嘗て、平均視聴率20%は堅いと言われていたジャイアンツ戦。ほんの6年前、つまり2000年の時点でも、全試合平均視聴率は18.5%だった。2001年は15.1%と下がり、2002年は16.2%と一旦は上向きに転じたものの、2003年は14.3%、2004年は12.2%、そして昨年に到っては10.2%と一桁台が目前という状況で、長期低落現象に歯止めが利かなくなっている。こちらの分析では、M2層と呼ばれる35歳~49歳の男性の野球離れが大きく影響しているとし、本年度の平均視聴率は8.2%と、ジャイアンツ・ファンには寂しい予想をしている。
ところが、「週刊現代(1月28日号)」のコラム「週刊テレビ事情通」の記事を見ると、全く異なった見方がされているのだから面白い。 放送作家の鷹城靖雪氏が書いているのだが、新年会の席上で長年スポーツ番組に数多く関わって来た某ディレクターが、今年のゴールデンタイムの番組は軒並み苦戦するだろうとし、その理由を次の様に語ったという。
「ジャイアンツ戦のナイターが侮れない。視聴率を食われる!」
例年の様に他チームの4番打者を闇雲に掻き集めて来るのではなく、豊田投手&野口投手の両先発に、小坂選手等、地味だが確実に戦力となる選手を次々に獲得したのは、本気で勝ちに来ている証拠で、ここ数年成績が低迷し、そっぽを向いていたジャイアンツ・ファンも、地中で蠢いていたマグマが力を溜め爆発して地震を起こすが如く、大挙TVの前に押し寄せて来ると、”記事では”書いている。
又、ファンから不人気だった堀内前監督から、人気の高い原監督に交代した事を好材料と捉え、挙句に、長島茂雄氏の活躍に勇気付けられ高度経済成長期を支えた団塊の世代は、最もジャイアンツ・ファンが多い層で在り、彼等の殆どが定年を迎えて19時台には確実に家に居る様になって来た事を視聴率アップの要因に挙げている。 先のディレクターは、「ジャイアンツが優勝争いをしている限り、25%の視聴率は行くぞ!」とも語っていたのだとか。
かなり眉唾な話(読み)だと思う。ここ数年投手整備を怠って来たチームが、幾ら補強した所で1年で劇的変化を遂げるとも思えないし、ジャイアンツ・ファンの一人としては、2年間は若手選手を鍛え上げる”育成期間”として高順位を望むまいと決めているからだ。今年の優勝争いに加わる事は、瞬時は在ったとしてもずっとという事は先ず無いだろう。
又、「団塊世代の殆どが定年を迎え」と在るが、所謂団塊の世代が定年を迎えるのは早くとも来年以降ではなかったか?それに、老若男女を問わずして、一旦離れた興味を再度呼び寄せるのは容易では無いだろう。ジャイアンツが強くなりさえすれば視聴率が上昇するという”神話”も、最早通用しない様にも思える。
ところが、「週刊現代(1月28日号)」のコラム「週刊テレビ事情通」の記事を見ると、全く異なった見方がされているのだから面白い。 放送作家の鷹城靖雪氏が書いているのだが、新年会の席上で長年スポーツ番組に数多く関わって来た某ディレクターが、今年のゴールデンタイムの番組は軒並み苦戦するだろうとし、その理由を次の様に語ったという。
「ジャイアンツ戦のナイターが侮れない。視聴率を食われる!」
例年の様に他チームの4番打者を闇雲に掻き集めて来るのではなく、豊田投手&野口投手の両先発に、小坂選手等、地味だが確実に戦力となる選手を次々に獲得したのは、本気で勝ちに来ている証拠で、ここ数年成績が低迷し、そっぽを向いていたジャイアンツ・ファンも、地中で蠢いていたマグマが力を溜め爆発して地震を起こすが如く、大挙TVの前に押し寄せて来ると、”記事では”書いている。
又、ファンから不人気だった堀内前監督から、人気の高い原監督に交代した事を好材料と捉え、挙句に、長島茂雄氏の活躍に勇気付けられ高度経済成長期を支えた団塊の世代は、最もジャイアンツ・ファンが多い層で在り、彼等の殆どが定年を迎えて19時台には確実に家に居る様になって来た事を視聴率アップの要因に挙げている。 先のディレクターは、「ジャイアンツが優勝争いをしている限り、25%の視聴率は行くぞ!」とも語っていたのだとか。
かなり眉唾な話(読み)だと思う。ここ数年投手整備を怠って来たチームが、幾ら補強した所で1年で劇的変化を遂げるとも思えないし、ジャイアンツ・ファンの一人としては、2年間は若手選手を鍛え上げる”育成期間”として高順位を望むまいと決めているからだ。今年の優勝争いに加わる事は、瞬時は在ったとしてもずっとという事は先ず無いだろう。
又、「団塊世代の殆どが定年を迎え」と在るが、所謂団塊の世代が定年を迎えるのは早くとも来年以降ではなかったか?それに、老若男女を問わずして、一旦離れた興味を再度呼び寄せるのは容易では無いだろう。ジャイアンツが強くなりさえすれば視聴率が上昇するという”神話”も、最早通用しない様にも思える。
私見で言えば、視聴率の低落は昨年で”底値”を打った様には思う。でも、現状維持か、良くて2%前後の上昇程度ではないかと踏んでいる。25%の高視聴率等は、夢の又夢だろう。
しかし
空いていたはずの一塁は、両外人の争い。
二遊間を三人で行う久々の定位置争い。
など、選手を使いこなすのが難しそうです。
川上哲っつあんの言うとおり、少し長い目で見たほうがいいと思っています・・・。
長島人気や原人気だけで、ジャイアンツの盛り返しを期待するのでは、堀江さんと同様、長島さんも原さんも「人寄せパンダ」としか見られていないってことですね。
「もう一度応援したい!」とファンに思わせ、ひきつけるには、やはり高校野球児のような一生懸命さが必要なんじゃないですかね??
