ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

非常に苦しかった分、喜びも一入!!!

2024年09月29日 | スポーツ関連

昨夜行われた「カープvs.ジャイアンツ」戦は、「1対8」で勝利したジャイアンツが、4年振り通算48度目のリーグ優勝1リーグ時代を含む。)を果たした【動画】。

開幕前の順位予想では「ジャイアンツを3位(Aクラス入りが漸とだろう。)」としていたのも、ヴェテランと若手との間の“中間層”が全く育っておらず、昨季のジャイアンツが『高齢化したV9戦士に頼らざるをなかった1975年のジャイアンツ』と似た感じなら、今季其れより少し増しという程度にしか感じられなかったので。「『2年連続Bクラス』とガタガタに“されてしまった”チームを、『チーム創設90周年』という節目の年に任せられるのは、本当に気の毒だなあ。」というのが、自分の阿部慎之助監督に対する正直な思いだった。

開幕直前、新外国人選手のルーグネッド・オドーア選手が“敵前逃亡”する。」という、在り得ない状態で開幕を迎えたジャイアンツ。今季はセ・共に打撃成績が振わないシーズンだが、ジャイアンツも其の例外では無かった。と言うか、ジャイアンツは昨日の試合を終えた時点で今季の完封負けが合計20度と、球団ワーストを記録。する等、12チームで1、2を争う程に打て無かった。“堅い守備”と“投手陣の頑張り”によって、何とか“優勝争いに参加出来る権利”は得られたものの、そんな投手陣ですら「四球絡みの失点が目立つ。」というのが頭痛の種だった。

カープとタイガース競り合いを続ける状況から、カープがグンと抜け出し、「マジック・ナンバー点灯間近。」と言われたのが8月19日の事。「今季は、カープのリーグ優勝で確定だな。」と自分も信じて疑っていなかったが、点灯出来ないに9月に入り、以降、予想もしたなかった“大失速”をしてしまう。

一方、8月下旬頃から“勝ち”を拾い出したジャイアンツだったが、打撃陣の不調は変わらず、「“怒涛の勢い”を見せるタイガースに首位を奪われ、優勝を逸しそうだな。」という思いしか無かったそんな非常に苦しかったシーズンだった分、ジャイアンツがリーグ優勝を果たせた喜びも一入

色々非難もしたが、監督就任1年目で結果を残した阿部監督に謝意表したいし、“チーム力”で栄光掴み取った選手達には「おめでとう!!!」の言葉を送らせて貰う

此れから“必要性を感じないCS”、そして大事な日本シリーズが控えている訳だが、現段階でジャイアンツのMVPを選ぶならば、昨夜の試合で「リーグ・トップの15勝目」を上げた菅野智之投手が最有力だろう。「過去3年間(2021年~2023年)、ピリッとしなかった“嘗てエース”。」には「もう終わった投手。」と自分は捉えていたので、今季の“復活”は驚きの一言だし、又、「15勝も凄いが、負けが3つだけ。」というのは称賛値する天晴れ!!!

そして、吉川尚樹選手も、十二分にMVPの資格を有している勝負強い打撃も然る事乍ら全盛期菊池涼介選手を彷彿させる“神守備”の数々絶妙ポジショニングを取っている事から、超ファイン・プレーですら“普通のプレー”に見せてしまう所が凄い。)は、チームの危機を何度救った事か。本当に素晴らしい!!!

オドーア選手が敵前逃亡し、「チームの優勝どころか、最下位に落ちてもおかしくない。」という状況で、打撃面でチームを救ってくれたエリエ・ヘルナンデス選手とココ・モンテス選手の2人も忘れてはならない。彼等が途中で加わってくれなければ、我々ジャイアンツ・ファンは「早い時期で、夢も希望も失っていただろう。」から。

若い芽が着実に育って来て、又、罵声を浴びせられ続けた岡本和真選手(オフメジャーに行ってしまうのだろうか?何彼に付け、化け物・大谷翔平選手と比較されてしまうだろうし、個人的には行かないで欲しいのだが・・・。)や坂本勇人選手も、終盤になって“ヴェテラン意地”を見せ付けてくれた。“必要性を感じないCS”を何とか勝ち抜き、12年振りの日本一を達成して欲しい。頑張れ、ジャイアンツ!!!


