
四半世紀以上前、「生物が一日一種消えてゆく - 滅びの動物学」という本を読んで衝撃を受けた。そして5年前、「1970年~2000年の30年間で、地球上の生物の内40%が死に絶えた。」というニュースを目にして、生態系が確実に崩壊して行っている事を再認識させられたのだが、とは言え身近な動物達が消えて行っている訳でも無く、現実感が100%という訳では無かった。しかし・・・。
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「スズメ:国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明」(2月3日、毎日新聞)
国内の雀の生息数が1,800万羽に留まる事が、立教大理学部の三上修・特別研究員の調査で判った。餌場の田畑と、巣を作る木造家屋の減少等により、最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したと見られる。雀の生息数を全国レベルで推計した調査は初めて。
調査は2008年5、6月に実施。気候の偏り等を考慮して秋田、埼玉、熊本の3県を調査地に選び、住宅地▽農村▽森林--等五つの生息環境に付いて巣の平均密度を算出。国土交通省が持つ建物用地や森林等の面積データとの比率を基に、巣は全国に約900万個在り、個体数は番で約1,800万羽と推定した。
減少率は農作物の被害面積や、有害鳥獣駆除数の推移等から推定。個体数は1990年以降80~50%程度減り、1960年頃との比較では10分の1になった可能性も在ると結論付けた。
三上特別研究員は「未だ保全の緊急性が高いとは言えないが、個体数の変化をモニタリングし、減少の原因を突き止める必要が在る。」と話している。
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半世紀前の事は判らないが、少なくともこの20年足らずの間に雀が最大で80%も減少した可能性が在るというのは驚きだ。唯、そうは言われても「そんなに減ってる!?」という疑念も在る。特に注意して見ている訳では無いが、身の回りから雀が減っているという感じはしないからだ。身近過ぎるからこそ、意外と気付いていないという可能性も在るが。
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「スズメ:国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明」(2月3日、毎日新聞)
国内の雀の生息数が1,800万羽に留まる事が、立教大理学部の三上修・特別研究員の調査で判った。餌場の田畑と、巣を作る木造家屋の減少等により、最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したと見られる。雀の生息数を全国レベルで推計した調査は初めて。
調査は2008年5、6月に実施。気候の偏り等を考慮して秋田、埼玉、熊本の3県を調査地に選び、住宅地▽農村▽森林--等五つの生息環境に付いて巣の平均密度を算出。国土交通省が持つ建物用地や森林等の面積データとの比率を基に、巣は全国に約900万個在り、個体数は番で約1,800万羽と推定した。
減少率は農作物の被害面積や、有害鳥獣駆除数の推移等から推定。個体数は1990年以降80~50%程度減り、1960年頃との比較では10分の1になった可能性も在ると結論付けた。
三上特別研究員は「未だ保全の緊急性が高いとは言えないが、個体数の変化をモニタリングし、減少の原因を突き止める必要が在る。」と話している。
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半世紀前の事は判らないが、少なくともこの20年足らずの間に雀が最大で80%も減少した可能性が在るというのは驚きだ。唯、そうは言われても「そんなに減ってる!?」という疑念も在る。特に注意して見ている訳では無いが、身の回りから雀が減っているという感じはしないからだ。身近過ぎるからこそ、意外と気付いていないという可能性も在るが。

あけおめですw
すずめ減ってるというか都内では
月に一回見るか見ないかって感じですね
実家帰るとどうだかわからないですが
多分減ってそう田んぼ減ってますからね
カラスも一時よりは見ないかな
一時は群れでごみあさってましたから
最近は食事時間に外に出てないだけかも
知れませんが
石原さんの駆除政策の効果かも
ところで
絶滅動物だとステラー海牛とか有名ですね
恐竜のような環境の変化よりも
人間の手による絶滅のほうが圧倒的に多いらしい
私らが子供の頃はちょっとした庭先でスズメがチュンチュンと言ってたのが、確かに最近見ない。言われてみれば減ってきているなと思いましたが、それにしても半世紀で1割にまで減ったとは私も吃驚しました。
逆に身近な所ではハトとか増えているように思いますが、これはどうなんでしょうかね。。。
関東圏でも郊外に住んでいるのですが、近所では割合雀を見掛ける様な気がしておりましたので、「果たしてこの記事本当なのかなあ?」という思いが在りました。「雀の生息数を全国レベルで推計した調査は初めて。」という事ですので、過去のデータも推定に基づくものならば、今回のデータも或る意味推定に基づくという事で、「推定の上に推定」という感じなのも疑念を増させた訳ですが、tak様もゆうじ様も減っている様に感じられるという事は「減っているというのは正しいのかも。」という気がして来ました。
鳩は自分も増えている様に感じていました。実際はどうなんでしょうね。烏は数年前に比べると減った感が。
映画「ハプニング」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/22c00d2752e44e9686319bc5595bcb0f)はアメリカ全土から蜜蜂が消え始めるという話から始まりましたし、2年前に日本でも蜜蜂達が消えているというニュース(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/9726d8b4d9138c281ad1006bf9baaf2b)が在りましたね。我々一般人が気付かない間に、消え去っている動植物は結構在るのかもしれません。
もう大分前になりますが、近所の本屋の軒先にやはり燕が巣を作っていました。御腹が空いているのか、ピーピー鳴いている子燕に親燕が餌を運んでいたのが何とも微笑ましかったのですが、そう言われてみれば同じ場所で燕の巣を久しく見ていません。
人間の出したゴミを食料にしている動物達は、仰る様に何等かの悪影響を受けている可能性は在りそうですね。
スズメもメダカみたいになるのでしょうか。昔は、ちょっとした流れには必ずいたメダカ。それがいまは絶滅危惧種。スズメもそうなるのでしょうか。さみしいことです。
カラスは若干減った印象です。
カラス対策が功を奏した?のでしょうか、よくわかりません。
上でマヌケ様宛に書かせて貰ったのですが、2年前に蜜蜂が消えているというニュースを紹介しました。そして先だっても、「やはり蜜蜂は消え続けている様だ。」との報道が。こうも報道されると、「自然界で何等かの異変が起きているのだろうか?」という不気味さを感じてしまいます。
Spa supernova様の感覚では「雀は寧ろ増えている。」様に感じられるのですね。そうなると地域差というのが在るのかも。自分の場合も、そんなに減った様な気がしないんです。烏は若干減ったかなあという感じですが、これも上で書きました様に鳩が増えている様な。