多少の批判を生むで在ろう事は予想していたでしょうし、上記した様に他の選手達の事も考えると、現場の指揮官として牛島監督もさぞかし悩まれた事ではないかと思います。(ベイスターズの親会社であるTBSにとっても、試合が日テレ系列で放送される事や、主催ゲームでなかった事からも、「何でこの試合でなんだ?」という思いは在ったでしょう。)
とは言え、佐々木投手がベイスターズに残した功績が大きいのも事実で、何とかそれに報いて上げたいという思いとの鬩ぎ合いの結果が、あの形だったのではないかと。同じストッパーを務めて来た牛島監督ですから、余計にその思いは強かったのではないでしょうか。それに、試合前に牛島監督がわざわざ堀内監督を訪問して、「迷惑を御掛けしますが、宜しく御願いします。」と仁義を切られていたのも、敵将ながら素晴らしい配慮だったと思います。
他の選手達や真剣勝負(これは対決のみならず、試合自体も含みますが。)を期待していたファンに対しては、自分もどうだったのだろうかという思いは在ります。そして、真剣勝負に拘って来た両選手だけに、あそこで”儀式的”な事に終始するのではなく、最後の真剣勝負で在ったならば自分もこれ程失望する事はなかったと思います。
これからも宜しく御願い致します。
「これは反論&異論がドッサリ来るだろうなあ。」と思いながら記事を書く事が多々在ります。そもそも自らの偏った主張をしているブログですので、異論&反論は大歓迎なのですが、今回の記事もかなりの異論&反論が来るで在ろう事を予想しておりましたので、聊か意外な思いをしております(笑)。
今回のラスト登板に付いては、様々な意見が在ると思います。「魅せるのもプロなのだから、佐々木投手と清原選手の対決は例え演出の部分が在ったとしても、それはそれで良かったのではないか。」という意見も判る部分が在ります。
唯、(両チームのファンには申し訳無いのですが)優勝争いから脱落したチームとはいえ、公式戦、それも未だ優勝が決していない段階でああいった形を採るのはどうだったのだろうかという思いはどうしても消えないのです。あれが、優勝決定した後の消化ゲームで在れば未だ判るんです。でも、この段階で行なうのは一寸違うのではないかと。
佐々木投手も清原選手も、一人のプロ野球選手としては凄い存在だと思っておりますし、野球を愛する人間として高く評価している選手です。とは言え、ジャイアンツは清原選手だけのチームではないし、ベイスターズも佐々木投手だけのチームではないと思うのです。たかが一打席なのかもしれませんが、その一打席に選手生命を賭けている選手は多く居ます。若手選手もそうですが、今オフに解雇される可能性の高いベテラン選手にとっては非常に重みを持つ一打席でしょう。それを、優勝が決まった後の消化ゲームなら未だしも、そうでない段階でああいった形で使われる事に、生き残りをかけた選手達はどう思うのでしょうか。又、純粋に真剣勝負を堪能したいファンも居るはずで、そういった人々の事は置き去りにされてしまった感も在ります。
重複しますが、あれが本当の意味での(と書くのも妙な話ですが(笑)。)消化ゲームでの出来事だったならば納得出来るんです。又は、嘗てタイガースの江夏投手やジャイアンツの西本投手の引退試合の様に、有志が集まって行なった様なもので在れば、どんな内容で在ろうが構わないと思っています。そうでない今回の様な形は、言葉は良くないのですが清原選手と佐々木投手のマスターベーションに付き合わされた様な感じがしてしまうんです。
魅せる野球も間違いなく必要です。勝敗だけに固執した野球はつまらないとも思います。しかし、”真剣なプレーの中で生まれた”魅せる部分は何時迄も記憶に残るのでしょうが、残念ながら今回の対決はそういったものではなかった様に自分には思えました。これは、佐々木投手及び清原選手の全盛期をリアルタイムで見続け、その凄みに畏敬の念をも持っているだけに、余計にそう感じたのかもしれません。
清原選手、佐々木選手のイメージの悪さからか、疑問視する声が多く見られますね。
でも、私はあれでよかったと思います。
正直言って、巨人も横浜も優勝の目なんてありませんから。
(横浜ファンの方、すみません)
熾烈な「Aクラス争い」に、一つスパイスを加えたとでも思えば…
清原選手の見逃しは、オールスター戦の第二打席、松坂投手との対戦と同じだと思います。
最後はフォークボールが来ることは、素人でも分かります。
球種が分かっている、そんな打者有利の対戦であれば、せめて一球勝負。
フルスイングで応えたかったのだと思います。
あれ、フォークが思いっきり外角に行ってしまったので、八百長臭さが増しただけだと思います。
いいところに決まっていれば、見方も変わってくるのではないでしょうか。
所詮は結果論、投手の引退当番には三振するというのが、暗黙のルールみたいですからね。
清原選手も、打つ気はなかったでしょう。
斎藤投手と槙原投手の時も、確か三者三振だったのでは?
