レッドソックスとの契約交渉が難航し、一時は「メジャー入りが御破算し、来季もライオンズに残留する事になるのでは?」との噂も飛び交った松坂大輔投手。何とか交渉期限ギリギリでレッドソックスへの入団が決定した。6年契約で総年俸は5,200万ドル(約60億8,000万円)とされているが、この金額に関しては「シーズンを通してメジャー選手と対戦した実績の無い選手に対して、余りにも常識外の金額だ。」、「日本のエースで在り、WBCの初代MVPに輝いた選手だから当然。」等、様々な意見が在ろう。個人としては、「年俸が幾らで在ろうが、大事なのは来季結果を残せるか否か。」と思っているので、松坂投手にはメジャーの打者達をバッサバッサと切り捨てる快刀乱麻の投球を期待したい。
メジャー行きを熱望するプロ野球選手は、今後も増えて行く事だろう。「より高いレベル(今のメジャーが全てに於いて、日本のプロ野球よりもレベルが高いとは思えないが。)で自分を試してみたい。」というアスリートとしての純粋な気持ちは在るだろう。はたまた、「プロ野球選手としての評価は対価として貰う年俸の高さで決まる訳で、より高い年俸を獲得する為に自分はメジャーを目指すのだ。」という考えも当然在るとは思う。後者の場合には「だったら『大事なファンの為に。』なんて御為倒しは口にしないで、本音を言えよ。」という気持ちは正直自分の中では在るものの、選手個々の考え方なのだからそれは尊重はしたい。
しかしどうしても受け容れ難いのは、「メジャー挑戦をぶち上げつつ、日本プロ野球を”保険”として考えている」様な選手。「現状に不満が在るので、”取り敢えず”メジャー行きを宣言してみるか。メジャーの何処かのチームが手を挙げてくれるかもしれないし、もし挙がらなければ日本プロ野球界で他のチームに行けば良いし。」此処迄の能天気さは無いにしても、そういった”匂い”を感じてしまう選手がここ数年チラホラ出て来ている気がする。
「メジャーで自分を試してみたい。」という強い気持ちが在るのならば、契約が纏まらなかったり、はたまた残念ながら力を発揮出来なっかたりで日本プロ野球に戻って来る形になっても自分は心からその選手を応援したいと思っている。でも、日本プロ野球を保険程度にしか考えていない様な選手には、全く応援したいという気持ちが湧かない。そういう選手に限って、「ファンの為に戻って来ました。」等という薄っぺらい言葉を口にするものだから、余計にウンザリしてしまう。
ルールを守った上でならばメジャーに挑戦しようが何だろうが、選手の意思を尊重するのは吝かでない。でも、”島国根性”と言われようが、日本プロ野球を出しに使う様な選手は唯腹立たしいだけだし、そんな選手がメジャーで必要されていないからといって、嬉々として大金を積んで獲得に走る様な日本のチームはどうかと思う。メジャー挑戦を口にする以上、選手には退路を断つ気持ちを持って欲しい。
メジャー行きを熱望するプロ野球選手は、今後も増えて行く事だろう。「より高いレベル(今のメジャーが全てに於いて、日本のプロ野球よりもレベルが高いとは思えないが。)で自分を試してみたい。」というアスリートとしての純粋な気持ちは在るだろう。はたまた、「プロ野球選手としての評価は対価として貰う年俸の高さで決まる訳で、より高い年俸を獲得する為に自分はメジャーを目指すのだ。」という考えも当然在るとは思う。後者の場合には「だったら『大事なファンの為に。』なんて御為倒しは口にしないで、本音を言えよ。」という気持ちは正直自分の中では在るものの、選手個々の考え方なのだからそれは尊重はしたい。
しかしどうしても受け容れ難いのは、「メジャー挑戦をぶち上げつつ、日本プロ野球を”保険”として考えている」様な選手。「現状に不満が在るので、”取り敢えず”メジャー行きを宣言してみるか。メジャーの何処かのチームが手を挙げてくれるかもしれないし、もし挙がらなければ日本プロ野球界で他のチームに行けば良いし。」此処迄の能天気さは無いにしても、そういった”匂い”を感じてしまう選手がここ数年チラホラ出て来ている気がする。
「メジャーで自分を試してみたい。」という強い気持ちが在るのならば、契約が纏まらなかったり、はたまた残念ながら力を発揮出来なっかたりで日本プロ野球に戻って来る形になっても自分は心からその選手を応援したいと思っている。でも、日本プロ野球を保険程度にしか考えていない様な選手には、全く応援したいという気持ちが湧かない。そういう選手に限って、「ファンの為に戻って来ました。」等という薄っぺらい言葉を口にするものだから、余計にウンザリしてしまう。
