古式床しい雅びな都市。其処で古くから店を営んでいる知り合いから、興味をそそられる内容のメールを受け取った。この都市では近年、海外からの観光客が増加し、それに伴って彼の店にも多くの外国人が訪れる様になったという。接客して行く中で彼が感じた、欧米系外国人とアジア系外国人の行動様式の差に付いて書かれた内容だったのだが、それを下記してみたいと思う。
*************************************
① 「いらっしゃいませ。」と声を掛けた際、相手がニコッと微笑んでくれる。
欧米系外国人: 100人の内90人位
アジア系外国人: 100人の内5人位
② 会計時にディスカウントを求められる。
欧米系外国人: 100人の内数人位。
アジア系外国人: 100人の内10人位。
③ 御釣りを小銭で渡した際、その場で金額が合っているか確かめる。
欧米系外国人: 100人の内数人位。
アジア系外国人: 100人の内95人位。
************************************
誤解されるといけないので断っておくが、彼は差別や偏見の意識の無い、極めてニュートラルな男で在る。「地域によって行動様式が、これ程迄に異なっているのは面白いなあ。」と彼は感じただけで、其処に深い他意は無い。又、上記の人数も、実際にカウントした訳では当然無く、あくまでも主観的(欧米系orアジア系の判断も含めて。)&一面的なもので在るのは、改めて説明する迄も無いだろう。店によって、彼とは違った結果が出る事も当然在るだろう。
彼のメールを読んで思ったのは(彼もその点を触れているのだが。)、「逆に海外で日本人が買い物をした場合、相手からはどういう風に見られているのだろうか?」という事。これは実に興味を覚える所だ。
ところで、先日、面白いニュースが報じられていた。メリーランド大学とBBCが共同で、昨年の10月から今年の1月にかけて、世界33ヶ国、39,435人を対象に実施した「世界に於ける国々の影響に付いて(Countries' Influence in the World)」という世論調査の結果に付いてなのだが、元となった情報を見ると、33ヶ国中31ヶ国が日本は良い影響を与えている(Mainly positive)国と捉えてくれている(捉えてくれている国民が過半数以上)というのだ。(日本を、悪い影響を与えている(Mainly negative)国と捉えている(捉えている国民が過半数を占めている)2ヶ国は中国と北朝鮮。)
ヨーロッパに付いては33ヶ国全てが、「良い影響を与えている。」と捉えている人間が過半数を占めたという事だが、集合体ではなく一国としては、31ヶ国の支持を集めた「日本が世界で最も良い影響を与えた国」となっている。(33ヶ国平均では、日本が世界に良い影響を与えているとするのは55%、悪い影響を与えているとするのは18%との事。)*1
叩かれる事の多い我が国(特定のマスメディアが、日本叩きに加担しているとかいないとかの話は此処では別にして。)だが、好意的に捉えてくれている人が多かったというのは、驚きで在ると共に正直嬉しかった。普段は、日本の不条理な出来事に吠えまくっている自分だが、そうは言っても一番愛しているのはこの国なのだ。
*1 何を基準に、「良い影響を与えている。」とか「悪い影響を与えている。」としているのかは不明。
*************************************
① 「いらっしゃいませ。」と声を掛けた際、相手がニコッと微笑んでくれる。
欧米系外国人: 100人の内90人位
アジア系外国人: 100人の内5人位
② 会計時にディスカウントを求められる。
欧米系外国人: 100人の内数人位。
アジア系外国人: 100人の内10人位。
③ 御釣りを小銭で渡した際、その場で金額が合っているか確かめる。
欧米系外国人: 100人の内数人位。
アジア系外国人: 100人の内95人位。
************************************
誤解されるといけないので断っておくが、彼は差別や偏見の意識の無い、極めてニュートラルな男で在る。「地域によって行動様式が、これ程迄に異なっているのは面白いなあ。」と彼は感じただけで、其処に深い他意は無い。又、上記の人数も、実際にカウントした訳では当然無く、あくまでも主観的(欧米系orアジア系の判断も含めて。)&一面的なもので在るのは、改めて説明する迄も無いだろう。店によって、彼とは違った結果が出る事も当然在るだろう。
彼のメールを読んで思ったのは(彼もその点を触れているのだが。)、「逆に海外で日本人が買い物をした場合、相手からはどういう風に見られているのだろうか?」という事。これは実に興味を覚える所だ。
