ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

原監督の解任に向けたカウントダウン開始

2007年09月10日 | スポーツ関連
原辰徳監督の戦略&勝負勘の無さは何度も書いて来たが、昨日の試合でもこれでもかという位にその欠陥が露呈していたと思う。下柳剛高橋尚成という両チームの先発投手は、試合開始から絶不調なのがあからさまに判る状態。そして、3対2とジャイアンツの1点リードで迎えた4回表のタイガースの攻撃。2死1塁で次は下柳投手の打順だったのだが、「此処で代打を送られると嫌だなあ。今日の下柳投手の出来を考えると、続投ならば未だジャイアンツは点数を獲れる。それにこの場面で代打を出されると、試合当初から球が上ずっている高橋投手だけに長打を食らって失点するのではないか。」という思いが在った。すると岡田彰布監督は透かさずベンチを出て、下柳投手に代えて狩野恵輔選手を代打に起用。嫌な予感がしている中、高橋投手が投じた球は案の定上ずり、狩野選手の放った打球はタイムリー3累打に。これで3対3の同点となった訳だが、岡田監督の時宜を逃さない采配は流石の一言。

同点で迎えた、その裏のジャイアンツの攻撃。流れを変える為、此処は球に食らい付いてでも点を獲りに行く展開なのは言う迄も無い。しかし8番の木村拓也はセンターフライに終わり、次は高橋投手の打順。中4日での登板が影響してか試合当初からコントロールが全くままならない状態で、尚且つ球が悉く上ずるという最悪さを考えると、”流れ的には”2番から始まる5回表のタイガースの攻撃で大量失点する危険性が充分予見され、「此処は岡田監督に倣って、高橋投手に代打を送るだろうな。」と読んだのだが、原監督はそのまま高橋投手を打席に向かわせる決断を。傍目からは「何としても打つ!」という気迫が全く見られなかった高橋投手はあっさりと見逃し三振に倒れ、結局この回は三者凡退に終わる。「ジャイアンツにとって流れは、明らかに悪い方向に向かっている。」と、この試合を見ていた人の多くは思った事だろう。

5回表、高橋投手はタイガース打線に3連打を浴び2失点。一つのアウトも取れずに、マウンドを福田聡志投手に託す事に。この後の展開をくどくど記すのは止めよう。愚痴になるだけだから。結果を書くと追いつ追われつは在ったものの、8対9でタイガースが勝利を収め、これで今回の3連戦は”予想通り”ジャイアンツの3連敗に終わった。

昨日の試合を見てジャイアンツの上層部が「原監督の解任止む無し。」と判断しなかったら、彼等は救い様が無い程の痴れ者だと言いたい。それ程に、原監督の監督適性の無さが晒し出されていたからだ。誤解されたく無いので敢えて書くが、原監督に見切りを付けたのは別段ここ数試合、又は今季の闘い方だけを見ての判断では無い。彼の第一次政権2年目、否、厳密に言えば1年目の中盤辺りから監督適性に関して、薄ぼんやりとした疑問は芽生えていた。その辺の話を改めて書く気力も無いので、前に書いた記事「もう辞めて下さい!」を読んで戴ければと思う。

勿論、実際にプレーをしている選手達が敗戦の責任を負うのは当然の事。「何としても打ってやる!」という思いが全く感じられない、高橋投手の無気力な打席。これじゃあ、味方の選手達の気持ちは萎えてしまうだろう。打撃センス云々の話では無く、それこそ「球に食らい付いてでも打つ!」という姿勢が重要で、他のチームの投手に比して残念乍らジャイアンツの投手達は淡白。又、アウトになりそうなボテボテの当たりを放った際、1塁ベース迄全力疾走せずに途中で足を緩める選手がジャイアンツは目立ち過ぎる。これは何度も指摘しているが、二岡智宏選手がその典型。「彼は足に”爆弾”を抱えているから。」なぞという弁護は受け付けない。タイガースの金本知憲選手は満身創痍乍ら常に全力疾走を心掛けている。昨日の試合で言っても、濱中治選手がショートへのボテボテの当たりを諦めずに全力疾走した事でヒットにし、其処からタイガースは2点を奪い取ったのだ。チンタラ走りをしていては、勝利の女神が微笑んではくれない。

選手達の責任が重いのは当然だが、指揮官としての監督の責任も同様に重い。打つ可き手をきちんと打っているのに負けたというので在れば、監督に過度な責任を負わせてしまうのは酷だが、原監督に関してはそれが当て嵌まらないだろう。それ程に、彼の監督適性は低過ぎる。

投手の状態&試合の流れを的確に把握出来ないまま、投手の交代時期を逸してしまう。代打を送るタイミングが時宜を得ておらず、結果として”死に駒”を作ってしまう。*1、戦略の無さから臨機応変な闘い方が出来ず、どの試合でもワンパターンで雑な攻めしか出来ない。等々、監督適性に疑問を感じる要素は枚挙に遑が無い「原監督にとって『戦略とは打順を動かす事のみ。勝負勘とは選手のジャイアンツ愛を信じて、一切動かずに居る事。』という思いが在るのでは?」と嫌味を言いたくなる程だ。

恐らくジャイアンツはこのまま連敗街道を直走る事になるだろう。首位に返り咲く事無く、公式戦を3位で終えられれば御の字といった感じか。そして原監督はフロント進退伺いを出すに違いない。「第一次政権の2年目に自分を解任した事で猛バッシングを浴びたジャイアンツのフロントが、又しても自分を解任する事はないだろう。」という読みが在った上での”仮初めの進退伺い”をだ。ジャイアンツのフロントは決して怯む事無く、その進退伺いを受理して欲しい。それだけ彼の監督適性は低いし、余程の熱狂的な原ファンでない限りはこの決断をバッシングする事はないだろう。

万が一、来季も続投という判断を下したならば、「昨年の反省を活かし、一年を闘い抜ける戦力を作り上げたい。」という”御決まりのコメント”を原監督は吐き、そしてチームは来年以降も無駄な年月を減る事になるだけで在る。

*1 チャンスに悉く凡退したデーモン・ホリンズ選手、そして一打サヨナラの場面で漫然と見逃し三振に倒れた脇谷亮太選手(同じシーンを今季だけでも何度見せられた事か。)に代打を送らないとは・・・。

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25 コメント

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>ぶりゅーわー@ソレイタだ木田様 (giants-55)
2007-09-11 01:30:02
書き込み有難う御座いました。