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2024-09-29 14:33:50
ジャイアンツ優勝おめでとうございます。
以前の記事でマジックが出てからもたつくのではないかと危惧されてましたが、杞憂に終わり最後まで怒涛の勢いでしたね。

シーズン前に今年のライバルはジャイアンツだと岡田監督が予想していましたが、まさにその通りの結果に、タイガースファンとしては・・・(苦笑)。

去年一気に日本一までなったことで、岡田監督には自軍の戦力に過信があったようにも見えました。
戦力にならないミエちゃんを残す一方、トレードや外国人獲得などろくに戦力補強をしなかったしね。
今オフも同じスタンスだと、来期はもっと苦しくなりそうな予感も。

ジャイアンツでは岡本選手のMBL移籍が話題に上っているようですが、どうなんでしょうか?
giants-55さんは以前、岡本選手をチャンスに弱いと評されていたように記憶しますが、9月の活躍を見る限りそうは見えませんでしたよ。
彼が抜けるとジャイアンツも痛いですよね。
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>悠々遊様 (giants-55)
2024-09-29 16:18:58
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

祝福の御言葉、心に染み入ります。“最終決戦“でジャイアンツの優勝が決まった「10.8決戦」(https://ja.wikipedia.org/wiki/10.8%E6%B1%BA%E6%88%A6)も相当でしたが、今回は其れ以上に苦しい思いが在りました。と言うか、ジャイアンツが優勝を決めた年の中(自分がリアル・タイムで見聞して来た範囲で。)では、最も苦しかったです。悠々遊様は「杞憂に終わり、最後まで怒涛の勢い。」と書かれていますが、全然そんな事は無く、最後の最後迄不安は尽きなかった。マジック1になっても、未だ未だ不安が在り、「此れで優勝出来そう。」と確信出来たのは、昨夜の試合でジャイアンツが「6対1」と5点差にした時。本当に苦しかったです。

昨季の強さを考えれば、岡田監督が「他から戦力を搔き集めずに、自前の選手をもっと鍛え上げて、更に強いチームにし様!」と考えるのは理解出来ます。又、大山選手や佐藤選手といった"主力中の主力”で在っても、不調に成ればスパッと2軍に落とし、中々上に上げないという厳しさは、敵将乍ら天晴れで在り、阿部監督にも見習って欲しいと思っています。

今季のタイガース、矢張り"エラーの多さ”が致命傷になった気がします。特に、大事な場面でのエラーが目立ち、"守備の堅さ"で勝ちを拾えたジャイアンツとの差が在ったのではないかと。有能な岡田監督ですから、今季の反省を必ずや来季に活かす事でしょう。

優勝を受け、昨夜、日テレ系の番組に坂本勇人選手、岡本和真選手、そして浅野翔吾選手という「ジャイアンツの"3世代"を象徴する様な3選手」がスタジオをに集まって、インタヴューを受けていました。「ジャイアンツを背負って来た2人と、此れから背負う1人。」という感じが在り、ジャイアンツ・ファンとしてはジーンと来る物が在った訳ですが、其の中で坂本選手が「岡本選手のメジャー移籍」に付いて触れ、其れに対して岡本選手がノー・リアクションという場面が。選手達の間でも「岡本選手のメジャー移籍は間違い無い事。」と思われているんでしょうね。

岡本選手に関しては「チャンスに弱い。」と言うよりも、「不調に陥ると、めっきりチャンスに弱い。又、不調に陥ると、復調する迄に非常に長い時間を要する。」という思いが在ります。恐らくは真面目過ぎて、切り替えが余り上手では無いのでしょうね。

そういう意味では、真面目では在るものの、切り替えが滅茶苦茶上手そうな大谷選手との違いが際立ち、「メジャーに挑戦しても、上手く行かないのではないか。多少結果を残せても、化け物の大谷選手と常に比較されてしまうだろうし、其の事で余計に苦しむのではないか。」という不安が、岡本選手には在ります。

昨季、ジャイアンツのファンを1年辞めたのですが、正直寂しい思いが在りました。半世紀近く応援し続けて来たチームですからね。なので、今季から再びファンに戻り、自分が如何にジャイアンツというチームを愛していたかを再認識させられた次第です。

又、岡本選手に対しても色々不満は在りますが、ジャイアンツの屋台骨を"10年間"支え続けてくれた選手で在りますし、凄く可愛い存在でも在る。なので、メジャーには行って欲しく無い。
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