ところで、先日、面白いニュースが報じられていた。メリーランド大学とBBCが共同で、昨年の10月から今年の1月にかけて、世界33ヶ国、39,435人を対象に実施した「世界に於ける国々の影響に付いて(Countries' Influence in the World)」という世論調査の結果に付いてなのだが、元となった情報を見ると、33ヶ国中31ヶ国が日本は良い影響を与えている(Mainly positive)国と捉えてくれている(捉えてくれている国民が過半数以上)というのだ。(日本を、悪い影響を与えている(Mainly negative)国と捉えている(捉えている国民が過半数を占めている)2ヶ国は中国と北朝鮮。)
ヨーロッパに付いては33ヶ国全てが、「良い影響を与えている。」と捉えている人間が過半数を占めたという事だが、集合体ではなく一国としては、31ヶ国の支持を集めた「日本が世界で最も良い影響を与えた国」となっている。(33ヶ国平均では、日本が世界に良い影響を与えているとするのは55%、悪い影響を与えているとするのは18%との事。)*1
叩かれる事の多い我が国(特定のマスメディアが、日本叩きに加担しているとかいないとかの話は此処では別にして。)だが、好意的に捉えてくれている人が多かったというのは、驚きで在ると共に正直嬉しかった。普段は、日本の不条理な出来事に吠えまくっている自分だが、そうは言っても一番愛しているのはこの国なのだ。

*1 何を基準に、「良い影響を与えている。」とか「悪い影響を与えている。」としているのかは不明。
集団での行動はここでは触れず、例えば、ホテルでは、出発時にベッドメイキングで整え、風呂をきれいにつかい、殆ど苦情を言わない。自分達の要求が通るまで、ごり押しをする欧米人よりもずっとお行儀がよいという評判をよく聞きます。
ニッコリ微笑んでペコリとお辞儀をする様子も微笑ましいし、そして、何よりお金を持っている。ひったくりに狙われやすいのも日本人のようですが…。
おつりについては、欧州は小銭をチップ代わりにおく習慣があるので、細かく、慣れない小銭は、帰国してから換金もできないので、もともと諦めているのかもしれませんね。
引っ越して新たにブログ再開しました。これからも、海外ネタなら少しは参加させていただきます。
このカルチャーショックは、楽しみな反面、困惑する事も少なくありません。
例えばイタリアに行くと、不倫の恋より、食事を食べ過ぎる事に、罪悪感を感じる人が多いそうです。
「恋する事は相手が誰であれ罪ではない、しかし、食べ物は神様のお恵みであるから、不作法に喰い漁るのは罪である」んだとか?
海外に出ると「日本人は礼儀正しい」と言われ、それが我々の誇りだったんですが、さて、礼節を重んじる風習が崩れつつある昨今・・・。
良い伝統は残していきたいですネ
あるカメラマンによると「アジアの女性で、日本人だけが綺麗に笑える」んだそうです。
笑顔というのは、異文化コミニュケーションに対して、大きな武器ですネ。
・・・「いらっしゃいませ。」と声を掛けた際、相手がニコッと微笑んでくれる。
欧米系外国人100人の内90人位・・・
笑顔の欧米系外国人に、笑顔で迎える日本人でありたいです。
「アメリカの家に、中国人のコックとイギリス人の執事を雇い、日本人の妻とフランス人の愛人を持つ。」というのが、世界の男性が考える最高の家庭像と言われていますよね。主人に対して只管従順な女性は日本人という事なのかもしれませんが、幻想に過ぎないのは言う迄も無い事。寧ろ今では、"女王様”に憧れる男性が、日本人女性の気強さを求めていると思うのは考え過ぎでしょうか(笑)。
魅力的な笑顔というと、自分の場合は一寸だけ口角を上げる感じに惹かれます。後は、”目”も笑っているという事も。顔は笑っているけれど、目は笑っていない(怖い)感じの森光○さんは苦手です(^o^;;;。
さて、そこで述べられていた 『恥の意識』 ですが、裏返すとよく思われたいという 『見栄』 の文化でもあると思うのです。
そんな背伸びの姿勢が、外国人にはお行儀よく見えるのではないでしょうか。
では、海外を訪れる外国人はどうなのだといわれると、それもまた決して誉められるものではありません。第三者の目を気にする日本人の方が、個人単位では随分他国に差をつけていると思います。
海外で引ったくりに遭遇し、怖い思いをされたご夫婦が、心配している私たちに 「これも帰国すれば話のネタになって、楽しい思い出になりますよ」 と、声をかけてくださったこの言葉こそが、日本人の心遣いだと思います。