伊原ヘッドコーチに関しては、監督の指示とは異なる指示を時折出し、その事で原監督としっくり行っていないなんて噂は耳にしますね。真偽の程は判りませんが、選手にしてもコーチにしても”暴れ馬”を飼い慣らしてこその名伯楽だと思っています。

当ブログでも何度か書いているのですが、現首脳陣の中では内田打撃コーチと共に尾花投手コーチはその能力を高く買っています。しかし先発投手の見切りの悪さが原監督の独断で無いとするならば、尾花コーチへの信頼感は残念乍ら下げざるを得ないでしょうね。今でも両コーチには信頼を置いている自分ですので、もし原監督の独断専行で在るならば、残り試合は投手を管轄するトップとして毅然と原采配を諌めて欲しいものです。
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連投です。 (ぶりゅーわー@ソレイタだ木田)
2007-09-11 00:39:24
久しぶりのコメントなので連投してしまいました。

giants-55様のジャイアンツを愛するが故の原監督に対する厳しいエントリー、真摯に拝読いたしました。采配に対する指摘は私以外の方々が的確にコメントされていますので、私からはただひとつ、「伊原コーチや尾花コーチは機能してるんですかねえ?」ということだけです。二人とも有能なコーチのはずですが、その二人の能力を生かしていないように見えるのですが・・
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>ハニスポ様 (giants-55)
2007-09-11 00:03:28
書き込み有難う御座いました。

自分の推す後任監督に付いては、数時間内に記事をアップする予定ですので読んで戴ければ幸いです。「これって冗談?」とか「ネーム・ヴァリューで選んでるんじゃない?」といった声も上がりそうな気はしていますが(笑)、自分としてはかなり真剣に”あの方”を推したいと思っています。

伊東監督と古田監督ですか。松坂投手移籍の影響は結構大きいと思っていましたのでライオンズの不振は或る程度読んでおりましたが、それ以上の低迷には正直驚いています。唯、両監督の率いるチームが同じ様に低迷している事に関しては、自分なりに考える所が在ります。かなり昔の記事で在り、或る時期から星野仙一氏以上に”神”的な存在になってしまった古田監督。恐らく殆どの方が覚えておられないとは思いますが、当ブログを立ち上げた当初に「古田選手の凄さ」(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/406eb05c86abfe05ac281ddbeb3a4ac8)という記事で”選手としての彼”の凄さを認め乍らも”人間としての彼”は好きになれない旨を記している自分です。まあ星野氏程では在りませんし、何よりも神に楯突く行為で在りますので(笑)、その後は特に記す事も在りませんでしたが。知人でプロ野球関連の仕事に就いている者が居り、ちょこちょこ”裏情報”を聞く機会が在るのですが、当時から彼の”裏表の激しさ”は良く耳にしており、ジャイアンツの選手の間には「あいつだけは許せない!」という声が結構上がっていた様です。「人望面でかなり問題在り。」というのが自分の中での彼の評価だったのですが、どうやら今のスワローズの中で彼に全幅の信頼を置いている選手は殆ど居ないという話で、選手達の心が離反してしまっているという状況だそうです。伊東監督の場合も自らのミスを選手に押し付ける癖が在るという事で、カブレラ選手を始めとした主力選手の多くの心がやはり離反してしまっているとも。両者共に選手としては一流だったけれども、指揮官としては人身掌握術に難在りという事なのでしょうか。球界で一時代を築いた人物だけに、好きなタイプでは無いものの(苦笑)、このまま終わってしまうのは残念な思いも在ります。

当日の朝に売り出された報知新聞で「王監督続投!」と打ち乍ら、その日の午後に王監督の解任が発表された歴史を持つ読売グループだけに、ナベツネが今夏に打ち出した「原永久監督宣言」は空約束と考えていて良いでしょうね。次の監督が担保出来た段階で、「慰留したのだけれども、原監督がどうしても責任を取りたいというので、その意思を尊重する事にした。」とでも言って解任するのは在り得なくは無いです。

ジャイアンツOBの中には「続投支持」の声も少なくない様に思いますが、ネット上の意見を見ている限りでは”原信者”的な方々の間からも采配に疑問を呈する声が公然と上がっていますし、ファンの総意とは言いませんが、「解任已む無し」と考えるジャイアンツ・ファンは少なくないのではないでしょうか。やはり同じ過ちを3年間続け、尚且つ全くチームを立て直せなかったという事実は余りに印象に悪過ぎます。

唯、原監督だけに責任を負わせるのも酷は酷。こうなったらナベツネ氏も一緒に退陣願いたいと思っているのですが、安倍首相並みに現職に執着していそうな御仁故、自ら退くなんて事は間違っても口にしないでしょうね。フロントに関しては、これ迄の連中よりは未だまともな気がしていますし、もう少し様子を見ても良いかなという気がしています。

因みに読売グループの中でも組織によって推す後任の名前が異なっている様で、日テレとしては”何故か”中畑氏を協力にプッシュしているとも言われていますね。
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原監督と似た成績の・・・ (ハニスポ)
2007-09-10 21:33:14
 続けて、別のお題も。

 幾つかのマスコミで報じられていますが、ライオンズの伊東監督が今シーズンの成績不振を理由に退任するとの事です。
 伊東監督は監督就任1年目の2004年に日本一に輝いたのみで、去年までの3年間で一度も「シーズン1位」になった事もなく、今シーズンは26年ぶりのBクラス転落が確実となるほどチームが低迷した事から、その責を負わされて監督の職を解かれるとの事になるそうです。
 原監督と伊東監督とは、「入団してからそのチーム一筋の中心選手で、他のチームの空気を吸った事がない」、「監督就任1年目に日本一、以後サッパリ」といったところが共通しており、原監督にとっても他人事では済まされないと思います。

 それにしても、伊東監督の現役時代から考えると、原監督よりもはるかに勝負勘があるはずなのに、何故この様な末路を辿ったのか、凄く気になります。
 1990年代に森さんやノムさん等、捕手出身の名監督が活躍した事もあり、「捕手こそ名監督候補生だ」ぐらいに捕手というポジションがもてはやされた時期があって、伊東監督と古田PMには現役時代から「未来の名監督」への期待が高かったのですが、2人の今年の成績を見ると名監督とは程遠いものに感じられます。
 データや洞察力、そして勝負勘を駆使して名捕手として名を残しながらも、それらの要素が監督としての成功に繋がらないのは何故なのでしょうか?

