日本プロ野球選手会が、9月7日にもストライキを決行するのではないかとう報道がされた。「閉塞化&硬直化したプロ野球界を立て直す為には、合併も1リーグ制もタブー化する事なく論議すべき」というのが自分のスタンスだが、ファンや選手の声を無視して強引に事を進めようとするオーナー連の手法には腹立たしさを感じる。選手達も、”たかが選手”の存在に甘んじる訳にはいかないと立ち上がったのだろう。
しかし、日本球界初のストライキを決行するとなると、どんなものだろうか?確かに、世論調査等では選手会のストライキを支持する声は多い。でも、実際に決行されると、それに付随して発生する損害は甚大なものとなる。入場料やテレビ放映権料、球場売店の収入等が消え失せる訳で、その損害賠償は”違法ストライキ”を行なった(日本野球機構は、選手個々人が独立事業者として認識しており、選手会を組合として認めていない為。)として、選手会に請求され兼ねない。
又、統一契約書上「自己の責に帰すべき事由に因って野球活動を休止する場合、球団は活動休止1日につき参稼報酬の300分の1を減額する事が出来る。」とあるので、ストライキ間の賃金はこれに準じてカットされるだろう。高額年俸の選手はいざ知らず(とは言え、仮に年俸が3億円の選手は、1日当たり100万円カットされるのだから痛くない訳はないが。)、2軍選手等低年俸の選手には死活問題となるだろう。結局は弱者へしわ寄せが来るだけの様な気がする。
公式戦半ばでのストライキとなると、順位や個人タイトルの行方も問題となり、長引けばメジャーの様にファン離れを助長する結果になるやもしれない。そういった意味で、ストライキ決行は”諸刃の刃”であり、避けて欲しいと願っている。
しかし、日本球界初のストライキを決行するとなると、どんなものだろうか?確かに、世論調査等では選手会のストライキを支持する声は多い。でも、実際に決行されると、それに付随して発生する損害は甚大なものとなる。入場料やテレビ放映権料、球場売店の収入等が消え失せる訳で、その損害賠償は”違法ストライキ”を行なった(日本野球機構は、選手個々人が独立事業者として認識しており、選手会を組合として認めていない為。)として、選手会に請求され兼ねない。
又、統一契約書上「自己の責に帰すべき事由に因って野球活動を休止する場合、球団は活動休止1日につき参稼報酬の300分の1を減額する事が出来る。」とあるので、ストライキ間の賃金はこれに準じてカットされるだろう。高額年俸の選手はいざ知らず(とは言え、仮に年俸が3億円の選手は、1日当たり100万円カットされるのだから痛くない訳はないが。)、2軍選手等低年俸の選手には死活問題となるだろう。結局は弱者へしわ寄せが来るだけの様な気がする。
公式戦半ばでのストライキとなると、順位や個人タイトルの行方も問題となり、長引けばメジャーの様にファン離れを助長する結果になるやもしれない。そういった意味で、ストライキ決行は”諸刃の刃”であり、避けて欲しいと願っている。
書き込んで戴いた方のブログへレスを付けさせて戴く形を取っているのですが、代官様のブログが見当たりませんでしたので、こちらに書かせて戴きます。
過去にジャイアンツ・フロントが、自分勝手な振る舞いを多くして来たのは、ジャイアンツ・ファンである自分も認めざるを得ません。その事で、アンチ・ジャイアンツの方々が不快に思われているのも良く理解出来ます。
しかし、近年は、ジャイアンツがする事成す事は、全て例外なく悪い事だ!という様な風潮が目立つ様な気がします。アンチ・ジャイアンツを標榜する事=イケているという感覚で発言されている著名人等も多く、それは一寸おかしいんじゃないの?と思う事も多々。
何度か書いてますが、ナベツネの傲慢さや下品な物言いには、自分も辟易としていますし、好きではないです。けれど、ナベツネの言動が全て駄目!という論調も違うのではないかと。
確かに、ジャイアンツにとって有利な方向に持って行こうとするナベツネの下心を感じる事も多いですが、それだけではなく、最古参チームのトップとして何とかしなければいけないという思いも全くゼロではないと思います。
黙っていれば他者から恨まれる事はまずないでしょう。逆に、言動が活発になればなる程、余計な軋轢を生むし、敵も多くなるでしょう。ナベツネを支持はしませんが、その陰でダンマリを決め込んだり、自己の利益追求に汲々としている他チームオーナー達はもっと支持出来ないです。
これからも宜しく御願い致します。
それは、自分のところだけが儲かればいい、パリーグの経営がどうなろうと知ったこっちゃない、ということでした。
巨人は、現状ではパリーグは経営できないんだから、1リーグ制(究極の交流試合)をやろうと提案しました。
他のセリーグ球団は「2リーグ制維持」を唱えてこれに反対しました。
そこで巨人は「それなら、2リーグ制を維持したままで、私がパリーグに移籍しましょう」と言いました。
たぶん、他のセリーグ球団は反対するんでしょうね。
冷静に考えて、過去数年のやりとりを見ていると、
質問1:巨人と他のセリーグ5球団と、「球界全体の利益」を考えているのはどちらか?