H.6 4.50(5) → H.7 3.27(2)
H.8 4.00(4) → H.9 3.26(1)
H.10 4.02(3) → H.11 3.65(1)
H.17 4.80(5) → H.18 ????
楽しみですね♪
それしてもジャイアンツは厳しいですね。「常勝」を望まれ、4年間優勝しないと「屈辱」となってしまう。8年連続Bクラスで負け犬(魚)根性の染み付いたチームとは事情が大きく違います(笑)
私事ですが、私はこれ迄自分が応援するチームは優勝と無縁でした。プロ野球、Jリーグ、高校野球・サッカー。どれも最高が準優勝でした。昨年、私がJリーグ昇格以来10年応援しているチームがJリーグで優勝“しそうに”なりました。最終戦、後半ロスタイム突入間近。あと「3分」守りきれば優勝でした。が……。ショックで呆然、数日間虚無に苛まれました。そのチームはシーズン中盤は首位とだいぶ離されてましたが、そこから驚異の追い上げで最終戦「勝てば優勝」迄こぎつけて、優勝したら“ミラクル”でした。悪夢の瞬間、あの10・19を連想しました(奇しくも近鉄と同じ大阪のチームです)
それでつくづく「自分は優勝に縁がない」と思ったのですが、今年の冬歓喜の朗報が届きました。故郷、滋賀の県立野洲高校(出場2回目)が延長戦の末高校サッカーで初優勝したのです。私は野洲の隣町に住んでいました。もう、涙が出そうになるくらい嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。録画した試合を何度も見て、翌日のスポーツ新聞は各社買い漁りました。
その時思いました。「これが優勝の味か」と。素晴らしい味ですね。初めて味わいましたが最高でした。これは中々一度味わうと忘れませんね。私は、もうそれで満足してしまっていますが(笑)
今年のプロ野球。どこのファンがその最高の美酒を味わうのでしょうか。私もそのお酒を飲める事をちょっとだけ夢想してみます。
関係ない話が多くてすみませんでした。
「ジャイアンツが優勝する確率は高い。」と以前にも書いて戴いたのですが、ジャイアンツ・ファン歴がかなりになる自分の”カンピューター”では「良くて3位ではないだろうか。」という結果が弾き出されています(笑)。
人間って自分の尺度で物事を測ってしまう事は多々在り、御多分に漏れず自分もそういった事が良く在ります。以前一寸書いたのですが、「最近のジャイアンツは弱くて、One of themのチームになってしまったから。」とタイガース・ファンの後輩にこぼした所、「過去10年で3度優勝しているチームが弱いなんて言ったら罰が当たりますよ。我がタイガースなんかは、ずっと優勝出来ない状態に在ったんですから。」と言われてしまいました(^o^;;;。
又、その状況に慣れてしまうというのも人間の哀しい性。嘗ては優勝を逃しても、「来年こそは絶対に優勝してくれる!」と固く信じる事が出来たのですが、ここ数年の体たらくでそういった思いすらも浮かばなくなってしまいました。と言うよりも、今は雌伏の時だと思っています。身体全体に温かい春の日差しを浴びて幸福な気持ちに浸れる様に、2年は育成期間という事で我慢の日々を送ろうと決めています。今季万が一優勝したとしても、それは所詮補強による部分が大きく、それが真に魅力が在って且つ強いチームには為り得ていないと思うんですね。他チームのファンの方からすれば、欲張り過ぎと言われてしまうのかもしれませんが・・・。
カープが新監督、それも外国人監督を迎えた事で、練習方法等もかなり様変わりしそうです。この事で、どういう目が出るのかかなり注目しております。
higu様にとっても、今季が良い野球シーズンで在ると良いですね。
ロッテ H.6 4.50(5) → H.7 3.27(2)
ヤクルト H.8 4.00(4) → H.9 3.26(1)
ダイエー H.10 4.02(3) → H.11 3.65(1)
巨人 H.17 4.80(5) → H.18 ????