 原監督と似た様な成績でグラウンドを去るかも知れない「名捕手」に、色々と考えさせられました。
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「原監督のクビ切り」に関して思うところ (ハニスポ)
2007-09-10 21:30:58
 いやぁ、前の記事の前振りを見て最悪「ジャイアンツファンを辞める」という事を予感してしまいました。まずは一安心。
 それでは、「原監督のクビ切り」をお題に書き込みます。

・チームがAクラス入りでも、原監督のクビを切れる?
 ご存知の通り、2003年に親会社グループ、ていうか、ナベツネが1回成功させておりますが、その時はファンの不興を買い、原監督は被害者扱いを受けました。
 ですが、今回はさすがに原監督はかばわれる事はなく、すんなりとファンに受け入れられるのではないのでしょうか。
 というのも、これまでの戦いに加え、1敗が命取りになるクライマックスシリーズにおいて、タイガースやドラゴンズを蹴落とすどころか無残に蹴落とされて、一部のファンの中でとどまっている原監督に対する失望感を多くのファンが感じる事になると思えるのです。

・原監督のクビを切れない理由?
 管理人様が懸念している「切る気がない」か、私が予想している「切る気があっても、事情により切れない」かと思われます。
 前者に関しては、親会社グループ内でも様々な考えがあるかもしれませんが、ナベツネおよびジャイアンツOB会は高確率で「斬首」へと気持ちが傾いていると想像できますので、管理人様の懸念が杞憂に終わるくらい可能性が低いかと思われます。
 で、問題は後者の方です。

・その後誰を監督に据えるか?
 これこそが「切る気があっても、事情により切れない」でいる大きな要因であり、「斬首」後の最大の課題であると思っています。前任者を辞めさせておきながら、前任者より劣る人間を立てては、いい笑いものですから・・・。
 もし親会社グループの本命が”あの御方”だとするならば、2008年9月頃までフリーではないので、2008年の1シーズンだけ「中継ぎ」を据えなければなりません。
 そして、「中継ぎ」になれそうな人材がチーム内に1人いそうですので、その方が2008年にチームを率いるかもしれません。
 ただ、その方の過去の実績から、個人的にはあんまり期待できません。親会社のちょっかいに屈して、大事な戦いに惨敗したのですから・・・。
 もし親会社グループの本命が”あの御方”以外だとすると、正直な所予想できません。何せ、私達が考え付く人材と、親会社グループでリストアップされている人材とはかなり異なると思えるのです。

 何はともあれ、無理かもしれませんが、ジャイアンツにはあと11ほど勝ち星を上乗せしてシーズンを終えてもらいたいものです。
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>oumo様 (giants-55)
2007-09-10 20:29:35
書き込み有難う御座いました。

これでも感情を10分の1位に抑えて書いたんですよ(笑)。それ程原監督の采配は残念乍ら酷過ぎると思います。これは勿論ここ数試合を見てだけの判断では無く、今季を含めた4年間を総合判断してのもの。「具体性や戦略の無い、抽象的な単語の羅列。」、「仲良しグループを形成し、自分の意に沿わない人間は徹底的に排除。」、「組織の失態続きを、結果的に部下が全て背負わされている。」等々、冗談抜きにして安倍首相と余りにも相似した原監督。これでは部下もやる気が減じられてしまうでしょうし、組織は改善する事無く先細って行く一方でしょうね。

何度も書いていますが「一人の人間としての原辰徳」は嫌いじゃないんです。でも指揮官としての彼には、流石にもう見切りを付けざるを得ない段階に入りました。自分の友人に筋金入りの原ファンの男が居ます。選手時代から彼がどんな状況に在ろうとも只管応援し続けて来た彼が、先だってジャイアンツ戦を共に観戦し余りにも不甲斐ない負けを目にして、「原監督・・・駄目だね。」とポツリと呟いていました。ネット上でも原ファンの中に否定的な見解を多く見掛ける様になりましたし。

次の監督には誰が適任か?これに付いては明日の記事にしたいと思っていますが、確かにジャイアンツOBの中には「この人がベスト!」と断言出来る逸材が居ません。と言うか別にジャイアンツOBに固執する必要は無いとずっと思っていますので、自分としては”あの人”を次の監督として推したいと思っております。

勝負の世界で”たられば”を口にするのは無意味な様に、この”たられば”を書くのも虚しくは在るのですが、本当に松井秀喜選手がジャイアンツに居てくれたら・・・と思ってしまいますね。彼がジャイアンツを離れてから、本格的にジャイアンツの崩壊は始まった様な気がします。清原ファンの方々には申し訳無いのですが、松井選手よりも清原選手を厚遇している様なジャイアンツのフロントにずっと疑問を感じていました。「清原選手は確かに凄い選手だけれども、主軸としてずっとチームを牽引して来たのは誰だと思っているのか?全ての面で選手達の模範足りえるのは、一体どっちだと思っているのか?これじゃあ松井選手も、このチームに骨を埋め様とは思わないだろうな。」という思いが在ったのですが、松井選手がチームを離れた要因はメジャー志向の強さ”だけ”では無かった様な気がしてなりません。
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Unknown (oumo)
2007-09-10 19:01:34
giants-55さま

ここ数日はかなりの体力を消耗されたと思います。
ついに首位陥落と思ったら3位になってましたね。

最近は、観戦できない(沖縄は本当に中継がない)
ので、新聞やインターネットでの情報でしか判断できません。

しかし、
giants-55さんがここまで感情を出して(だいぶ抑えていると思いますが)いるということは、そうとうまずい采配なのでしょう。

僕は生まれたときから、ジャイアンツファンであり、
その当時の4番打者である、原辰徳のファンであるのですが、彼は相変わらずなお坊ちゃん振りを発揮しているようですね。


もう少し頑張って欲しい気がしますが、
今のジャイアンツに欠けている、勝負に対する厳しさを指導できる指導者が必要ですね。

そういう人で考えると・・・


ジャイアンツOBにいないような・・・


松井秀喜選手に戻ってきて欲しいなぁ
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>久保課長様 (giants-55)
2007-09-10 17:58:49
書き込み有難う御座いました。

