ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

適任なのだろうか?

2005年08月12日 | 時事ネタ関連
ここ数日のニュース番組は、郵政民営化を巡るゴタゴタ劇を延々と報じている。この問題に付いては、別記事で私見を書いたので此処では触れないが、ワイドショー的な見方をすると反対派の議員の個性の強さが光っている気がする。和泉節子さんにソックリな亀井静香氏(結構、あの我の強さが個人的には好きだったりもするのだが。)も堪らない個性派だが、今最も注目しているのが反対派のドンとも呼ばれる綿貫民輔 氏。何とも個性的なルックスで以前より気になる存在では在ったのだが、ずっと誰かに似ている様な気がしてならなかった。ピグミーマーモセットヨーダの様な愛くるしさにも似ていない気もしないが、もっと似ている誰かが居た様な・・・。喉奥に刺さった魚の骨の様に気になって仕方なかったのだが、ふと一人の女性の顔が思い浮かんだ。「3年B組金八先生」の脚本家だった小山内美江子女史に激似ではないかと。

冗談はさておき、来るべき衆院選挙に向けて政界は激動の日々を送っている。立候補者の名前も色々挙がって来ているのだが、先日亡くなられた永岡洋治議員の妻が弔い合戦で立候補とか、政界からの引退を仄めかした橋本元首相の妻が代わりに出馬するといった話も出ている。議員が亡くなったり引退した際に、その身内が地盤を引き継いで立候補するのは良く在る話では在るが、御両人に能力が在れば全く問題ないが、単に地盤を守りたいが為に身内が立候補という事で在れば、日本の政治の旧態依然とした状況は未だ未だ変わっていないのだなあと思ってしまう。まあ、実際に政策を立案しているのは官僚や政策秘書というのが現実なのだろうから、誰が議員になっても務まるのだと言われてしまえばそれ迄なのだが・・・。

「本当に適任なのだろうか?」という意味で言えば、先日文部科学省が発表した「指導力不足と認定された教員達」の実情もそんな感じだった。

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・ 40代の男性教員 - 大勢の前で話す事が苦手で、生徒の意見に対応出来ず、授業が成立しなかった。

・ 30代の小学校の男性教員 - 同僚や児童とコミュニケーションが取れず、授業をひたすら黒板に向って進める等、大勢の人間の前では緊張する為、通常の授業を持たせられなかった。

・ 50代の男性教員 - 生徒の反応を見ずに一方的に授業を進めたり、短絡的に怒鳴り付けたりした為、生徒や保護者から苦情が出た。

・ 音楽教員 - 生徒の前で歌えず、ビデオに頼って授業を進め、生徒に関わろうとしなかった。
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生徒、そしてその親達に疑問を感じる事が少なからず在るので、それが為に”心の病”を抱えて苦しんでいる教員達も居るとは思う。でも、そうではなく元々不適任だった教員も少なくないのではないだろうか。

教育は国家の根幹に関わる問題。だからこそ、教える側の教員達の責任も生半可なものではないだろう。教育界もイデオロギーに固執している場合ではなく、教員の適性という部分をもっと重視する時代に益々なって来ている。
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9 コメント

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コメントありがとうございます。 (分家屋治三郎)
2005-08-12 13:20:41
giants-55さんの仰り通りです。



小泉さんが、首相に就任して、早5年(ですよね?)今迄、首相らしい仕事をしてこなかった、歴代首相の怠慢の“ツケ”というか、“尻拭い”のために首相になったような人だなと、自分から望んでやっている事だから、気の毒だと思うのも筋違いと思いつつ、気の毒に見えてしまうんですよねぇ...なので、任期満了まで、“あんたさんがんばりなっせ!!”的感情を抱いてしまうのです。政治に興味がないといえば、嘘になりますが、如何せん...上手く文章に表現できないタイプなんでご了承下さいませ!!



綿貫さんが、小山内さんに見えてしまうのかぁ...

わかる様な気が致します(笑)

小山内さんの息子さんの利重剛氏にも何となく面差しが...似てますね。利重剛氏といえば、その昔TBSにて放映されていた、“誤算シリーズ”ってありましたよね!朧気にしか記憶がありませんが.....。まだ、十代の頃の村田雄浩氏も出演していた様な気がします。

いつも、軽薄なコメントにてすみません。
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連投にて失礼します。 (分家屋治三郎)
2005-08-12 13:50:35
「指導力不足の教員」についてですが、

私が、小学生~高校生にかけて考えてみると、giants-55さんが、箇条書きされている教員の実例を見て見ると、昔からこんな教師いましたよ!

