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「マリア・トラップさん死去=『サウンド・オブ・ミュージック』【曲】モデル」(2月22日、時事通信)
オーストリアのメディアによると、マリア・フランツィスカ・フォン・トラップさん(映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルのトラップ家次女)が18日、米ヴァーモント州の自宅で死去、99歳。
1914年、現在のオーストリア中部ツェルアムゼー生まれ。1938年、オーストリアを併合したナチスを逃れて米国に渡り、家族合唱団として活躍。兄弟7人の内、最後の存命者だった。一家の話はミュージカルに取り上げられ、「エーデルワイス」【動画】や「ドレミの歌」【動画】はスタンダード曲として定着。1965年に映画化され、大ヒットした。
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昨日迄は親しく付き合っていた人間が“親ナチス”となった事で、ナチスに対して反感を持つ自分達を迫害しに掛かる・・・そんな時代を逞しく生き抜くゲオルク・フォン・トラップ少佐一家を描いた映画「サウンド・オブ・ミュージック」。此方に載っている様に、此の作品に用いられた曲は名曲揃い。
8年前に「サウンド・オブ・ミュージック」という記事を書いた程、自分にとっては大好きな映画の1つだ。トラップ家の兄弟達で、最後の存命者が亡くなったというのは感慨深い物が在る。
昔、コメディアンにしてハードボイルド作品をこよなく愛す書評家でも在った内藤陳氏が「読まずに死ねるか!」という本を上梓したけれど、今日は「見ずに死ねるか!」という事で、自分の中での「名作洋画ベスト10」を記す。所謂「クラシック洋画」に限定して選んでみたが、西部劇は皆無、SF映画も1つしか入っていない等、偏った趣味&嗜好の上でのピックアップで在る事を御了承戴きたい。
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=見ずに死ねるか!~名作洋画ベスト10~=
1位: 「風と共に去りぬ」【動画】
2位: 「サウンド・オブ・ミュージック」
3位: 「ひまわり」【動画】
4位: 「第三の男」【動画】
5位: 「自転車泥棒」【動画】
6位: 「ライムライト」【曲】
7位: 「ゴッドファーザー」【曲】
8位: 「猿の惑星」【動画】
9位: 「ローマの休日」【動画】
10位:「卒業」【動画】
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http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/e/b20aa1c1144182a96692f456083aed53
ところで、ご参考までに私の映画ベスト10をあげてみました。
1位「2001年宇宙の旅」 SF
2位「ワイルドバンチ」西部劇
3位「二十四の瞳」歴史
4位「7人の侍」時代劇
5位「冒険者たち」青春
6位「ゼログラビティ」SF
7位「男はつらいよシリーズ」喜劇
8位大脱走」戦争
9位「スターウォーズ・シリーズ」SF
10位「風の谷のナウシカ」アニメ
ハードボイルド小説は苦手な自分ですが、内藤陳氏の書評は、書籍に対する深い愛情が感じられて好きでした。
今回は「クラシック洋画」に限定したのですが、「クラシック邦画」を入れると「生きる」や「七人の侍」はベスト10内に入れたいです。
又、山田洋次氏の作品で言えば、「家族」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E6%97%8F_(%E6%98%A0%E7%94%BB))が好きだったりします。
特撮映画
続恐竜の島、アルゴ探検隊の大冒険、シンドバット虎の目の大冒険など
ストリートファイター
(チャールズブロンソン)
暴力脱獄
(ポールニューマン)
狼たちの午後
セルピコ
(アル・パチーノ)
狼たちはアル・パチーノよりジョン・カザールの方がカッコいい)
スパルタカス
(カーク・ダグラス)
ローズマリーの赤ちゃん
(ミア・ファロー)
タクシードライバー
(ロバート・デ・ニーロ)
ジョディ・フォスターが出演してますが昔はジョディとリンダブレアとテイタム・オニールが三大洋画美少女と言われてました
月刊ロードショーと月刊スクリーン限定ですけどね
私は洋ピン専用の別冊スクリーン愛読者でした
ウォリアーズ
(ベースボールフューリーズが好きです)
シド&ナンシー
(音楽が良いです 特にシドとナンシーが船から降りて桟橋まで歩くシーンとラストの乗車したタクシーが走り去って行くシーン)
バーバレラ
(ジェーン・フォンダ)
昔は大晦日の深夜から元日の早朝にかけて地上波でにっかつロマンポルノを放送してる時代も有ったけど今は自主規制なのかクレーム対策なのかエロやホラー(邦画は除く)&スプラッタなどが全く放送されなくなりましたね
透明人間様が書かれた特撮映画、3本とも見ていますが、面白かったですね。CG全盛の今からすれば稚拙と言えるのだろうけれど、恐竜達の妙にカクカクとした動きなんぞは、独特の味わいが在りました。