本当はもっと過激な表現で記事を書こうかとも思ったのですが、これでもかなり抑えたトーンで記したんですよ(笑)。

ジャイアンツ選手達に多く見られる覇気の無さは、ジャイアンツ・ファンの自分も強く感じる所です。詳細は瀉殷様宛てのレスで書かせて貰ったのですが、金本選手や赤星選手を始めとしたタイガースの選手達が攻・走・守で見せる闘志とは雲泥の差ですからね。まあ、こういう選手達にしてしまったというのも原監督に責任の一端が在る様に感じていたりします。(これも詳細は瀉殷様宛てのレスを御参照下さい。)

最大12ゲーム差を付けていたチームに、僅か1ヶ月程で追い抜かれてしまうというのはプロ選手として非常に屈辱的な事の筈。ましてや原監督政権下では、今季を含めて過去3年間同じ目に遭っているのですから、余計に屈辱感を覚えなければ嘘だと思うのですが、口では「悔しい。」とは言っているものの阿部選手や小笠原選手等ごく少数の選手を除いては何か達観した様な風情なのがファンとして非常に物足りないし、腹立たしさを覚えます。

仮にジャイアンツが今季優勝出来たとしても、又は来季原監督が続投し優勝を果たしたとしても、今季を含めた過去4年間と同じ進歩の無さの上での優勝ならば、自分は原監督を全く支持する事は出来ない。彼に代わって欲しいからこそ”毒”を吐き続けて来た訳ですが、これ程迄進歩を見せないのでは流石に疲れてしまいました(苦笑)。
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>のん様 (giants-55)
2007-09-10 17:48:35
初めまして。書き込み有難う御座いました。

誤解を生じさせてしまってはいけないので先ず書きたいのですが、自分は「指揮官としての原辰徳」は見限りましたが、「一人の人間としての原辰徳」は嫌いでは無いし、ジャイアンツOBの中でも好きな部類に入ります。ですので、決して彼が憎くて厳しい事を書いている訳では無く、ジャイアンツというチームが夢を託すに足るチームへと変貌させる為には指揮官・原辰徳では手腕不足と判断した為、痛言を吐いたと御理解戴ければ幸いです。又、記事では今回の三連戦を俎上に載せましたが、原采配を見限った要因をこの三連戦”だけ”に見出した訳では無く、(記事中でも触れています様に)彼がジャイアンツを指揮して来た過去4年間を総合評価しての判断という事も併せて御理解下さいませ。

チーム毎に「勝利の方程式」は当然異なりますし、仮にベストと思われる手を打ったとしてもそれが必ずしも「吉」と出ないケースは勿論在ると思います。そもそも試合が終わった後でああだこうだ言ってしまうのは、結果論で物を言っていると言われてしまっても仕方ないでしょう。我々ファンには見えない(知り得ない)理由が在って、本来打つ可き手が打てないという事情が在るのかもしれませんし。

唯、それを踏まえた上でもやはり原監督の監督適性に自分は疑問を感じてしまうんです。仰る様にジャイアンツの場合は「先発を極力引っ張る。」という戦法が優先されるチーム事情は在ります。けれどもこれが公式戦の中盤辺り迄なら未だしも、素人目にも先発陣の疲労の濃さが見え始めた中盤以降では、新たな戦法を構築するのが指揮官としての重要な役目だと思うんです。TPOに応じて戦法を変えるというのは絶対に必要で在り、公式戦の序盤も中盤も、そして終盤に到っても一つのパターンでしか闘えないジャイアンツというのは、やはり指揮官の責任が問われて然る可きなのではないでしょうか。バブルの時期に「それ行けドンドン!」的な手法で会社を発展させた社長で在ったとしても、それをバブルが弾けて以降も同じ遣り方に固執して、挙句に会社を倒産させて多くの社員を路頭に迷わせてしまった際、「だってバブルの頃には上手く行った手法なんだから仕方ないじゃない。」と社長が釈明した所で決して容認されないのと同じ事ではないかと。

今季の高橋(尚)投手は中盤辺り迄「粘りの投球」を見せていましたので、彼に関しては原監督が「出来るだけ引っ張ろう。」という思いを”或る時期迄”持っていたとしてもそれは当然だと思います。中盤辺り迄の粘投は流石でしたからね。それでもこれだけ不調状態が続いている状態だと、「来季を見据えて育てる時期の中盤迄とは異なり、一つの星を確実に獲って行く終盤」に於いては、冷静に且つ速やかに先発投手を見切る眼力が必要でしょう。「どれだけ好投していても、急に大崩を見せる。」パウエル投手なぞは、高橋投手以上に早く見切りを付けなければいけない投手だと思います。

原監督が先発投手を過度に引っ張るのには、「出来るだけ他の投手に負担を掛けたくない。」という思いが在るのは理解しています。唯、先発投手の見切りの悪さから、結果的にはより多くの投手を起用してその疲労度をより増させているだけでは無く、「使える投手を自ら減らしてしまっている。」という悪循環を感じるんです。どういう事かと言えば、先発投手を或る程度引っ張るのは判るのですが、次の投手の負担を考えたら「火が点きそうな状態」で継投するなら未だしも、「火が点いているどころか、大火事になった状態で継投」しており、これでは若手投手ならずとも打ち込まれて自信喪失状態にさせてしまうのではないでしょうか。挙句に「御前は失格!」と言わんばかりに、一軍に上げたばかりの投手を即日二軍に落とすの繰り返しでは、そりゃあ使える投手も居なくなってしまうでしょう。誤解して欲しくないのですが、結果を残せなかった選手に厳しい処置(二軍降格)を採るのは当然だし、悪い事では無いです。問題は指揮官自らが最悪の状態に迄到らせ、その”尻拭い”の様な形で最悪な状態に送り込まれた”部下”の気持ちを考えると何とも遣り切れない思いが在るんです。

この時期の勝ち星に自分は拘っていますし、だからこそ負けると非常に悔しい思いをしているのは事実です。どれだけベストな手を原監督が打ったとしても、チームが負けてしまったら悔しいという思いは残るでしょう。でも打つ可き手をきちんと打ったら、例えば「先発投手に見切りを早めに付け、継投した投手が打ち込まれた。」としたら、その悔しさも今の10分の1程に減じられると思います。妙な喩えですが、「定期試験で出題範囲を徹底的に勉強したのに、望ましい点数が取れなかったら、それはガッカリするし自分に腹が立ちます。」が「『此処が出るのではないか。』とヤマを掛けて、10在る内の3位しか勉強しないで点数が取れなかった時のガッカリ感&悔しさ。」に比べたら、全然度合いが違うで在ろう事と同じかと。

