ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

小渕優子なんか飼うな!

2004年12月13日 | 政治関連
先日、小渕優子衆議院議員が結婚会見をしていたが、笑止千万という思いしか残らなかった。

首相在任時に急逝した父親の小渕恵三氏の後継者として、衆議院選挙に担ぎ出された彼女だが、当選時のコメントは「(政治の事は)何も判らないので、これから後援者の皆様に育てて欲しい。」だった。ポリシーもヴィジョンも無く、”取り敢えず”議員になったというのがあからさまに伝わって来た。又、「育てて欲しい。」という言葉に、二世議員が幅を利かす政界の更なる”幼稚園化”を感じさせられてしまった。

彼女が議員になって4年強経つ。その間、彼女が政治的な事柄に対してのインタビューに応じた事は皆無だったと思う。事務所や後援会サイドが、直接取材を一切認めていないからだと言われている。自分の言葉で国民に直接伝えるという、政治家のイロハすらも放棄していると言わざるを得ない。初めて自分の言葉で述べたのが、今回の結婚会見だというのだから、笑止千万&本末転倒な御粗末さである。

ファイヤー議員はもう要らない」でも書いた様に、御粗末極まりない議員は彼女だけではない。こういった”トンデモ議員”の給料である歳費は、我々の税金が使われている事を多くの国民が再認識すべきだと思う。訳の判らない議員を”飼う”余裕はない筈だ。
コメント (13)    この記事についてブログを書く
« 河原投手は”ドラクエ魔神”だ... | トップ | 国益を考えろ! »

13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぎちょ~ (みなやん)
2004-12-13 20:48:57
小渕議員の印象というと、

「ぎちょ~!!」というのしかありませんものな。

お父さんが亡くなっていなければ、

今頃はごく普通のTBSアナとして、普通の社内結婚・・・

その方が幸せだったのでは・・・?
返信する
議員の仕事 (やま)
2004-12-13 22:50:44
この方のお仕事が政治ではなく、

小渕首相の築いた地盤と看板と財布の維持なんでしょうな。

TBSも枠入社なのかな~?



加治隆介はなかなかいませんね。

返信する
悪いのは国民 (vivi)
2004-12-14 01:21:19
政治家が悪いのではなく、そのような人を選ぶ国民が悪いのです。



多くの国民がその人の能力ではなく、後援会に知り合いがいるから、とか、組合が投票しろというから、とか、地元のトンネルをつくってくれたから、という理由で、投票しています。



この人も後援会が解散したくない(=既存の権益を逃したくない)ので無理やり娘を御輿として担いだだけです。



我々国民はもう少し自分達の責任、自分達で出来ること、というものを自覚すべきだと思います。



それとマスコミは一般国民=読者を悪者呼ばわりしては部数が伸ばせないので、代わりに悪者をつくりあげている点に気をつける必要があると思います。

返信する
Unknown (ふうてんの猫)
2004-12-14 01:58:08
国会議員って与党も野党も、優秀な人から、タレント議員までいろいろいますからね。



なんか、素人で育てていただきたいというのは、社民党から昔当選してしまったぽっとでのおねいちゃん議員がいたのですが、印象がダブりますね。



ある意味、必死で政治をやろうと思うと大変だけど、国会で投票だけする分には、当選する理由さえあれば誰でもできるってことではないかと思います。
返信する
>みなやん様 (giants-55)
2004-12-14 08:00:53
初めまして。書き込み有難うございました。



基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。



小渕優子さんの”実績”と言えば、「ぎちょ~!」の他に、海外青年協力隊の激励というのが有るそうです。何だかなあ(^o^;;;。



彼女に対しては、”人間的に”嫌な感情を持っていません。元宝塚の某議員の様に、何も知らないくせに、さも知っているかの様にツンと取り澄ました方よりは、余程何も知らないというのを曝け出している姿は潔いかと(笑)。



あと、彼女は確かアナウンサーとしてではなく、普通の社員としてTBSに入社したと思います。自分の言葉で話せない人間が、アナウンサーは無理かと(笑)。



御主人は入り婿になるという事で、何年か後には地盤を譲り受ける形で立候補するんでしょうね。確固たるポリシーやヴィジョンが有れば、二世だろうが何だろうが議員になるのは構わないと思います。でも、単に地盤を受け継いだだけでなるというのは、どう考えても国益に適わないと思います。



これからも宜しく御願い致します。
返信する
>vivi様 (giants-55)
2004-12-14 08:03:45
書き込み有難うございました。



みなやん様へのレスでも書かせて戴いたのですが、小渕優子さん自身には、嫌な感情持ってないんです。でも、議員として彼女のスタイルが支持出来るかとなると話は別です。議員になる以上、最低限の知識と見識は求められるべきだろうし、だからこそ国民の代表となり得るのだと思います。そうは言っても、訳の判らない議員が多い事も事実ですが。



結局は、そういった議員を選んでしまった国民が一番悪いのは言うまでも有りません。多くの国民が、世事に疎い事を仕方なしとするのではなく、積極的に様々な情報に触れ、尚且つ鵜呑みにするのではなく、自分の頭の中でその情報を”咀嚼”して、実の有る判断基準にしていく必要が有るのではないでしょうか?



