「1933年、地元紙インヴァネス・クーリエが未確認生物(UMA)の目撃例を報道し、20世紀最大の神秘の1つとして、世界中に広がった。」のが、イギリス北部スコットランドのネス湖のネッシーだ。8月24日の記事「遂に明らかに!?」で、「国際的な科学者チームが同湖の水中に存在する膨大な量の生物由来のDNA(環境DNA)を調べ、既存のデータベースに照らして分析した結果を、9月上旬に発表する。」事を紹介した。
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「ネッシー、存在せず=正体は巨大鰻か‐科学者チーム」(9月5日、時事通信)
「ネッシー」は存在しなかった。英北部スコットランドのネス湖で目撃情報が相次ぎ、20世紀最大の謎の1つとなった「未確認生物(通称:ネッシー)」を巡り、国際的な科学者チームは5日、「正体は恐らく、巨大な鰻だ。」と発表した。未知の生物の存在を示す科学的な証拠は、「全く見付からなかった。」と言う。
調査はニュージーランド・オタゴ大学のニール・ゲメル教授等のチームが実施。ネス湖の約250ヶ所でサンプルを採取し、水中に存在する膨大な量の生物由来のDNA(環境DNA)を調査・分析した。
ゲメル教授は5日の記者会見で「大量の鰻のDNAを発見した。」と説明。「鰻が通常よりも、極端に大きく成長する可能性も在る。」と指摘した。唯、教授は「良く判らない点も多く在る。」とも述べ、更なる解明の必要性を訴えた。
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「「ネッシー」は存在しなかった。」という結論には、「矢張りなあ。」という思いが。「99.99%存在しないだろうけれど、『存在しているかも。』と夢想するのが楽しい。」という理由から、子供の頃より未確認生物(UMA)の話が大好きなので、残念な思いも同時に在る。
「ネッシーが存在していないとしたら、何故、少なからずの目撃情報が在るのか?」という点が気になっていたけれど、可能性としては巨大鰻の存在と言う。そういう説は以前からも在ったが、そんなにも巨大な鰻って存在するのだろうか?数々の目撃情報からすると、ウナギイヌよりも遥かに大きそうだが。