上記しました様に、この3連戦だけを見ての今回の私見で在ればどうかと思いますが、あくまでも過去4年間を総合判断した上での監督適性への疑問で在り、「野手の代打陣&投手の中継ぎ陣の層の薄さ」というのも別段今季に限った話では無く、その辺を指揮官としてクリア出来なかったというのも監督適性に疑問を抱かせてしまう要因に自分は捉えています。岡田監督だって就任当初から指揮官として優れていた訳では在りません。しかし彼は過去の失敗を糧にして、確実に進歩して来たと思うんです。これはバレンタイン監督やヒルマン監督にも言えますね。「では原監督はどうか?」と考えると、抽象的な概念は口にするものの具体的な戦略残念乍ら伝わって来ないし、「同じ失敗&チームを立て直せない」を年跨ぎとはいえ3年連続でしているというのは進歩が全く無いと言わざるを得ないし、プロで在る以上は3年間(3回)も同じ失敗を繰り返すというのは厳しい様ですが「失格の烙印」を押されても致し方無い気がします。

と色々書かせて貰いましたが、のん様が指摘されている様に選手の責任が減じられる訳でも在りません。実際にプレーをしているのは選手達ですし、チームの敗戦の責任を原監督一人に背負わせるのもおかしなものでしょう。チンタラ走りを改められない選手や、チャンスで積極性を繰り返して見せない選手には、自分「ジャイアンツから出て行け!」という思いを持ってしまいます。

それにしても、これだけ(3年間連続で)チームを大失速させたにも拘わらず、原監督への風当たりが然程に厳しくないというのは、原監督の人徳と言えるのかもしれませんね。これが張本勲氏や中畑清氏の様に”濃い人”が監督だったら、とっくの昔に東京ドームに「監督辞めろ!」の横断幕が出ている事でしょうし(笑)。
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>瀉殷様 (giants-55)
2007-09-10 16:57:55
初めまして。書き込み有難う御座いました。

TAC from 亀戸様へのレスでも書かせて貰ったのですが、他チームのファンの方からの御意見って非常に嬉しいです。ジャイアンツ・ファン歴が長ければ長い程、気を付けていてもチームの粗ばかりを見てしまうといった近視眼的な感じになってしまいますので、他チームのファンの方の御意見を拝見して「そういう見方も在るのか。」と納得したりしておりますので。

タイガース・ファンの方が今回の3連戦に何とは無しに物足りなさを感じられたで在ろう事は、ジャイアンツ・ファンの自分も理解出来ます。良い意味での嫌らしさ&ねちっこさを感じる選手が今のジャイアンツには皆無では無いにしても、殆ど見受けられないんですよね。贔屓目に見てもそういった部分が見えるのは阿部選手に矢野選手、小笠原選手、上原投手位でしょうか。金本選手や赤星選手等、タイガースの選手達には守備や走塁で最後の最後迄諦めずに全力疾走する姿勢が在るのに、チンタラ走りや積極性の全く見られない見逃し三振等、ジャイアンツの選手達の闘志の見えなさ加減は一体何なのでしょうか。普通ならばこんな選手達を抱えて闘わなければならない原監督に同情を寄せる可き所なのでしょうが、そんな選手達にしてしまったのも原監督の責任ではなかろうか?という思いが自分には在ります。

これは過去にも何度か書いた事なのですが、「名伯楽とはどんな暴れ馬で在っても、その個性を的確に把握して飼い慣らす事が出来る人物。」を指し、言う事を聞く馬だけを飼い慣らすのは誰でも出来る事です。原監督の場合「自らの色に選手達を染まらせる。」という意識が強過ぎ、自らの色に染まらない”暴れ馬”を排除する傾向が強い気がしています。代表的な選手が今はベイスターズの仁志選手だった訳ですが、彼は癖の強い選手で在ったのは確かですが、しっかりとした野球観&センスを持った選手で在り、ああいった闘志を表面に出す一言居士タイプの選手は今のジャイアンツに絶対必要な存在だとずっと感じていました。しかしそういった選手を結局は飼い慣らす事が出来ず、”放逐”してしまった原監督の器の小ささ(原監督のファンの方々、ゴメンなさい!)が残った選手達をより萎縮させてしまった面が在るのではないでしょうか。

正直、タイガースの選手達の闘志は憎らしくも在り、同時に羨ましくも在ります(苦笑)。

今後とも何卒宜しく御願い致します。
返信する
>マヌケ様 (giants-55)
2007-09-10 16:28:46
書き込み有難う御座いました。

もし自分がジャイアンツ・ファンで無かったら、昨日の試合の二転三転ぶりは面白いと言えたでしょうね。球場全体の白熱した雰囲気が、画面からも伝わって来ましたし。唯、冷静に見ても「ジャイアンツが自滅した感じ。」という思いは在ったでしょう。

「指揮官としての原辰徳」に対しては完全に見切りを付けた自分ですが、「一人の人間としての原辰徳」は決して嫌いでは無く、ジャイアンツのOBの中では好きな部類に入ります。昨日の試合で鬼の形相を浮かべシーツ選手&岡田監督に抗議していた彼の姿には、正直言って胸が熱くなりましたし。

唯、残念乍ら監督としての才覚には、欠落している要素が多過ぎると判断せざるを得ません。一番大きいのは「過去の失敗を糧にして、進歩して行く。」という部分が見受けられない事。彼の事を「頑固」と言うよりも「頑迷」と以前書きましたが、そんな彼でも「流石に過去2年間(年跨ぎで)同じミスをした事を猛省し、来季こそは変わってくれるだろう。」と期待した今季だけに、その全く変わらない姿には余計に幻滅してしまった次第です。

別の方へのレスでも書いたのですが、岡田監督だって最初から指揮官として有能だった訳では在りません。結構ミスもしていましたが、それを糧にして確実に進歩していると思うんです。それはバレンタイン監督やヒルマン監督にも言えます。全く進歩が見られない上に、”プロとして”3年間(3回)も同じ過ちを繰り返すという事で在れば、指揮官失格の烙印を押されても致し方ないと。それだけプロ野球の世界は厳しいとリスペクトの念を持っているからこそ、そう判断しています。

