
8年前のこの位の時期だったと思う。夕方から横殴りの雨が降り出し、それから激しい雷鳴が轟き始めた。遥か向こうの方で何度か落雷した気配が在ったのだが、徐々に落雷の位置が近付いて来ている様に思えたものの、よもや我が家が落雷の被害に遭うなんて全く想像すらしていなかった。しかし・・・。
「ゴロゴロ、ドッカーン!」と物凄い雷鳴が鳴り響いた刹那、我が家の明かりが一斉に消えてしまった。一瞬頭が真っ白になり、それから「まさか我が家に落雷したの!?」という思いが。慌てて外に飛び出して屋根を見上げるも、特に変わった様子は無い。そして周り近所の様子を窺うと、何処の家も普通に明かりが点いている。そう、落雷の被害を受けたのは何故か我が家だけだったのだ。ブレーカーの御蔭で家電製品等への被害は無かったものの、異常に暑く雷鳴轟く真夏の夜を、真っ暗闇状態&クーラーも使えない状態で過ごさなければならないのはかなりきつかった。周り近所が普通の生活を送っているだけに、何とも言えない惨めさも伴って、この日の出来事は今でも嫌な記憶として脳裏に刻み込まれている。
日刊ゲンダイには「数字のホンネ」というコラムが連載されているのだが、7月31日付けのタイトルは「避雷針も万全ではない」というものだった。
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・ 消防庁によると、落雷による火災は過去3年で705件。気象庁が調査した落雷による施設損壊等の直接被害額は推計で年間600億円を超す。
・ 落雷が年間で最も多い6、7月は、1日で数万回の雷が発生。
・ 警察庁の調べでは、2005年度に雷で死亡した人は6人。だが、雷の発生件数自体は近年劇的に増加している。「2001年度:64件、2002年度:84件、2003年度:35件、2004年度:99件」と2001年度から2004年度にかけては2桁の件数だったのが、2005年度は3桁台、それも661件に迄増加。地球環境の異変が要因と推定され、大気が非常に不安定となり、これ迄の常識から導き出される予測を遥かに超えた数字となってしまった。
・ 日本の場合、建築基準法で「高さ20mを超える建物には避雷針の設置が義務付けられている。」ものの、避雷針に落ちた雷が全て吸収されず、周辺に飛散する「二次落雷」の被害が最近は指摘されている。
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「ここ数年、やたらと雷が発生しているなあ。」とは感じていたが、これ程劇的に増加していたとは・・・。
「ゴロゴロ、ドッカーン!」と物凄い雷鳴が鳴り響いた刹那、我が家の明かりが一斉に消えてしまった。一瞬頭が真っ白になり、それから「まさか我が家に落雷したの!?」という思いが。慌てて外に飛び出して屋根を見上げるも、特に変わった様子は無い。そして周り近所の様子を窺うと、何処の家も普通に明かりが点いている。そう、落雷の被害を受けたのは何故か我が家だけだったのだ。ブレーカーの御蔭で家電製品等への被害は無かったものの、異常に暑く雷鳴轟く真夏の夜を、真っ暗闇状態&クーラーも使えない状態で過ごさなければならないのはかなりきつかった。周り近所が普通の生活を送っているだけに、何とも言えない惨めさも伴って、この日の出来事は今でも嫌な記憶として脳裏に刻み込まれている。
日刊ゲンダイには「数字のホンネ」というコラムが連載されているのだが、7月31日付けのタイトルは「避雷針も万全ではない」というものだった。
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・ 消防庁によると、落雷による火災は過去3年で705件。気象庁が調査した落雷による施設損壊等の直接被害額は推計で年間600億円を超す。
・ 落雷が年間で最も多い6、7月は、1日で数万回の雷が発生。
・ 警察庁の調べでは、2005年度に雷で死亡した人は6人。だが、雷の発生件数自体は近年劇的に増加している。「2001年度:64件、2002年度:84件、2003年度:35件、2004年度:99件」と2001年度から2004年度にかけては2桁の件数だったのが、2005年度は3桁台、それも661件に迄増加。地球環境の異変が要因と推定され、大気が非常に不安定となり、これ迄の常識から導き出される予測を遥かに超えた数字となってしまった。
・ 日本の場合、建築基準法で「高さ20mを超える建物には避雷針の設置が義務付けられている。」ものの、避雷針に落ちた雷が全て吸収されず、周辺に飛散する「二次落雷」の被害が最近は指摘されている。
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「ここ数年、やたらと雷が発生しているなあ。」とは感じていたが、これ程劇的に増加していたとは・・・。

落雷による山火事の後、原生するコーヒーの実からとても甘い香りが漂ったそうで、それまでは遊牧民が豆を薬として使用しただけだったのが、焙煎して飲むという習慣が産まれたと聞きます。 となると落雷のおかげで大量の植民地のプランテーションや貿易が生まれたとも言えますね。 落雷が生んだと言えばフランクリンが雷を電気だと証明してから、あのフランケンシュタインの物語りも生まれましたね。 人類最初の火種は火山の噴火による火災の残り火か落雷によるものではないかと想像されていますし、地上で起こる自然現象の中では危険なものではありますが、文明に何らかの影響を及ぼしているものなのですね。
幸い?保育時間ではない日曜の夜間でしたが、もしも遅番保育の時間帯だったら・・・私めっちゃ困ったと想像します。
夕立、雷・・小さいこは「お臍隠してー」と絵本の世界の「かわいい雷ちゃん」を想像して楽しんだりもするんですがねぇ・・。
マヌケ様の書き込みには勉強させられる事が多いのですが、今回も非常に為になりました。コーヒー豆がそもそも薬として使用されていたのは知っていましたが、焙煎して飲む様になったきっかけが雷だったとは・・・偶然が生み出した新たな一頁だったんですね。
自然現象の中から人類が多くの知恵を蓄え、そしてそれ等を文明を築く礎にして行く。先人達の探究心に敬意を持つと共に、自然の雄大さ&奥深さを感じます。
「TVでスプーン曲げをしていた友達」、自分等の世代で言えば真っ先に思い浮かぶのは”あの”○田少年なのですが、もしそうならマヌケ様の御友達だったとはビックリです。
人類の最大の発明かと思ったが、落雷の自然災害でも火は起きるんだよなぁ。それを真似しようとしたのが、始まりかも。コーヒーも然り。
不謹慎な話かもしれないが、動物の黒こげを食って焼肉のうま…。
同じく、勉強になりました。