ルールを守った上でならばメジャーに挑戦しようが何だろうが、選手の意思を尊重するのは吝かでない。でも、”島国根性”と言われようが、日本プロ野球を出しに使う様な選手は唯腹立たしいだけだし、そんな選手がメジャーで必要されていないからといって、嬉々として大金を積んで獲得に走る様な日本のチームはどうかと思う。メジャー挑戦を口にする以上、選手には退路を断つ気持ちを持って欲しい。
交渉成立を受けて開かれた会見で記者が「夢が実現した感想は?」と尋ねた所、松坂投手は「叶わないのが夢。僕はずっと此処で投げられる事を信じて、目標にしてやって来た。だから今、此処に居るのだと思います。」とキッパリ答えていました。普通の人ならば「メジャー挑戦=夢」と考えてしまう中、やはり彼は怪物なのだなあと改めて感心させられた一幕でした。
これだけ強い気持ちが在るならば、どれだけ大きな期待を懸けられ様とも、その事で押し潰されてしまう様な選手ではないでしょう。寧ろ高額な年俸を勝ち得た事で、それすらも自らの力に変えてしまう男なのかもしれません。来季の活躍が楽しみです。
「日本のプロ野球の御蔭。」こういった言葉を聞くと嬉しいですね。中には「御前が言うか!」と言いたくなる様な選手も過去に居ましたが(苦笑)。
どの子にも、第1志望になりうるステキな日本球界になって欲しいです・・。大人の責任大きいです。
ただ年棒もそうですが様々な意味での環境面も大きいのではないでしょうか。ハード面で言えば「人工芝か天然芝か」は選手にとってとても大きい問題かと思います。かつでダイエー(当時)の村松選手がFAでオリックスに移籍した理由の一つが球場が天然芝だから、でした。現在はメジャーに比べて日本の球団が本拠地にしている球場で天然芝なのは広島市民球場など数が極めて限られています。トップクラスの選手の中にはそうした点も移籍するか否かの基準にする方もいるのではないでしょうか。
私的にはメジャーへ選手が「流出」するのは寂しい感情もありますがそれ程深刻な問題とも考えていません。新たなスターが出てくれば良いのですから、逆に言えばそうした選手が出てこない「層の薄さ」・「底辺拡大の不徹底」こそ問題ではと感じます。この辺りはプロとアマの溝が大きい影響でしょうか。
以前にも申したかとは思いますが、giants-55さんには申し訳ないのですが“一部の”ジャイアンツファンやタイガースファン(有名人のみでなく新聞やテレビに出る街角の方)が自分たちの贔屓の球団が“合法的”に他球団から選手を集めてくるのは全肯定なのに、自分たちの贔屓の球団の選手がメジャーへ行く動きをした時(我がままなのは除きます)に「日本球界が空洞化する」とさも「自分達の贔屓の球団の選手が出て行く事が嫌なのに、さも“日本球界の事”を考えているかのようなポーズをする」のが不愉快でしたから、世話になった球団から離れるにしても国内移籍よりも純粋にメジャー“挑戦”(田口選手のような選手)をする選手の方を応援してしまう傾向があります(笑)
幼少時、アメリカのバスケットボール・チームの名前がプリントされたバッグが同級生の間で人気を博しました。そのチームの詳細なぞ知らないばかりか、バスケットボールのルールすら良く知らない様なガキんちょ連中が、そういったバッグを競って持ったのは、「何となく格好良いから。」という思いからだった様に思います。大人になってもそういった感覚はゼロには為り得ず、個人的にはピンと来ないものの、「メジャー=格好良い」と捉える選手達も居るんでしょうね。
それとハード面の魅力、即ち実用的な魅力に惹かれてというのも確かに在るでしょう。こちらの理由ならば、上記の理由よりは自分にはしっくり来ます。
正直言ってジャイアンツ・ファンの多くは、無意識の内にというのも含めて、「ジャイアンツに来るのは当たり前。逆にジャイアンツから出て行く選手なぞは在り得ない。」という驕りが在ったと思います。自分はそういう意識を持っていなかった筈なのに、松井(秀)選手がメジャー行きを決めた際の大衝撃を思うと、心の中に少なからずそういった思いが在ったのだなあと思い知らされましたし。やはり松井(秀)選手の一件で、色々気付かされたジャイアンツ・ファンというのは少なくなかったのではないでしょうか。
唯、どうしても日本プロ野球界を”保険”の様に使う選手には、愛情を覚えないんですよね。そういった選手達に大枚叩いて獲得しているチーム(ジャイアンツが筆頭ですが^^;。)にも憤りを覚えますし。何よりも移籍先のチームに入団した喜びは判るのですが、だからと言って前所属先をあからさまに批判する様な選手は、ひいてはそのチームのファンをも侮辱している事になると自分は考えますので、正直応援したいという気持ちが湧きません。