原監督退任時の言葉は、小池百合子氏も口にした”I shall return.”ではないでしょうか・・・という冗談はさて置き、同じタニマチ(○京○イオンズマンション)を持つ繋がりも在ってか妙に親近感を覚えている様なH野○一氏を後任に原氏が推すのではないだろうかという不安を感じています(苦笑)。
返信する
>TAC from 亀戸様 (giants-55)
2007-09-10 16:10:52
初めまして。書き込み有難う御座いました。

ジャイアンツ・ファン歴が30余年ともなると、留意していてもどうしてもジャイアンツに対して近視眼的な見方、即ち悪い部分ばかりが気になる様になってしまいがちですので、他チームのファンの方からの御意見は非常に参考になります。

仰る様にクライマックスシリーズへの進出が厳しいチームのファンの方々にとっては、自分の嘆きなぞ贅沢と思われるでしょうね。唯、それでもどうしても愚痴が出てしまうんですよ。例えばベイスターズは確かに苦戦していますが、大矢監督の采配(勿論、対ジャイアンツ戦が主で、その他のチームとの対戦は正直良く判りませんが。)にはそんなに疑問を覚える事は無いし、何よりもチーム作りの方向性が見えるんです。それに基づいて新しい芽が確実に伸びて来ていますしね。翻ってジャイアンツの場合には、原監督がどういった野球をやりたいのかが皆目見えて来ず(「スモール・ベースボール」を目指すといった発言は在った様ですが、それを実践しようとしている節も見えないですし。)、このまま彼に指揮権を託していてもジャイアンツ・ファンが将来に夢を抱けるチームにしてくれる様には思えないんです。これは記事でも書きましたが今季の状態だけでそう思うのでは無く、彼が監督を務めた過去3年間+今季を総合的に判断してです。

他チームのファンの方で「原監督支持」を打ち出されている方の中には、「原監督の率いるジャイアンツなら御し易いぞ。」という思いを持っておられる人は少なくないでしょう(笑)。一つ一つの試合でジャイアンツに負けたとしても、「原監督ならそれ程小憎らしさを感じない。」というのも在るでしょうし。これが張本勲氏や中畑清氏の様な”濃い”人物だったら、「ジャイアンツ憎し。」の思いは強まるでしょうし。

ジャイアンツの監督は生え抜きの人物でなくても構わないと思っています。TAC from 亀戸様が書かれている様に、外国人監督というのも充分在りかと。来季の監督に誰が相応しいかに付いては、明日の記事で私見を記してみたいと思っております。

今後とも何卒宜しく御願い致します。
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やっぱりそう思いますよね (久保課長)
2007-09-10 14:40:57
書き込みのタイムラグで瀉殷さんのコメントを見る前に投稿したのですが、同じ阪神ファンとして、巨人の選手に対して同じようなことを思われてたんですね。
きっと僕らだけでなく数多くの阪神ファン(巨人ファンも?)が感じたということでしょうね。
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クライマックスシリーズ制の弊害? (久保課長)
2007-09-10 14:27:40
阪神ファンなので客観的には見れないのですが、この3連戦で感じたのは、巨人の選手が「今年は3位までに入ればいいんでしょ。ここ数年から見れば今年は十分頑張ってるでしょ。」って感じの消極的な雰囲気が漂っていたような・・・。大連勝中でイケイケドンドンの阪神と比較してしまうからかもしれませんが、あんなに面白い展開の試合をしているにもかかわらず、それほどまでの勝利への執着はなく淡々と野球をしているように映りましたね。
今年のような3強デッドヒート状態においては、3位までに入っておけばいいというクライマックスシリーズの弊害がでてしまってるのかなとも思います。もちろんそれだけが要因ではないでしょうけど。
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はじめまして・・ (のん)
2007-09-10 14:08:44
ブログ読ませて頂きました。

でもさ、巨人の三連敗の一番の責任を原監督の采配に求めるのはどうかな・・と思います。原監督の不味い采配の例として、岡田監督が調子の悪い先発をすぐに見切って、代打を送ったことが同点に繋がり・・原監督が高橋尚を続投させたことが阪神の勝ち越しに繋がった・・ということをあげてるようですが、そもそものチーム事情が違いませんか??お互いの監督が今まで戦った中で見つけ出してきた、チームが勝つ為の方法論というものも全く違うと思います。

阪神のこれまでの勝ち方を見てみると、阪神の先発で10勝以上あげている先発はいないというコメントもあったとおり、阪神はJFKを中心に先発の力よりも中継ぎから抑えの力で、これまで何度も勝ってきたチームです。JFKが余りにも有名ですが、JFKを出さなくても試合を作ってくれると監督が信頼している中継ぎ投手は、何人もいます。そういうチームの投手交代が、先発が不調と見た場合、早くなるのは当然のことですね。

では巨人の勝ち方はどうか??確かに巨人にも今年は後ろに安定感のある西村・豊田・上原がいます。しかしこの三人にしたって、JFK程の安定感が毎試合あるかといえば、そこまででは無いでしょう??巨人の先発が3人も10勝以上あげていることからもわかるように、巨人の勝ち方はあくまで先発が粘った上で、試合をちゃんと作ってくれることで、初めて成り立ちます。実際にナゴヤドームで中日に2連勝した試合では、木佐貫や内海といった先発が7回~8回を粘って抑えてくれたことで、接戦をものにしてなんとか勝利を収めました。原監督が高橋尚の不調をわかっていながらも、続投させたのは・・そういう理由でしょう。

巨人にもし、阪神のようなリリーフ陣が控えていたら、原監督ももっと早め早めの岡田監督のような投手継投をしていったと考えます。それに試合展開的にも、1点でも負けていた岡田監督の方が、とりあえず同点に追いつくことを考えて、先発投手を早めに諦める決断をしやすかった・・とも言えますね。

確かに原監督の采配に批判されやすい様な面があるのも事実でしょう。奮起を促す為とはいえ、チャンスで二岡に代打を送ったり・・。しかし、昨日の試合にしても仮に4回に高橋尚の打席で、原監督が岡田監督に習って代打という作戦に出たとして、5回表の巨人のマウンドには誰が立つのでしょう??山口?吉武?前田?三木?福田?・・・この辺の投手に、この投手を出していれば阪神の5回の攻撃を抑えられてた!!と確信をもって言えるような投手がいないのも事実です。それとも、giants-55さんは、原監督が4回裏の場面で代打を送っていれば、次に5回から出てくる投手が勝ち越し点を取られていても、やらなければいけない手を打った結果だから仕方無い・・と納得したんでしょうか??采配の結果だけを見て・・原監督のあそこの采配が岡田監督と違ったから負けた!!等と指摘するのは簡単ですが、それは結局結果論での批判に過ぎないような気がします。

