先日、「名古屋観光ホテルで開催予定だった演歌歌手・丘みどりさんのディナー・ショーが、ホテル側の不手際(ダブルブッキングにより、開催会場が確保出来ていなかった。)により、開催当日の10月2日に中止が発表される。」というニュースが報じられた。「当日迄、ダブルブッキングの事実に気付かなかったホテル。」というのには呆れ果ててしまったし、ディナー・ショーを楽しみにしていた観客、そしてこういう形でニュースになってしまった丘さんには、気の毒という思いしか無い。
此の件を受け、10月11日付けの日刊ゲンダイでは、今年のクリスマス・ディナー・ショーの料金ランキングを取り上げていた。「歌手毎で“最も高いチケット料金”を元に、合計23人(組)の歌手の名前が載っていたのだが、今回は“ベスト10”を抽出してみた。上位3名を、是非当てて貰いたい。
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「2022年クリスマス・ディナー・ショー料金ランキング」
1位: A(6万9千円、帝国ホテル東京[12月23日、24日])
2位: B(6万2千円、帝国ホテル東京[12月22日])
3位: C(5万5千円、ザ・プリンス パークタワー東京[12月24日])
4位: さだまさし氏(5万4千円、ホテルニューオータニ東京[12月23日]) / 玉置浩二氏(5万4千円、ホテルニューオータニ東京[12月27日]) / 高橋真梨子さん(5万4千円、ホテルニューオータニ東京[12月24日、25日])
7位: 松田聖子さん(5万1千円、グランドプリンスホテル新高輪[12月14日~17日])
8位: 氷川きよし氏(4万8千円、ホテル椿山荘東京[10月13日])
9位: 鈴木雅之氏(4万6千円、帝国ホテル大阪[12月25日]) / 石丸幹二氏(帝国ホテル東京[12月25日])
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8位の氷川きよし氏に関しては、特記すべき点が在る。今年一杯で歌手活動を休養するという事も在り、例年はクリスマス前に開催していた「ホテル椿山荘東京」でのクリスマス・ディナー・ショーを、今年は「10月13日」に前倒しで開催。“特別なクリスマス・ディナー・ショー”という事も在り、「ステージに一番近い席が確約された『プレミアムシートSS席(宿泊付き)』。」は18万5千円で、今回1位の「6万9千円」を大幅に上回っている。特別な理由付きという事で1位にしなかった様だが、こんなに高額なのに、あっと言う間に完売したというのだから凄い。
コロナ禍前、「クリスマス・ディナー・ショーの料金が一番高いのは松田聖子さん。」という時代がずっと続いていた様に思う。だが、コロナ禍により、歌手にとって最大の書き入れ時とも言えるクリスマス・ディナー・ショーが、(恐らく)2年間開催出来ない状態だったと思う。今年は何とか開催出来そうだが、松田聖子さんは1位の座から滑り落ちてしまった様だ。
で、1位から3位の方の名前を記す。3位の方は「成る程な。」という感じだったが、1位&2位は個人的に意外な方だった。
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<答え>
1位: A=谷村新司氏
2位: B=由紀さおりさん
3位: C=五木ひろし氏
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