今更、何騒いでんだって感じなんですけど、私が学生時代に騒いで頂きたかったなぁ...まぁこれも、今迄、臭い物に蓋をし過ぎた為のいや~な物が、溢れ出して来た結果なんでしょうけどね.....。



自動車の免許の様に、教員免許、医師免許、弁護士免許、すべて、更新制にしたらいいのにと本当に思いますよ!!ドクハラとか、教員による、暴力やセクハラなどが、メディアに取り沙汰される世の中になり久しいですが、これはこれでいい方向に向っている様な気がします。よく、このような職種の人間が、不祥事や事件を起すと、決まってコメンテーターなどが、「今の時代どうなっているのか?」「自覚のない人が多すぎる」と言っているようですが、結構昔から、犯罪スレスレな事やっていた教師いましたからね、私も“被害者”になってしまった事ありますから、他の教師に相談しても、「そんな事あるわけない!!」の一点張りでしたからね.....。この事は、とても長~くなりますので、ここまでにしときます。



選挙に立候補するのは、勝手ですが、票を入れてしまう有権者に問題というか、民度の問題なのでしょうか?60年もつづいた、表面的、安穏とした平和状態(本当はそうじゃなかったのだけども、日本人拉致など...)が、どうも腑抜けな日本人を増殖させたみたいですね...己さえよければ良いみたいな.....。

今迄の私の投票行動にも、反省すべきところはあるのですが、あの罪人の売国奴“辻元清美”が40万票近く、票が集まる事自体可笑しいですよね...選挙民の民度を向上させる方が、先かもしれません。

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政治テロ「小泉」 (自称「国士」)
2005-08-12 14:03:08
小泉首相の行動や言動、そして今回の反対票を投じた議員に対する報復を見ていると、小泉首相の独裁制が益々高まっていて、民衆の支持率の向上が後押しするようなことになれば、ひょっとしたらドイツナチスのヒットラーのような間違った方向へと国民を引っ張っていくような不気味さを感じませんか?

実際小泉首相に会ったこともあるのだが、所謂「人間の器」を肌で感じることが出来なかった。話しも人間性にも全く魅力を感じないのだ。

先日世間を騒がしたライブドア堀江貴文社長のニッポン放送株買占め騒動の政治バージョンで、まるでテレビゲームのように、密かに攻略法を発見し、その戦略を一人で決めてそれを実行し、邪魔するものは全て排除するという手法だ。現在の政治システムの不備を狙ったテロだ。

しかし解散後の選挙では間違いなく小泉の大勝になることは明白だし、国民やメディアの受けも益々アップしていくに違いない。その後の小泉内閣が取る行動にもの凄い危機感を感じてしまうのだ。
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>自称「国士」様 (giants-55)
2005-08-13 03:06:51
初めまして。書き込み有難うございました。



書き込んで下さった内容から、「嫌な予感」のコメント欄に御意見を頂戴した横浜の人様と同じ方と御見受け致しましたので、こちらの方にレスを付けさせて戴きます。



「ヒットラーの様だ。」というのは判ります。と言うのも、以前書いた記事で小泉手法をそう自分が書いた事が在るからです(~o^;;;。「大多数を占める守旧派に苛められる孤立無援の小泉首相」という対立軸を前面に打ち出し、国民の支持を高めた上で、その高い支持率を背景に法案をガンガン通す。歴代の首相で、これ程迄に多くの法案を通し続けた人物は居ないのではないでしょうか?あの大仁田議員も今回棄権した後に語ったコメントで、「今迄は意に沿わない法案も、小泉首相の為と思って賛成し続けて来た。」ととんでもない事を言っていました(笑)。大統領的な強権と言えるでしょう。多く通った法案の中には、その内容に疑問を覚えるものも在り、混迷を極めた社会の中で絶対的な正義と多くが信じて付き従ったヒットラーと同じ事になるのではないかと思ったのです。



しかし、今回の郵政民営化法案に付いては、小泉政権発足時から一貫して訴え続けていたものであり、且つその大根幹を成すものだと思っています。その政権下で当選して来た議員達で在るならば、大根幹で在るからこそ反対を表明するのはどうかと自分は思います。反意を示すのがいけないという事ではなく、この政権下で反意を示すので在れば、事前に離党するなりの仁義を切るべきではなかったかと。どうしても、今回の反対派の多くは既得権益を死守したいが為に、良い所取りしているだけの様に見えてしまうのです。



