ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

自立

2014年02月27日 | 時事ネタ関連

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東北大2次試験、バス満員受験生乗れず 同行の親増加で」(2月26日、朝日新聞

 

国公立大学の2次試験の前期日程が25日、全国で始まった。仙台駅では東北大に向かう臨時バスに受験生と一緒に乗る父母が増え、其の煽りで乗り切れない受験生が続出。東北大は、試験開始を30分遅らせた。

 

東北大等によると、午前10時から外国語の試験を予定していたが、午前9時半頃になっても、仙台駅では300人程の学生等が東北大行きのバスを待っている状況だったと言う。東北大は試験開始に間に合わないと判断し、開始を30分遅らせた。

 

市バスを運行する仙台市交通局によると、仙台駅から東北大に向かう臨時バスが大混雑。受験生と同乗する父母が例年よりも目立った。矢張り東北大と結ぶ定期運行のバスに父母を誘導したが、其方も満員になってしまったと言う。

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介添えが必要な受験生も居るだろうから、全部が全部とは言わないが、良い年をした子供の受験にべったりと付き添う親って、一体何なんだろう?子供が居ない自分だけれど、「心配で心配でならない。」という受験生を持つ親の気持ちは判る。でも、だからと言って、受験会場同行するというのは遣り過ぎ子供の自立心阻害するだけだし、そういう過干渉を良しとする子供も、個人的にはどうかと思う。

 

こういった過干渉な親、そして過干渉を良しとする子供が増えているという話は聞き及んでいた。「XXの母ですが、の○○君(ちゃん)が風邪を引いてしまったので、今日は会社を御休みさせて貰います。」と、若手社員の親から会社に電話が掛かって来た事が勤務先でも在ったし、他の会社でも同様の事が増えていると聞く。電話も掛けられない程、体調が悪いなら話は別だろうが・・・。


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6 コメント

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あきれた親 (雫石鉄也)
2014-02-27 08:59:27
あきれた親はいますね。
私の子供が小学生のころ聞いた話です。
バレンタインデーの時期になると、ある男の子の母親が、同じクラスの女の子に、こっそりチョコレートを手渡すそうです。
「××子ちゃん、これをうちの○○ちゃんに渡してね」
うちの○○ちゃんにチョコレートがこないとかわいそう、というわけです。
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>雫石鉄也様 (giants-55)
2014-02-27 09:40:59
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

雫石様の書かれた逸話、「1位になれない子が可哀想だから。」とか「主役になれない子が可哀想だから。」という理由で、「運動会の徒競走では、皆並んでゴールする事。」とか「学芸会では、主役を複数人にする事。」といった間抜けな決まりと似ていますね。明々白々な差別は絶対に許されませんが、ヴァレンタイン・デーにチョコレートを貰えないなんていう程度で「挫折感」を覚え、立ち直れない様では、一般社会で生きて行けない。「『甘やかし』は、『愛情』なんかでは無い。」という事を、理解していない親が結構居るというのは、未成熟な親が増えてしまったと言えるんでしょうね。
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私が子供の頃にもいたな (AK)
2014-02-27 15:28:16
そうなんですよ、この時期ウッカリ突然出張や泊まりを入れようとすると取れないんですよ。親爺5人でラブホテルっていう酷い目にも遭ったことがありますよ。少子化で受験生は減ってるはずなのに親の引率っていうのがあるから!なんだかなー。サウスコリアを馬鹿に出来ないよ。

そういえば私が子供の頃。やっと出来た孫だったかな、ある子のばあさんが保育所に毎日一緒に来て、一緒にずっといた。名物ババアでした。その子は冷やかされてかわいそうだったな。ガキは容赦ないから婆さんもからかったり、石や泥団子投げたりしたと思うのだが、何されようが毎日来ていた。婆さんも「コリャー!」といちいち怒ってきて、今思うと元気でしぶといばあさん。孫への愛とはいえチと怖い。保母さんや家族はどう感じていたんだか。もちろん狭い町ですから「迷物」でした。婆さんが見るなら保育所やらなくてもいいのではと思うでしょうけど、田舎では案外と2歳ぐらいから保育所やるんです。農家や家内手工業で一家全員忙しい家が多いというのもあったのだろうけど、「友達作るのに半日一緒にいる環境が良い」と思ってたのだと思う。でもこのばあさんはきっと心配で心配でならなかったのでしょうね。
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>AK様 (giants-55)
2014-02-27 19:32:00
書き込み有難う御座いました。

今からもう10数年以上前になりますが、アジア圏をしばしば出張していました。シンガポールやマレシーア、タイ等がメインで、其れ其れに馴染みの“安宿”をキープしていたのですが、夏場ちょい前に予約を入れ様としたら、既に満杯。「此の時期に何で?」と思ったら、日本から修学旅行生が大挙して押し寄せていた為でした。「俺なんか、初めて海外に行ったのは社会人になってからなのに・・・。」と嫉妬?したものです。

韓国の受験戦争振りは唖然とさせられますが、過保護さという点では日本の親も良い勝負かも。

件の御婆さん、孫が心配でならなかったのでしょうが、遣り過ぎですね。周りの目というのを、全く感じなかったのだろうか?まあ、そんな神経が在ったら、抑、張り付く事は無いんだろうけれど。
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のびた君 (マヌケ)
2014-03-02 18:06:22
うちの部に政治家の息子で大阪大学卒の30代バツイチ君がおりますが、彼などは遅刻するたびに母上殿から電話があります。 しかも本人は全力で駆けつけるのでもなく、胃に何か入れておかないと健康によくないと思いまして、ということで1階のマックで朝マックしてから現れます。 上層部からは覚え目出たいので、頭ごなしに怒れないもどかしさもありますが、仕方ありません。 来客を待たせたまま、長電話も平気の平、ネットカフェでたびたびサボりが目撃されており、会議に遅刻したいいわけも嘘の地震による電車の遅れや、これまた嘘の航空機の遅れなど、こういうのを育てていかなくてはならない私はなんなのでしょうか。 親から叩かれたこともない、友達はみな自分を助けてくれるいい人たちばかりだったそうです。 責任は全てどらえモンの私に。
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>マヌケ様 (giants-55)
2014-03-02 21:29:08
書き込み有難う御座いました。

テレビ局や広告代理店等には、有力政治家や有名人の子女が多いですね。中には実力の伴った人物も居るだろうけれど、概して殆どは“御荷物”なのが現実。「問題だけは起こしてくれるなよ。」というのが、上層部の願いとも。

昔所属していたセクションに、有名人の子女が在籍していました。人は凄く良い奴なのですが、如何せん勤務態度が駄目駄目。遅刻、其れも数時間レヴェルの遅刻は日常茶飯事で、言い訳もぶっ飛んでしまう様な物許り。駅の階段を上っていたら、上から爺さんが降って来た。」とか「途中で火災現場に出会し、消防署の人達と一緒に、“中に”入って消火活動をした。」とか平然と口にするので、もう笑うしか在りませんでした。
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