個人的に、巨人が三連敗したのは、野手の代打陣&投手の中継ぎ陣の層の薄さが最大の原因でしょう。阪神は巨人のようにホームランを打ちまくる選手は少なくても、ここぞという時の代打陣や抑えの藤川に繋ぐ為の中継ぎ陣の層は、巨人より上です。そんな阪神を巨人が倒すには、早めにリードを取って試合の主導権を巨人が握った上で、阪神より上回る結果を残している先発陣が頑張って、せめて6回か7回くらいまで試合をリードした展開で作ることが条件だと思いますが、第1戦と3戦では、早めにリードしても先発の出来が余りに悪く、5回すら持ちませんでした。唯一先発が頑張った2戦目も、今度は打撃陣が援護できませんでしたね。原監督の采配よりも、3~4点リードがあっても5回も投げきれない先発陣や、1回すらまともに抑えられない中継ぎ投手達・・等、三連敗の原因を追究するなら、むしろこちら側の責任が大きいと思います。今の中継ぎ投手陣&野手の特に代打陣では、どんな監督がやっても、正直優勝は難しいかと・・・。監督&コーチもですが、頼りない先発&中継ぎ投手に結果の出せない若手打者・・・全員巨人から出ていってください・・ってくらい正直思いましたもん。
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微妙な物足りなさ。 (瀉殷)
2007-09-10 13:59:39
はじめまして。
9年前に日本に移り住んでから、阪神ファンをやっております。
通りすがりですが、興味深く記事を拝見させて頂きました。

先の巨人阪神3連戦を含めて、ここ最近の巨人との戦いで少し感じたことがあり、コメントさせて頂きたいと思います。


昨日のカードですが、
「伝統の一戦、シーズン終盤の首位攻防戦」であり、しかも憎き巨人に三タテ食らわせて首位奪取!
などという興奮材料が満載の3連戦であったにも関わらず、私は妙な、小さな物足りなさを感じていました。
いや、もちろん試合に勝ったこと、首位に立ったこと、宿敵巨人をやっつけたことは、阪神ファンとして嬉しい限りなのですが、微妙に満たされぬ何かがありました。
正直、前の横浜戦の3連勝の方が興奮したなぁ…と。

この「妙な物足りなさ」に、最近の巨人戦のTV中継の視聴率の低迷などの原因の一部が隠されているのではないかと思って、自分なりに考察してみました。
(敵からの視点で、余計なお世話かもしれないですね^-^;
 気にさわったらごめんなさい。)


自分なりに考えた結果、原因として浮かんだのは、「巨人選手の覇気の無さ」です。
無論全員ではありませんが、試合を見ていて、「この人やる気あるんだろうか」と思う事が何度もありました。
こっちは身を削って、毎日必死に戦い抜いてその戦いに臨んでるのに、相手にそういう姿勢で臨まれると、ちょっと白けちゃいませんか?

野球に限らず、あらゆるスポーツ・戦いが「面白い」と感じるのは、決死の覚悟の男(女)たちがぶつかり合うからだと思うんです。
本気の者同士の激突だからこそ、いろんなドラマ・感動が生まれます。
気合入れて頑張っている人たちだからこそ応援したくなるし、毎日の勝敗に選手と一緒に一喜一憂できるんではないでしょうか。

逆に、やる気の感じられない人たちを応援したいとは思わないだろうし、相手にするにしても、頑張っている自分のチームが馬鹿にされたような感情を覚えて、試合の楽しみに水を差す結果になるのではないかと考えました。
以上のことが私に「妙な物足りなさ」を演出したんじゃないかな?
というのが今のところの結論です。


最近、巨人のチーム全体に「みんなで優勝をもぎとろうぜ!」といった一体感・勢いがあまり感じられません。
各選手が、それぞれの仕事を淡々とこなしているように感じたりします。

チームの中に、「闘うぞ!」っていうムードを作れる人が居ないんじゃないでしょうか。その役割が監督でも、選手でもだれでも構わないのでしょう。でも、他に誰もその役をできる人が居なければ、ひょっとしたら監督がその役を引き受けないといけないのかも知れないな、と思った昼食時でした。


うわ。
気がついたらクドクドとものすごい長文になってました。
すみません。
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Unknown (tak_123)
2007-09-10 13:47:50
原監督に限らず歴代の巨人の監督はどうもフロントやOBの要望や雑音がかなりうるさく思うように自由な采配をまかされていないということを聞きました。大枚はたいて取った選手を何故使わないとか、そういうしがらみが多すぎるらしいと。あの長嶋監督もオールジャパンでの采配はキレがよく「ああ、しがらみもなにもないところではキッチリとした采配ができるんだなぁ」と思ったことがあります。
結論としては今のジャイアンツにダレが監督に座っても同じことになるかもしれないって思いました。
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逆転に次ぐ逆転で試合的にはおもしろかったですね (マヌケ)
2007-09-10 12:50:34
試合を見ながら、ジャイアンさんはきっと書くだろうなと想像していました。 確かにピッチャーはもっと早く交代させるべきでしたね。 足を踏まれたことに抗議するより、試合の流れに目を向けるべき状況だったですね。 惜しいのは日ハムのヒルマンさんが退任することです。 野球はあくまでも職業あって、家族の幸せは代えられないという言葉には納得しました。 それに十二分に職責を果たした人の言葉なので納得です。 もし、原監督が退任するならば、どんな言葉を残すのでしょうね。
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贅沢な悩み? (TAC from 亀戸)
2007-09-10 12:46:13
初投稿しますベイスタファンのTACです
奇しくも一週間前の大逆転のときのパウエルと昨日の高橋尚の交替時期判断ミスで原監督の能力には疑問符がつくように思います。(でも、ベイはそのあとクルーンが調子を落して一週間全敗、阪神も明日からひょっとしたら…調子を落した選手が出てくるとしたら、きっとそれは来年のG補強予定者です。[アッ、もうジェフが休んでいる?]
ペナントレースが首位でも3位でもいいじゃないですか?あれだけの戦力補強と有力新人を常に取りながら3位をとるのは難しいようにも思いますが、3位から
勝ち上がれば一番試合数も増え、興業的には儲かるわけですからね?4位以下が確定的なセパ6球団からすれば贅沢な悩みですよ!
尚、アンチとしては原監督に采配を取って欲しいところですが、ここはやはり旧巨人在籍者(大半が最終在籍・巨人としたいがためにしがみついてボロボロの状態で最後を迎えているのでは?)では適任者は見当たらず、ドライに判断できる外国人監督に任せるしかないのでは?(ヤンキースで責任をとらされるかもしれないトーリとか?)
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>nkekichi様 (giants-55)
2007-09-10 12:06:38
初めまして。書き込み有難う御座いました。