ホラー映画も然る事乍ら、エロ映画を地上波で放送しなくなりましたね。昔は深夜帯に「エマニエル夫人シリーズ」や「シビルの部屋」、「青い体験シリーズ」、「ATG(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%89)のエロ系作品」が良く放送されていましたが、今はネット等で過激な物が見られてしまうのですから、態々地上波で放送する迄も無いのかも。
ナバロンの要塞・大脱走・恐怖の報酬・タワーリングインフェルノ・戦場に架ける橋・ペーパームーン・ブリット・スティング・ドラゴンへの道・猿の惑星などが今でもその面白さを克明に詳細に語れます。 その映画を見たころの感受性が純粋に驚きや感動を受けてなにがしかの影響を大人になるまでに与えた可能性もあります。 猿の惑星を見た時の、ゴリラの兵士の怖さやラストの絶望感で核戦争の恐ろしさを強烈に叩きこまれました。 ウブでした。 ある程度の人間が出来上がってから見た記憶に残る作品は、
GO・リトルミスサンシャイン・もののけ姫・ディーバ・ラブアクチュアリー・羊たちの沈黙・U571・プライベートライアン・ミシシッピーバーニング・エイリアンなどが思い出深いです。 今年は5月くらいに公開されるハリウッド版のゴジラと夏に公開される日本のマンガを原作にしたトムクルーズ主演のSF映画を楽しみにしています。
マヌケ様が書かれた作品、自分も殆ど見ていますが、何れも内容を明瞭に覚えているのですから、名作と言えるのでしょうね。
「ペーパー・ムーン」で実父のライアン・オニール氏と共演したテータム・オニールさん、当時は「シャーリー・テンプルの再来。」と絶賛されたそうですが、そんなシャーリーさんも先達て鬼籍に入られ、可愛らしかったテータムさんも今年で51歳・・・時の流れを感じます。
「猿の惑星」、最初は単純に“ストーリーの面白さ”や“特殊メークの凄さ”に魅了されましたが、長じてからは「猿の世界での階級制度」が「人類に於ける人種差別」を暗喩している等、深い意味合いを知り、余計に忘れられない作品となりました。唯、シリーズが無理に続けられて行く中で、どんどん質が劣化して行ったのは残念でしたが。
オーストリアに初めて行ったときは感涙しました。
ところが、この作品は長らくドイツ語圏では公開されなかったので、地元の人は知らない人が多いのだそうです。
詳しいことは分からないが、
「古い世代(戦中派)であれば、逃げてった奴が偉そうに出てくる映画が気に入らなかったから受けなかったのでは?」
「あまりにもベタで不自然なオーストリアの描写とイメージが受けなかった」
というのが定番の意見のようで。
前者の意見についてはマレーネ・ディートリッヒがベルリンに葬られたときも賛否あったそうですし、複雑な感情は分かる気がします。
後者だと日本でもそういうこと良くあります。BBCの紀行ドキュメンタリーで地震とプレートを扱ったものをBS朝日で放送したのですが、なぜ日本が無いのか?と思ったらBBCは日本のも作ってるのですが朝日は放送していないようです。おそらく理由はキテレツな日本観のせいでしょう(ウィキペディアで見たら、山国の日本には居住スペースが少ないのに、温暖な気候ゆえに人口は多いから、ソニープレステやニンテンドー、異常に発達した携帯電話のような小さい物に驚くべき精密技術がつまった商品の開発技術が発達した、という内容だったようです。別にそれほど変ではないと思うが、担当者が不快感を持ったのかも)。
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-1552.html
トラップ一家については西ドイツで「菩提樹」という映画が作られて、結構日本でもヒットしたと記憶しています。教育テレビで見た覚えが。
ちなみに、最近のドイツ事情
http://young-germany.jp/article_957
「自分は被害者側」のオーストリアの場合は既に極右が2000年に政権を取りました(ただ失言が相次ぎ、EUからの制裁もうけ、短命に終わる)。
「作品に、作り手の主義や思想が反映される。」のは当然の事では在るのですが、深読みし過ぎて、妙な“規制”が掛かってしまうというのは、うんざりさせられますね。
「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった場所には、何時か行ってみたいと思いつつ、未だに果たせていません。自分も彼の地に立ったら、落涙してしまうでしょう。其れ程、思い入れの強い作品なので。
http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-1050.html
リンク先を拝見させて貰いましたが、ウィーンにてドイツ語版で行われた舞台では、マリアとトラップ家の子供達が仲良くなる迄が、映画版と比べると格段に速かったとか。色々在り乍らも、徐々に御互いに近付き合って行く所(長女が親ナチスの恋人に裏切られ、マリアに縋る所なんかは、何度見てもグッと来ます。)が、此の作品の見所でも在ったんですけどね。
映画版では印象に残る場面が目白押しでしたが、「ナチス突撃隊もマリア達を捕まえ様と教会に踏み込んで来て、彼女達が逃げた事を知り、直ちに乗って来た車で追跡し様とするも、エンジンが掛からない映像がパッと移り変わり、修道院長に対し『私は罪を犯してしまった。』と告白する修道女達の手には、其の車から外された部品が握られていた。」という彼の場面も、大好きで忘れられません。