質問2:パリーグ経営の問題を解決するために、巨人以外の5球団は何か巨人案に対する対案を提出したか?
が当然出てくると思います。
なのに、2リーグ制維持の方がどうして「球界全体の発展を考えている立場」になっちゃうのが不思議で仕方ありません。冷静に考えておかしいと思うんですが。
団結行動権を行使することによって賃金請求権が無くなるのなら、誰も行動権を行使しなくなるのではないのでしょうか?
それは法律自体に矛盾しているような…。
ちと調べてみます。
団体交渉を行う地位にあるか否かというのは,労働争議華やかなりしころの過去の遺物で,今更チャンチャラおかしいですね。いずれにせよ,愛するプロ野球の将来の為になる形で交渉が進捗することを切に祈っています。
さて、ストライキに突入したときの年俸について調べたところ、基本的に賃金請求権は発生しないのだそうです。
ただし、個々の選手が結んでいる契約によって、どの程度年俸がカットされるか、あるいはカット自体されるかどうかは、微妙に異なってくるかもしれません。
なので、もう少し調べて、こちらでも記事にして見たいと思います。
以上、取り急ぎお返事まで。
トラックバックありがとうございました。
実は初のトラックバック(^o^)
さて、ストライキですが、TBをたどっていって
いろんな知識が手に入りました。brogの威力ですな。
労働者vs使用者なんてのは労働組合法の一番初めの
頃の話。こちらとしてはとっくに認識してると考えて
しまう訳で、そこであんな間抜けな発言が出てくると
( ゜Д゜)ポカーンとなってしまう訳で。
球団側は判ってやってるんでしょうけどね。
しかし球団側がオーナー会議なんてのがあるのに、
選手会を認めない(公的機関は認めているのに…)と
いうのも財閥時代そのままでお笑いです。
これを機会に球団側の旧態依然とした体制をぶち壊して
欲しいとマジにマジで願いますよ。ホントに。
がんばれ古田!!!
ただひとつだけ言えることはもう一つの合併話が一向として進んでないこと、そしてライブドアの新規参入を容認する動きが出てきたこと。ホリえもん自体はいろいろと怪しい部分が多いですが、この動きは今まで経営者たちが突っ走ってきたのが、少なからず選手やファンにとって追い風になってきたような気がします。
さて、トラックバックをいただいた記事では抜けていたのですが、ストライキに関して補足させていただきたい点があります。
まず、記事の中で
>損害賠償は”違法ストライキ”を行なった(日本野球機構は、選手個々人が独立事業者として認識しており、選手会を組合として認めていない為。)として、選手会に請求され兼ねない。
という点ですが、私は請求されても認められる可能性は低いと見ています。
理由は2つあります。まず、プロ野球選手会は東京都地方労働委員会によって認可された労組です。
ですから、雇用者側が認めてなかったとしても、それを理由にストが不当であるとするのは無理があります。
また、ストが正当であると認められた時点で、ストに起因する損害の賠償請求は違法行為になります(労働組合法第8条)。
ですので、野球機構側が選手会を労組として認めないという他に、ストの不当性を訴える理由がない限り、賠償請求は不可能です。
この点に関しては、関西アレ野球ニュースさんのコラムがうまくまとめていますので、そちらもご覧ください。
http://kos.homedns.org/~uzu/cgi-bin/mt/archives/2004/08/post_11.html