政治家には時として非情さが求められるでしょう。小泉首相の実像は判りませんが、私生活の部分から漏れ伝わって来る話(三男坊への対応等。)を考えると、非情さを感じない訳では在りません。しかし、政治家は私生活がどうで在ろうと、問われるのは政治の世界で何を成したかだと思っています。政治の世界で非情で在っても、それが長い目で見た場合、国益や国民の為になる事で在れば、それは評価したいと思います。



記事でも触れた様に、自分は小泉首相自身に対して冷めた目で見ています。唯、今回に付いては評価したいという、案件毎の是是非で捉えたいというのが自分の考えです。



これからも宜しく御願い致します。



P.S. 堀江手法との対比、自分も同じ事を思いました(笑)。
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Unknown (R-J)
2005-08-13 07:57:21
 おはようございます。

先日はコメントありがとうございました。

ところで、記事とは違う話なんですが、もしよろしかったら、このブログを自分のブログに『my favorite BLOG’s』としてリンクに貼らせてもらってよろしいでしょうか?
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Unknown (餅きなこ)
2005-08-13 08:09:56
 きなこもね、昔、人を指導をするお仕事をしてたことがあるのね。そのときにね、指導する以前に、自分がいろいろ勉強することが多かったの。プレゼン能力や聞く技術、いろんな人に対してのいろんなパターンなど、いろいろ勉強したの。楽しかったの。「人の上になる」なんて考えちゃダメね「人と並ぶ、もしくは、人の下になる」って気持ちを持って指導するときっといいかもね。

 でも、今の学校の先生は、昔に比べて大変そうですね。すんごく熱血でないと勤まらないし、下手すりゃ刺されるなんてことも(汗)

 みんなが「昔、きなこが、近所のおばちゃんに叱られていた、あの頃」に戻ってくれるとうれしいなぁ~
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政治家の妻が後継者・・ (ハムぞー)
2005-08-13 08:22:08
「とーちゃんが辞めればかーちゃんが出てくる」的な立候補なら勿論やめるべきです。



聞くところによると橋本氏の夫人は、派閥領袖や首相であった夫が「週末のお国入り」が出来ないのでずっと長年地元を守ってきた、典型的な政治家の妻だそうです。

よって下手な政治家よりも地元には浸透しているようです。



ただそれと政治能力と関係あるかは不明です。

(政治への能力がどうすれば選挙民にわかるかは、永遠のテーマなのでこのへんにして)
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>ハムぞー様 (giants-55)
2005-08-13 15:05:32
書き込み有難うございました。プロ野球のトピックスを主体にされておられるハムぞー様のブログに、余り無関係な書き込みをしてしまうのもどうかと思いましたので、今回はこちらにレスを付けさせて戴きます。



政治家の身内だろうが何だろうが、国益と国民の事を真に踏まえた揺ぎ無い信念&政策を持っているので在れば、どういう形で立候補しようと全く問題ないでしょうね。唯、良く知っている人だからとか、”ムラ意識”に基づいた調整能力が在るからという事で、その人間の立候補を推し進めたり支持したりするのは、本当に国益に適い、国民の為になるかは疑問です。



ハムぞー様の書かれておられる様に、どうすれば総合的な政治能力や信念が判断出来るかに付いては、有権者此処に様々な思想&見解が在るでしょうから難しい所では在りますが、少なくともどういう形で在れ政治に対して興味を持ち続ける事は必要ではないかと思います。
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訂正させて下さい。 (分家屋治三郎)
2005-08-16 18:25:39
毎日、暑くて仕方がありませんねぇ.....。

8月12日の私のコメントに、“売国奴”辻元清美の去年の参院選時の獲得票数に大変な間違いがありました。

もうひとりの“罪人立候補者”の獲得票数とごっちゃになっておりました。申し訳ありません。



×40万票近く、



○71万票でした。



しかし、小泉さんの“対抗馬”の人選が、“痛すぎ”です。giants-55さんが危惧しているような状況になってきましたねっ!もっと“まとも”な国政を考えている若者は沢山いると思うのですが、“知名度”というものは、そんなに“魅力”あるものでしょうか?

そう言う事でしか選挙民を魅きつける方法がないのでしょうか?やはり、選挙民の“民度”の問題の様な気がしてたまらなくなりました。
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