一昨日、都内某所の夏祭りに足を運んだ。変わった屋台が幾つか在ったりと、楽しい時間を過ごす事が出来たのだけれど、1つの不快な出来事に直面した。籤引きで商品が当たる屋台が在り、メインの商品は銀玉鉄砲。こういう商品は、自分が子供の頃より人気が高い。
で、銀玉鉄砲をゲットした子供達が、境内で撃ち合いをしていた。客が多い場所なので「危ないなあ。」とは思ったが、銃口を下に向ける等、彼等形に配慮している様だった事も在り、敢えて注意する事も無かった。だが・・・。
屋台でゲットした銀玉鉄砲を箱から出し、其の箱を当然の様に地面に捨てる子供が続出。境内の脇とかでは無く、メインの通りにポイ捨て。箱も30cm以上は在る大きさで、傍にはちゃんと塵箱が在るのにだ。見た感じ、小学4~5年の子供達。「流石に、此れは明かんやろ。」と思い、ポイ捨てした子供達に「塵箱が傍に在るんだから、其処に捨てないと駄目だよ。」と柔らかく注意すると、無表情&無言で箱を拾い、塵箱に捨てたのだった。
今年に入り、深大寺に行った際、少し先を小学校高学年と思しき女の子3人組が歩いていた。彼女達は袋に入ったポテト・チップスを食べ乍ら、メインの通りを歩いていたのだが、空になった袋を躊躇無く、道の真ん中に投げ捨てたのだ。「えっ!?」と驚いたのは自分だけでは無く、彼女達の直ぐ後ろを歩いていた中年夫婦も同様だった様で、注意をし様とする素振りが見受けられた。然し、躊躇している間に、彼女達は速足で立ち去ってしまった。
塵箱が目の前に在るというのに、嫌がらせの様に目立つ所にポイ捨てする人間が結構居る。「人混みが多い所では、迷惑になる様な事はしては駄目。」、「悪い事をしたら、きちんと謝る。」、「塵は、塵箱に捨てる。」等々、彼等は親から躾けられなかったのだろうか?こんな当たり前の事、学校で教えられるのでは無く、家庭で親等から躾けられる事だと思うのだが。
昨夜、近場で買い物をした。買い物が終わったのは20時頃で、駐車場に向かおうと歩いていたら、某“ファミレス”の横を通る事に。中が騒がしいので、何気無く入り口から中を覗くと、入り口近くのテーブルに8人の子供達の姿が。全員、小学校高学年位に見える。「何組かの家族で来て、子供達だけでテーブルに座らせているのかな?」と思ったが、周りを見ると、其れらしい親達の姿は無い。
で、気になって更に奥を見ると、離れたテーブルには小学校中学年位の子供が6人だけ座り、大声で話していた。矢張り、周りには親達らしき姿は無い。小学生と思しき子供達が、彼等だけでファミレスに来ている様だった。
「時代が変われば、常識が変わる事も在る。」というのは理解している。又、何でも彼んでも口煩く言う気も無い。然しだ、自分が小学校の頃は、「小学生だけで食事に行く。」なんて事考えられなかった。塾の帰りか何か知らないが、小学生だけで食事に行く事を許すというのは、個人的にどうかと思う。
昨日は日曜日で、小学生ならば家族で夕食を取るのが普通ではないのか?況してや、昨日は父の日。「此の日位はせめて、父親を交えた家族で食事をして欲しい。」というのは、時代遅れの考えなのだろうか?(父親の居ない家庭とかは別だが。)“家庭の役割”というのが、どんどん軽くなって来ている様に感じてしまう、一昨日&昨日の出来事だった。
平然と歩きタバコに路上ポイ捨てはまだいい方で、交差点の赤信号で止まった車のドアが開くや、吸い殻入れからまとめてごっそり捨てて走り去るシーンを何度見たことか。
親の世代がこれでは子供に説教など無理でしょうね。
道徳心の欠片も無い政治屋が、学校j教育に口出しして道徳教育を云々するのと同じです。
まず大人の方から教育しなおさねば。
昨日も夕方にバイクで買い物に出て、信号の無いT字路のところで、こちらは右折のつもりが、対向から直進の車が来たので、やり過ごそうと止まって待っていると、その車が指示器も出さずこちらを無視して平然と左折して走り去っていきました。。
ちらっと運転者を見ると40代と思しき男性が、スマホ片手に電話の真っ最中。
こちらが先にT字路に差し掛かっていたので、一旦停止したことがなんだかバカに見えてしまいました(苦笑)。
今回の記事では、小学生と思しき子供達の行動を俎上に上げましたが、勿論、全ての小学生の子供達が同様では在りません。実際、誰に言われるでも無く、道端に落ちている塵を拾い、塵箱に捨てている子や、挨拶がきちんと出来る子等、社会常識やマナーが確り備わっている子供達に、過去何度か遭遇した事が在ります。要は「物凄く確りした子達が居る一方で、余りにも駄目な子供達も居るという、極端な二極化現象が起こっており、残念な事に駄目側の子が増えている様に感じる。」という事なのです。
此れは子供達の世界だけでは無く、我々大人の世界でも同様。悠々遊様が遭遇した“駄目大人”もそうですが、こんな大人達が真面に子供達を教育出来る筈が無い。
質問されても幼児の様に打ち切れたり、全然無関係な話を持ち出して誤魔化したりと、一国の首相がそんな事を平然としているのですから、子供も真面目に生きるのが馬鹿らしくなる事でしょう。(そんな異常な言動を繰り返している人間が、大幅に支持率が下がったとはいえ、其れでも4割近くの支持を集めている。此の国は、本当におかしくなってしまったのではないだろうか・・・。)