あの時も、相手打者は明らかに無茶振りしてましたもの。
それが清原選手、佐々木選手になるとこの叩かれよう。
アンチの多い両選手。
三振しようがホームランをぶちかまそうが、消化試合になってからやろうが、どうせ何かケチをつけられたでしょう。
マスコミが、そういうイメージを植えつけましたから。
彼らほど、マスコミに踊らされ(本人達にも問題行動はありますが)傷つけられたスポーツ選手もいないでしょう。
佐々木投手も、ワガママであると自覚しているみたいですし、最後くらいは叩かずに、苦笑まじりでもいいから笑って見送ってやりたいと思うのは、やはり信者扱いされてしまうんでしょうか…
超久々にプロ野球ネタしかも試合中のという記事でしたがw。
完全に花を持たされ演出されたマウンドに何の価値があるのでしょう?始球式ででもやっていればいいんです。故障だらけの佐々木は悲劇の選手だったと思うがプロとして終わって欲しかったです。
確かに清原選手の打つ気の無さは伺えましたが、元々誰かの引退試合はそういうものと思っているのでそれ程の違和感はありませんでした。
試合も走者を一塁に置くという状況下もありましたが、仰るとおり、試合の行方への影響が比較的少ない序盤という事で、全体的に後腐れはなかったと見ています。
むしろ清原選手が一打席を犠牲にしてまで功労者の佐々木投手の為に花道を作ったと捉えています。
スポーツとは言え真剣勝負だけでなく、相手の為に誰かが引き立て役になる場面があっても良いのではないかと思います。
まあ近年の清原選手の言動には呆れる事も多い私ですが、今回は責めなくても良いかなと・・・。
大リーグの試合って。もうすく何本達成ってときに、けん制をしないじゃないですか、日本って、たまに「勝負しろよぉ~」って思うときがいっぱいあります。
なんかガッカリです。そういうのって。
プライベートや引退までの経緯のゴタゴタで、さらに印象悪くした佐々木やったけんど、昨日の清原の涙で、多少はダーティーな印象は薄まったんやないろうか。清原様さまちゅうとこやろうね。
私としては、今の佐々木を公式戦で投げさせること自体が「演出」だと思うので、あの場面で清原が「茶番」で三振したことには特に疑問を抱きません。もちろん公式戦では真剣勝負が前提です。ただ、あのような誰がどう見ても「作られた」シチュエーションではそれも例外なのかなと。もちろん、野球ファンとしてあの二人の最後の対決はガチンコでやってもらいたかったのがホンネですけど、現在の彼らにそれを望むのは酷なのかなってのもあります。
アンチ清原の私ですが、珍しく擁護することになってしまいましたね。
あの球は、女の私でも見逃します。
涙で誤魔化さずに真剣勝負をして欲しかったです。
佐々木と牛島監督含め横浜ベイスターズ球団もでしょう。
真剣にプレイをしている他の選手や、
真剣に応援しているすべてのプロ野球ファンに
対して失礼極まりない行為だと思う。
今日のベイスターズの1安打敗戦は、
そのような茶番劇に対するベイスターズナインの
ささやかな反抗だ(としたらいいんだけどな。)
清原の結果にどうしても納得のいく答えが見つからずできませんでした
涙を見せるくらいならキヨならば
ファンとしては
3球目のド真ん中をHRしてやるぐらいの男気が見たかった
おっしゃるとおり全盛期の佐々木が上がったら負けを覚悟
ゆえに石井とかがHRした時には狂喜したものでしたもんです
見えているボール球を空振り
今季の巨人ファンがドンドン離れていくのはそんな姿勢からも見え隠れします
*ウチで巨人の記事を書いていない現状ですのでこちらでお願いします