ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

社会性の無い人達

2019年07月28日 | 其の他

祭り大好き人間なので、夏祭りが行われる7月下旬から8月は、ワクワクする時期だ。昨日は午後一と夜、2ヶ所の夏祭り会場を梯子して来たが、両方で不快な思いをする事に。

午後一に訪れた会場では、野菜が安く売られているコーナーが在った。其の中で、「100を支払うと、中位の大きさのレジ袋に、ピーマンを詰め込めるだけ詰め込んで良い。」という出店が。面白そうなので列に並ぶと、自分の2人前には70代位の高齢女性が。帽子にサングラス、タオルで頬被りという出で立ち

ケースにはピーマンが山積みされ、販売しているおっちゃんが「詰め込めるだけ詰め込んで貰って構いませんが、“サーヴィス品”ですし、並んでいる方も多いので、選り分ける事無く、上からどんどん詰めて行って下さい。」と御願いしていた。

そして、の高齢女性の番が回って来た。100円を放り投げる様に渡した彼女は、おっちゃんに「新しいピーマンを足しなさい!」と“命令”。目の前に置かれていたケースには、半分以上(恐らく300個近く。)もピーマンが入っているのにだ。「一杯入っていますが・・・。」と答えたおっちゃんに、「良いから、入れなさい!」と命令する彼女。

おっちゃんは仕方無く、新しいピーマンをどさっと足した。そうすると、彼女はピーマンを1個1個選り分け始めた。好みの物は袋に入れ、そうじゃ無い物はケースに“放り投げる”という繰り返しで、放り投げた中には、ケースから落ちて道路に転がる物も。

余りにも酷いので、おっちゃんが「先程も御願いしました様に、サーヴィス品ですし、並んでいる方も多い(其の時点で、彼女の後ろには7人が並び、順番を待っていた。)ので、選り分ける事無く、上からどんどん詰めて行って下さい。」と“御願い”するも、彼女は無視して選り分け続ける。

「御願いですから、選り分けないで、どんどん上から詰めて下さい。」、「話を聞いてます?選り分けないで下さい。」、「他の御客様の迷惑になりますから、選り分けるのは止めて下さい。」、そんな御願いを(大袈裟では無く)10回近く繰り返しても完全に無視をし、選り分けを止めない彼女。

流石に“切れた”おっちゃんは、「本当に他の御客様の迷惑だから、もう好い加減にして下さい!」と声を荒らげた所、「私は客よ!!御金も払ってるんだから、生意気言うんじゃないの!!」と大きな声で反論した彼女。そして、再び選り分け&放り投げ作業を始めたのだった。

其の後、4度程「もう結構です。決まりを守れないのなら、御帰り下さい。」とおっちゃんから言われ、漸く彼女は帰る素振りを見せたものの、再び戻って来て、選り分けをし様とした。「他の御客様が迷惑されてますから、好い加減にして下さい!!」とおっちゃんに言われ、「御客様に対する対応が出来てないわね!!」と捨て台詞を吐き、大量にピーマンが詰め込まれたレジ袋を持って、彼女は漸く去って行った。

彼女は耳が悪くておっちゃんの言ってる事が聞こえない訳では無く、「私は客なのだから、何をしても構わないでしょ!!」というスタンスなのだ。

そして、夜訪れた別の祭り会場での話。屋台自体がそんなに多く無いので、何の屋台も長蛇の列が出来ていた。御腹が空いていたので焼き蕎麦を売る屋台の列に並んだのだが、既に60人近くが待っていた。「購入する、恐らく近く待つだろうなあ。」と思い、前を改めて確認すると、自分の直ぐ前には、小学4年生位の大人しそうな男の子。そして、彼の前には、中学1年位の浴衣を着た女の子が2人。同級生と思われる彼女達は、スマホで御互いを撮り合ったり、大声でわあわあ騒いでいた。

前の列を全然見る事無く、横を向いて騒いでいたので、「前の連中が動いても、全く気付かないのではないか?」と懸念していたのだが、案の定、動いているのに全く気付いていなかった。「口煩く思われるのもだしなあ・・・。」と少しの間様子見していたのだが、後ろを振り返ると結構な人数が並んでいるし、彼女達の前は5人分位の間が空いてしまっていて、横入りの可能性も出て来たので、「前動いてますよ。」と彼女達に声を掛けたのだが・・・。

「何、此の人?」という表情を浮かべ、無言で前に動く2人。「あっ、済みません。」位、普通は言うだろうに。

そして、数分後、同級生と思われる女の子5人が彼女達のに来て、スマホを片手にわあわあ騒ぎ乍ら、当たり前の様に“横入り”して来たのだった。「注意しようかなあ。」とも思ったが、大人気無い気もしたので黙認

でも、其れからが、更に酷かった。彼女達7人が横を向いてわあわあ騒いでいるので、前の連中が動いても全く気付かない。彼女達の前には又、5人分位の間が空いただけでは無く、彼女達が列から外れてしまっているので、横から来た男性が「並んでませんよね?」と自分に確認して来た程。だから、彼女達に判る様に「並んでるんですけど、彼女達が前に詰めていないんですよ。」とはっきり言った所、彼女達は皆、無言で前に動いた。当然、誰一人「済みません。」を言う事も無く。

そんな感じで、実際に焼き蕎麦を購入する迄、合計で4回も彼女達に「前動いてますよ。」と注意した自分。全て「済みません。」の言葉も無く、何事も無かったかの様に無言で動いた彼女達。

「こんな連中を指導しなければいけない先生って、本当に大変だなあ。」と同情してしまった。当たり前の事が、当たり前に出来ない。こんなのは先生の責任では無く、親の責任だ。

上記した高齢女性といい、7人の女の子達といい、社会性欠落している様に思う。老若男女を問わず、きちんとしている人は本当にきちんとしている一方で、こういう社会性が欠落している人は、恐ろしい程に欠落している。余りにも極端に分かれて来ている気がして、将来が非常に不安。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2019-07-28 14:30:06
こんにちは
中学生はともかく70代女性でそんな人が本当に要るとは驚きです。
男性ではときどき、元の勤め先での地位を忘れられない「俺さま」がいると聞きますが・・・。
お客様は神様と本気で信じてる人がいるとは情けないです。
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>悠々遊様 (giants-55)
2019-07-28 14:41:44
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

自分が中学生だった頃を思い返せば、決して偉そうな事は言えませんが、でも、自分を含めて、あんなにも酷くは無かった。

とは言え、まあ子供の行為ですから、看過出来なくも無いのですが、件の高齢女性の行為は、本当に吃驚させられました。1~2回の注意なら未だしも、冗談では無く14回程注意されても“ガン無視”なのですから。

何等かの“病気”の可能性も考えられますけれど、少なくとも彼女の根底には「客は偉いんだ!!」という思いが感じられました。とんでもない勘違いなんですけどね。

彼女が去った後、「大変でしたね。」とか「酷いですね。」とおっちゃんに労りの声を掛ける方が何人か居られたのは、救いでしたけれど。
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