ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「新・三銃士」

2009年10月02日 | TV番組関連
当ブログを立ち上げて直ぐに「新八犬伝フォーエバー」という記事を書いたが、子供の頃に見たNHK連続TV人形劇「新八犬伝」(動画)が忘れられない。歴史物、SF物、伝奇物等々、様々な要素が取り入れられた実に面白い内容で、当時の子供達ばかりで無く、多くの大人達をも魅了する人形劇だった。

NHK連続TV人形劇シリーズとしては、それ以前に放送されていた「ひょっこりひょうたん島」()も見た記憶が在るけれど、最初から最後迄見続けた作品は「新八犬伝」が最初。辻村寿三郎氏が手掛けた人形達は子供心に妖艶さを感じたし(縮緬で作られた“肌”が、とても良かった。)、上記した様にストーリーも面白かった。

それ以降に放送された「真田十勇士」、「笛吹童子」、「紅孔雀」は全て見た。人形の材質は縮緬から木材へと変わって行ったけれど(人形の作り手も変わったので。)、人形達の魅力は変わらなく、どの作品も強く記憶に残っている。「紅孔雀」()の次に放送された「プリンプリン物語」(動画)は途中迄しか見なかったけれど、その次に放送された「人形劇 三国志」(動画)は全て見た。1993年から1994年にかけて放送された「人形歴史スペクタクル 平家物語」(動画)は何故か見落としてしまったのだが、数年前に発売されたDVD「人形劇クロニクルシリーズ」でその一部を見る事に。

因に「人形劇 三国志」は全話(全17巻)を、「新八犬伝」(劇場版も含め。)に「真田十勇士」、「笛吹童子」、「紅孔雀」、そして「人形歴史スペクタクル 平家物語」は一部収録分をDVD化された際に購入。それ程迄に人形劇が好きで、3年前に上映された人形アニメーション映画「死者の書」(動画)も観に行った。「病膏肓に入る」とは、この事かもしれない。

1994年に「人形歴史スペクタクル 平家物語」が最終回を迎えて以降、NHK連続TV人形劇は製作されて来なかったが、この程15年振りに新作が放送される事となった。10月12日(月)から放送開始となる「新・三銃士」がそれだ。脚色三谷幸喜氏というのは楽しみな半面不安も在るけれど(余りにも笑いに走ってしまうと、くどさを感じてしまう事も在るので。)、登場する人形達を見ると非常に魅力的。今からその放送が楽しみだ。

尚、10月6日(火)の18時~18時20分に掛けてNHK教育テレビで「カウントダウン! 新・三銃士(2)」が放送されるが、この中で「新八犬伝」の人形が登場すると言う。

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2 コメント

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Unknown (マヌケ)
2009-10-07 20:04:54
地方の町で人形浄瑠璃の伝統を継承するためにがんばるお年寄りや若者のドキュメンタリーを見たことがあります。 複雑な人形の操作や舞台セットの操作など、江戸時代からある技術を継承していくために大変な苦労があることを知りました。 バリ島の影絵のパフォーマンスもガムランの演奏や演者の発声などの伝統芸能などとも通じるものがあるように感じました。 欧米の人形劇との大きな違いは、欧米の場合は上からひもでつるした操り人形で、東洋の場合は縁の下から細い針金のような棒でしたから操るところでしょうか。 あと、東洋の場合は光と影の使い方が情緒的ですね。 「南総里見八犬伝」懐かしいですね。
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>マヌケ様 (giants-55)
2009-10-07 20:41:38
書き込み有難う御座いました。

「新・三銃士」の放送を来週に控え、教育テレビでは連日その“番宣”が放送されています。その中で世界各国の人形劇を紹介していたのですが、台湾のTV人形劇「布袋戲」というのは凄かったです。SFXが駆使されているばかりか、下手なカンフー映画をも遥かに凌ぐ激しいアクション・シーンの数々。これ迄の人形劇の概念が変わってしまう作品かもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=dzb9ivCXybc

「新八犬伝」は人形を操る黒衣(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%AD%90)が画面上に出て来たりと、人形浄瑠璃的な部分も結構在る作品でしたね。
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