こう見ると、本当、すごいんですよね。そう言えば、最初のロッテ時代、ボビーに愛想を尽かして広岡さんに訴えたりしてましたっけ。笑逸材揃いの巨人投手陣がどうなるのか楽しみです♪
益々TV離れしそぅ・・・(笑)
これも嗜好の問題もありますから、仕方がないことかも知れませんね。
そういう意味ではgiants-55さん、鋭いですよ!!
今年はジャイアンツの視聴率が上がるかも?
団塊の世代はTV大好きな上、ジャイアンツファン多し!!
ヘタなバラエティやドラマよりは確実に視聴率が取れると思います!!
通り毒を吐かせて頂きます。
>管理人様
>2年は育成期間という事で我慢の日々を送
>ろうと決めています。
2年間我慢していれば、その御褒美として
3年後に優勝をプレゼントしてもらえると
いう確約があるのですか?
それとも、2年間巨人がチーム強化に勤し
んでいる間に、他の5球団が何もせずに弱
体化してくれるっていうのですか?
そもそも、前もって精神的保険をかけない
と贔屓チームを応援できないぐらいだった
ら、最初っから贔屓チームを持たなかった
り、その競技を見なければいいのではない
のでしょうか?
今まで「このシーズンは育成に費やします」
と公言した一軍のチームに限って、その育
成期間が十何年、何十年と延び延びになっ
て、挙句の果てに「御荷物球団」の称号や
身売りが待っているのですよ。
そんなチームに、巨人がなって欲しいので
すか?
最後になりますが、3年後はともかくとし
て、今年はわずかながらですが、巨人にも
つけ入る隙はあると思います。
育成も必要かもしれませんが、そのわずか
な可能性に挑むのがプロの本分であり、そ
の挑戦の成功を信じて、成功したら共に喜
び、失敗したら共に悔しがり、挑戦を放棄
するような真似をしたら抗議の声を挙げる
のがファンの本分だと思うのです。
だから今年も、遠巻きではなく、贔屓チー
ムと並んで前へと進むような日々を過ごし
てみませんか。
支離滅裂な毒分スマソ。
毒っ気満載の当ブログですので、毒の在る御意見も大歓迎です(^o^)。でも、内容を拝読させて戴いたのですが、毒言とも思えませんでした。と言うのも、当然そういう御意見が在って然るべきだと思うからです。
御指摘の様に「育成期間」というフレーズを掲げ、結果的には何も変わらなかったというチームは過去にも在った様に思います。寧ろ、その間にチームがガタガタになってしまった事も在り、そうなると指揮官が事前に逃げを打つ為のエクスキューズだったのか?とも思え、それはファンへの背信行為でも在りますよね。それに、指揮官にそれなりの覚悟が在ったとしても、他チームもプロの集団として切磋琢磨している訳ですから、必ずしも結果が出し切れるという保証は在りません。
ジャイアンツをずっと応援している人間ですから、本音を言えば優勝して欲しいのは確かです。でも、個人としては生え抜き選手が多い中での優勝で在って欲しいという気持ちも強いんですよ。これは、外様選手が悪いとか、外様選手を排除せよといったものではなく、やはり生え抜き選手、それも出来れば若手選手がグングン育った中での優勝で在れば、その喜びは数倍にもなると思うんです。古くからのジャイアンツ・ファンの中に、藤田監督時代を懐かしむ人が少なくないのも、3本柱が生え抜きだった事も大きな要因に在るのではないかと。
アマチュアの世界ではないのだから、可能性が在る限り優勝を目指すのがプロの世界だとは思います。唯、戦力分析を自分なりにしても、投手陣がかなり厳しいとも思え、それで育成期間として我慢しようと書いた訳ですが、確かに弱気な考えだったし、ファンの本分を放棄しているとも言えますね。
でも、育成期間と捉えるにしても、理不尽な事が在ればガンガン批判をするつもりではおりましたし、どんな状況に在っても愛するジャイアンツを見捨てる気持ちは全く無いというのが自分の気持ちです。
これからも、異論&反論ドンドン宜しく御願いします。
赤いシリーズ・Gメン75・学園物(金八先生以降)・ケンちゃんシリーズetcキリがありませんが、確かに名作ドラマが多いですね。
復活して欲しいものです!!
ジャイアンツ、投手陣が今年は充実しましたね!!
優勝もアリかも・・・(汗)