原監督の期待が大きいからこそあの場面で代打を送られなかった訳で(個人的には何故清水選手を代打に送らなかったのか不思議なのですが。)、それなのに見逃し三振は無いですよね。本当に初球は甘い球でしたし、最後の見逃しといい、積極性が感じられなかったのは残念。大事に行こうという気持ちは判りますが、積極性を忘れてしまったら論外。同じ様なシーンを過去にも何度か見せられていますが、「次に同じ事を繰り返したら、もうプロ選手としては駄目を押される。」という強い危機感を持って頑張って欲しいです。

又、個人的に一押しの矢野選手も代打では神憑り的な活躍を見せているのですが、スタメン起用されると何故かポカを見せてしまうのが残念です。スタメン起用された際には走・攻・守の全てに於いて十二分に神経を張り巡らして結果を残さないと、レギュラー定着は難しいでしょうね。それと西村投手の酷使、来季以降の彼が心配です。

今後とも何卒宜しく御願い致します。
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>トキオ・ポーロ様 (giants-55)
2007-09-10 11:35:40
書き込み有難う御座いました。

「原辰徳」という人物自体は決して嫌いじゃないんです。単に「魅力的なチーム作りを託すに足る人間では無い。」という事で指揮官としての彼に見切りを付けたという事。「平和主義者で円満な人間関係を作る事に関して良い。」というのはその通りでしょうね。仲間思いというのは人間としては悪くないのですが、指揮官としては「身内に甘い体質&自らに従わない者は排他」という欠点に繋がってしまうもの。

山倉氏はキャッチャーらしいキャッチャーという感じでしたね。寡黙で派手さは無いものの、オーソドックスなリードで投手陣を引っ張るというタイプ。監督としての適性には特段疑問を感じる所は無いのですが、唯、読売グループとの関係が微妙という話も在り、その辺がどうなんでしょうね。「ジャイアンツの新監督に誰が相応しいか?」、それに付いては明日の記事にしてみようかと思っております。
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Unknown (nkekichi)
2007-09-10 10:45:17
こんにちは!脇谷ですが、初球の甘いスライダー何故見逃したのか?狙い球でなかったのか・・・?。久保田、そうは甘い球投げてくれません・・。初球からいく勇気!!若いのだから!ドラゴンズの堂上、雑だけど代打で初球から振っていく意気込み!三振してもまだ許せる。脇谷!積極的にいかなくちゃ!チャンスなのだから!
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おはようございます! (トキオ・ポーロ)
2007-09-10 06:06:18
私自身、にわか占い師として原さんという人がある程度みえるのですが、この人は平和主義者で円満な人間関係を作る事に関してはいいのですが、それと対照的な勝負の世界にはそれが大味で甘さが見られ、早い話争いの世界に向いてないみたいですね。(ちなみに原さんと対照的なタイプは長嶋終身名誉監督で普段は温厚なタイプでも争いごと、勝負事には骨身を削るほどの激しさをみせるようです。)
私が考えるに次期監督さんはやはりキャッチャー出身の方ということで山倉さんが無難かなと申しておきます。(こういう歯切れの悪いいいかたになってすみません。)
若いころは長嶋監督に「ナマクラ」といわれ、ぱっとしなかったようですが、藤田巨人のキャッチャーであり、そこそこチームをまとめれそうな感じ(少なくてもリーダーとしての指揮の能力はあるかと)がしましたので。あるいはもっと若い候補というのであれば村田真一さんかな、と思います。
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>トキオ・ポーロ様 (giants-55)
2007-09-10 04:56:23
書き込み有難う御座いました。

御互いに気分の悪い夜だった様で。全くジャイアンツに関する悪い予感は、本当に良く的中してしまうんですよね。困ったものです。

以前、原監督と安倍首相の共通点の多さを記事にしたのですが、原体制というのも何か”御友達感”が漂っていて好きじゃないんですよ。自らの理論を良く理解してくれているという意味で近しい人間を組み入れるのは判るのですが、それとは別の”ゴルフ仲間”、”飲み仲間”って感じがどうにも。篠塚コーチとかって「一体何やってるの?」って位に影薄いですしね。その辺を解消する為に癖の強い伊原ヘッド・コーチを入れたのでしょうが・・・。

ジャイアンツ自体を見放すつもりは毛頭無いですので御安心下さい。見放したのは「原辰徳」という指揮官だけですから(苦笑)。そりゃあ試合に勝った方が嬉しいに決まっていますが、負けたって別に良いんです。要は「将来に夢を持てる敗戦か否か」という事で在り、原ファンの方々には申し訳無いのですが、彼の無能無策ぶりを見るに付け、そういった夢すらも持てないという事で彼に見切りを付けた次第です。
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予想通りになりましたね・・・。 (トキオ・ポーロ)
2007-09-10 03:16:52
55さん、こんばんは。
こちらも広島や福岡の試合に負けたので気分が良くありませんでしたが55さんを初めとしてG党のフラストレーションはいかばかりでしょうか?本当に気の毒です。
とはいえ、原さん以外の人をとみても、本当にいませんよね。中畑・篠塚・江川・・・とみても人間的な軽さを感じるし、精神的に強靭な苦労人というのがいない、いてもおそらくそういう人物を省みず、金銭でよそのいい選手を買い込んで勝利を得てきたG軍団のツケといってしまってはそれまでですが・・・。
あまりに仲良し子良し軍団になってしまって、よきライバル関係を作って互いにしのぎを削って、お互いに切磋琢磨しあう気概がなくしてしまったことも原因でしょうか?
でもまあ、まだG党には優勝の望みがないわけではないのであきらめずに応援し続けてください。出ないと96年のカープの時みたいに本当に立ち直れなくなってしまうので。勝たない、強くないと応援しませんというのではおしまいですよ。
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