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「ルーマニアの魔女に所得税課税、呪いで対抗?」(1月7日、CNN)
ルーマニアで1日から新しい労働法が施行され、魔女や占星術師、占い師等も所得税を課税される事になった。魔女達の一部は、政府に呪いを掛けると宣言している。
新法では魔女や占い師の他ボーイやモデル等も専門職に分類され、所得を申告して納税する事が義務付けられる。政府は脱税対策の一環と説明している。
此れに対して占星術師達は、此の様な少額所得に課税しても国の予算を増やす助けにはならないと予言した。占星術師のマリア・サルブさんは地元テレビ局の取材に応えて「政府が思う程に御金は入らないだろう。占い師の所に来る人は其れ程多くは無いから。」とコメントしている。
魔女のブラタラ・ブゼアさんも「此の国の指導者は頭が逆様に付いているらしい。」と憤る。魔女達に所得税を払わせようとすれば、政治家は呪いを掛けられるだろうとブゼアさんは予想、其の為の呪文には犬の排泄物と砂ひと摘み、黒胡椒を使うと明かした。
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ルーマニアの税制事情は全く判らないので的外れな内容になってしまうかもしれないが、“常識的には”得た収入に対して所得税を払うというのは当然だろう。占星術師達は「少額所得に課税するなんて。」と憤っている様だが、少額だろうが何だろうが「国家の根本を支える税金」を納めるというのは国民の義務ではないか。常識外の高率で課税するというのなら論外だけれど、全く無課税だった状態から相応しい率での課税になるのが問題とは思えない。
以前にも何度か記事にしたけれど、我が国の宗教法人にも“相応しい課税”をして貰いたい。人の弱みに付け込んで多額の金銭を巻き上げ、其れで私利私欲を充足させている様な宗教法人の幹部が少なくない。相応しい課税をする事に、「宗教弾圧だ!」と方向違いの抵抗をする宗教法人。真面目に活動し、カスカスの運営状態の所には配慮をしなければいけないだろうが、そうで無い所に相応しい課税をするのが何故いけないのか?理解に苦しむ話だ。
「ルーマニアの魔女に所得税課税、呪いで対抗?」(1月7日、CNN)
ルーマニアで1日から新しい労働法が施行され、魔女や占星術師、占い師等も所得税を課税される事になった。魔女達の一部は、政府に呪いを掛けると宣言している。
新法では魔女や占い師の他ボーイやモデル等も専門職に分類され、所得を申告して納税する事が義務付けられる。政府は脱税対策の一環と説明している。
此れに対して占星術師達は、此の様な少額所得に課税しても国の予算を増やす助けにはならないと予言した。占星術師のマリア・サルブさんは地元テレビ局の取材に応えて「政府が思う程に御金は入らないだろう。占い師の所に来る人は其れ程多くは無いから。」とコメントしている。
魔女のブラタラ・ブゼアさんも「此の国の指導者は頭が逆様に付いているらしい。」と憤る。魔女達に所得税を払わせようとすれば、政治家は呪いを掛けられるだろうとブゼアさんは予想、其の為の呪文には犬の排泄物と砂ひと摘み、黒胡椒を使うと明かした。
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ルーマニアの税制事情は全く判らないので的外れな内容になってしまうかもしれないが、“常識的には”得た収入に対して所得税を払うというのは当然だろう。占星術師達は「少額所得に課税するなんて。」と憤っている様だが、少額だろうが何だろうが「国家の根本を支える税金」を納めるというのは国民の義務ではないか。常識外の高率で課税するというのなら論外だけれど、全く無課税だった状態から相応しい率での課税になるのが問題とは思えない。
以前にも何度か記事にしたけれど、我が国の宗教法人にも“相応しい課税”をして貰いたい。人の弱みに付け込んで多額の金銭を巻き上げ、其れで私利私欲を充足させている様な宗教法人の幹部が少なくない。相応しい課税をする事に、「宗教弾圧だ!」と方向違いの抵抗をする宗教法人。真面目に活動し、カスカスの運営状態の所には配慮をしなければいけないだろうが、そうで無い所に相応しい課税をするのが何故いけないのか?理解に苦しむ話だ。
日本にも、イタコ、祈祷師、山伏といった人たちがおりますが、もちろん課税されているでしょうね。
おっしゃる通り、宗教法人にも課税すべきです。泡沫候補を山ほど立候補させる宗教法人がありますが、どっからお金がでているのでしょうね。
アフリカ等では「呪術師」が存在していると聞きますので、魔女が存在する国が居てもおかしくはないのでしょうが、ルーマニアに居るとは思ってもいませんでした。(幼少時に読んだ「ドラキュラ伝説」の影響から、ルーマニアは死ぬ迄に行きたい国の一つです。)
かすかすの経済状態の中、真摯に人々の救済を念頭に置いて活動している宗教団体も在ると聞きます。そういう所には“一定の配慮”をしなければいけないと思いますが、「宗教」を隠れ蓑にして、ビジネス活動を最優先している様な組織に優遇税制を図る必要は無い。宗教団体に限らず、政治組織でも怪しげな所が少なくないですよね。大音声を流して街中を走り回っている組織等は、一体何処から金銭を得ているのか?
我が国でも「士農工商」というシステムが構築されたせいで、「」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%A2%E5%A4%9A)や「」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E4%BA%BA)という理不尽な身分を押し付けられた人々が居る。明治時代に廃止された同システムだけれど、今でも其の名残が少なからず残っているというのは全くおかしな話。
唯、差別は絶対に許し難い事だけれど、「『差別』を錦の御旗にして、おかしな利益を享受している人達も居るというのは、其れは『逆差別』を生み出しているという点で、此れ又許してはいけない。」と自分は考えています。
ルーマニアの占い師や魔女達の中には差別を受け、苦しい生活を強いられている人々も居る事でしょう。そういう人達はきちんと救済して上げないといけないけれど、同時に「おかしな既得権益」を享受しているケースに関しては正されなければいけないとも思っています。