ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

最後通牒

2017年10月11日 | スポーツ関連

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パ・リーグ

ホークス工藤公康監督(54歳)<4年目>

ライオンズ辻発彦監督(59歳)<2年目>

ゴールデンイーグルス梨田昌孝監督(64歳)<3年目>

バファローズ福良淳一監督(57歳)<4年目> 

ファイターズ栗山英樹監督(56歳)<7年目>

マリーンズ井口資仁監督(43歳)<1年目>

 

セ・リーグ

カープ緒方孝市監督(49歳)<4年目>

タイガーズ金本知憲監督(49歳)<3年目>

ベイスターズアレックス・ラミレス監督(43歳)<3年目>

ジャイアンツ高橋由伸監督(42歳)<3年目>

ドラゴンズ森繁和監督(63歳)<3年目>

スワローズ小川淳司監督(60歳)<1年目>

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来季NPB、監督の顔触れだ。年齢は来年4月1日時点での物で、<>内の年数は、其のチームで監督を務めている年数。別のチーム、又は同じチームで以前監督を務めていた場合、通算年数は加えていない。パ・リーグ監督の平均年齢は「55.5歳」、セ・リーグは「51歳」で、パ・リーグの方が4.5歳上となっている。一番若いのは高橋監督の「42歳」、逆に一番上なのは森監督の「63歳」。親子程の年齢差だ。

 

今季、パ・リーグはゴールデンイーグルスがずっと独走状態に在ったけれど、終盤、ホークスが一気に追い上げて逆転し、後は独走状態で優勝を決めた。又、セ・リーグに関して言えば、カープが独走状態の、優勝を決めた。詰まり、優勝争いに絡んだのは本の数チームで、残りの殆どのチームは低迷し続けていた感が在る。「低迷し続けていたチームは、物凄い連敗をした。」というのも、今季の特徴だろう。

 

そういうシーズンだったにも拘らず、今季限りで監督職を退く者が伊東勤氏と真中満氏の2人だけというのは、個人的に意外だった。結局、最下位に沈んだ2チームの監督だけという事で、残りの多くは「監督としての見切りを付ける3年目に到っていない。」というのが続投の理由だろう。

 

ジャイアンツ・ファンの自分は9月に、記事「今オフにジャイアンツがすべき事」でジャイアンツの再建策を記した。詳細其方を読んで戴きたいが、監督として2年間チームを優勝に導けなかった事から、「ヘッド・コーチと打撃コーチを中心に、コーチ陣の大幅な入れ替えは必須。」と考えていた。然し、昨日発表された所によると、ヘッド・コーチは村田真一氏が留任バッテリー・コーチを兼任。)、打撃コーチに吉村禎章氏が復帰(正確には打撃総合コーチ。)する等、極めて小幅な人事異動

 

今季、打撃陣の大不振(チャンスの打席で、“ど真ん中の球”をあっさり見逃し捲っていた小林誠司選手の打撃は、何とかならない物か。がチーム低迷の大きな要因となったので、打撃陣の建て直しにはヴェテラン指導者・内田順三氏(現在、ジャイアンツの二軍監督。)の配置転換を期待していた。正直、吉村氏では荷が重いと思う。

 

打撃コーチ以上に気になっていたのはヘッド・コーチ。高橋監督には“決断の遅さ”というのを感じており、過去2年間、作戦参謀としての役割を全く果たせなかった村田氏は、確実に“首と思っていたので、留任は余りにも意外だし、不満を感じている。

 

チーム事情から不本意な形で現役を引退させられ、ジャイアンツの監督に就任した経緯が在るだけに、高橋監督には厳しい目を向けられない自分。でも、来季に優勝を逃すとなると、流石に厳しい目を向けざるをない。「4年連続で優勝を逸する。」事になり、チームとしても当然“首”を突き付ける事だろう。厳しい状況に在るにも拘らず、最大の問題点で在るヘッド・コーチを留任させ、コーチ陣の人事異動も小幅にしたのも、チームとして高橋監督に最後通牒を突き付けたのも同然高橋監督には何とか頑張って貰いたいが、「現実は、非常に厳しいだろな。」というのが本音だ。


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