議員数が多過ぎるのも、各議員の責任を曖昧にしてしまっている面が有ると思います。大幅に減らす事で、国民の議員を見る目ももっと厳しくなるだろうし、議員の責任感も上がるのではないでしょうか。
返信する
バカの里 (けんぼー)
2004-12-14 11:54:14
優子ちゃんを侮辱するのもいい加減にしろよな! 群馬5区のお嬢様中のお嬢様なんだぞ! 田舎の祭事があれば健気に駆けつけて,満面の笑みで万人を癒してくれてるじゃねーか.「何も判らないのでこれから後援者の皆様に育てて欲しい」って,いいじゃねーか,ウチらが育ててやるって言ってるんだから.それに故小渕先生に地元の人間は並々ならぬご恩を受けているから,それに応えるのが人情ってもんじゃねーのか? 群馬5区にとってはジャンヌダルクのように前途有望な人材なんだ.国の金を幾ら使おうが,他の選挙区の人間にとやかく言われる筋合いはねぇってんだ!

...というのが,昔から息づいている群馬5区民の意見です.自民王国と言われる所以です.ちなみに群馬5区に住む私は,正当な権利として投票拒否を続けています.
返信する
>けんぼー様 (giants-55)
2004-12-15 10:35:16
初めまして。書き込み有難うございました。



基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。



かなり過激に書いた記事なので、小渕優子さんの支持者から猛烈な抗議書き込みが有るのではないかと覚悟していました。ですので、けんぼー様の書き込みを最初に目にした時は、「来たー!」という思いが(笑)。最後のオチ(?)で思わず笑ってしまいました。



結局、「国よりも地元優先(おらが町の先生を守る!)」の意識が強いんでしょうね。利益誘導型の政治が破綻を来たしている中で、国民も頭の切り替えが必要だと思うのですが・・・。



棄権が権利行使の一手段である事は否定しません。唯、以前、選挙予測で御馴染みの福岡教授が面白い事を語っておられました。



「良さそうな候補者が出ていないからという事で、棄権をされる方が居ますが、一寸考え直して欲しい。例えば、投票率が50%だったとします。そうすると、その場合、1票の価値が2倍、つまり2票分の重みを持って来る訳です。これが、33%だったら、3票分の重みになります。何を言いたいかと言えば、組織票(宗教団体等)を抱えた候補は、確実に一定数の票が見込めます。その場合、彼等の得た票が1票以上の重みを持ってしまうという事です。良さそうな候補者が出ていないから棄権するではなく、じゃあ、”より良さそうな”候補者は誰か?という観点で投票しないと、より組織票が重要性を持つようになってしまいます。」



確かにそうなんですよね。ここ迄深くは考えていませんでしたが、選挙権を得て以降、愚直にも欠かす事無く投票に行っている身としては、益々行かなければまずいなと思った次第です(~o^;;;。
返信する
集票マシーン (ざわ)
2004-12-15 13:26:43
どもです。

もはや、国会議員に必要な資質は「政治的見識」と言ったものでなく「議席確保の為の集票力」になってしまってますね。

ですので、小渕優子の「周りの人が支える」というものが政治家の資質…なんでしょうか。

ただ、二世政治家は父親が政治に関与せいていると言うことで、そういったものに幼少期から触れるといういわゆる経験値というものがけっこう養われるらしいです。

…とは政治家を父に持つ友人から聞いた話ですが。

小渕優子の台詞は謙遜だったのかもしれませんが、あまりにもぶっちゃけ過ぎて引きますが。



#初め「小倉優子を飼うな」と勘違いして飛んできたと言うことはここだけの話と言うことで…
返信する
はじめまして (kawahara)
2004-12-15 14:38:32
田舎(選出議員=森喜朗、その甥、奥田敬和の息子、馳浩など)出身として、群馬をあまり笑えませんね。

正直、我が実家のほうも全く選挙民が自立していない地域ですから。同級生にやたらと「親が建設業」多かったです。一学年約100人、人口1万なのに、結構な割合でいました。選挙のときなんかすごかったですよ。カネとウワサと脅しと相互監視。役場職員も平気で選挙応援に参加してましたし。選挙の結果次第で生活が変わる人も多いみたいでした。

幸い親は「外資系」(他県資本)に勤める「よそもの」ですからあまり関係はなかったのですが、それでもよく「・・・にいれんと、わかるか?」みたいなことを近所の人に言われていたようです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。