ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

超ダサいヒーロー!?

2016年08月07日 | TV番組関連

今夏、既には2ヶ所、そして花火大会は1ヶ所、其れ其れ足を運んでいるが、昨日は「第39回せたがやふるさと区民まつり」に行って来た。2012年以降、毎年訪れており、今回が5度目となる。

 

会場の馬事公苑が「2020年夏季オリンピック」の馬術競技会場となる事から、来年1月より改修工事が始まり、所で次の「せたがやふるさと区民まつり」を行えるのは、最短でも2023年になるそうだ。

 

来年以降、場所を移して行われるが、規模は大分縮小されてしまう様で、同祭の目玉でも在る野外ライヴも、取り敢えずは今年が最後。そんな事も在って、今回は「まつりフィナーレコンサート」と題し、出演者も例年以上に豪華な顔触れ早見優さん、松本伊代さん、そして西村知美さんと、世代的には堪らない面々。彼女達の野外ライヴが行われるのは今日(8月7日19時~20時半)なので、本当は今日行きたかったのだが、どうしても外せない予定が在り、泣く泣く断念。興味が在る方は、足を運ばれては如何だろうか。

 

野外ライヴは参加出来なかったものの、祭自体は今年も非常に楽しかった。各地の物産を販売するテント林立し、其処で購入した飲食物に舌鼓を打つイヴェントも色々行われていて、「祭って良いなあ。」という思いが。来年以降暫く、馬事公苑で祭が行われないのは、本当に残念だ。

 

閑話休題

 

4日に放送された「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!」は、仮面ライダー・シリーズが好きで好きで堪らない有名人を集め、「仮面ライダー芸人」という特集が組まれた。仮面ライダー・シリーズの第1弾「仮面ライダー」【】の放送開始から今年で45周年という事で、企画された特集。過去に仮面ライダーの大幹部達の今 Part1Part2」という記事を書いた様に、子供の頃、夢中になって仮面ライダー・シリーズを見ていた自分なので、同番組を見入ってしまった。

 

昭和仮面ライダー・シリーズでは、第1弾の「仮面ライダー」から第5弾の「仮面ライダーストロンガー」【動画】の途中リアル・タイムで欠かさず見ていた。平成仮面ライダー・シリーズは通して見た作品は無く、「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」等の映画版を観た位。、通して見た作品は無くても、平成仮面ライダー・シリーズは「“電車通勤”する仮面ライダー」等、昭和仮面ライダー・シリーズを見て育った自分からすると、打っ飛んだ設定や見た目の仮面ライダー達が多いのは知っていた。

 

で、「仮面ライダー芸人」の最後に、平成仮面ライダー・シリーズとしては第18弾となる「仮面ライダーエグゼイド」の話となった。同番組は10月から放送開始なのだが、其の仮面ライダーエグゼイドが会場に登場した際、余りの奇天烈な見た目に場内が騒然

 

【仮面ライダーエグゼイド】

 

「仮面ライダー・シリーズ史上初めて、人々を守る蔓延する謎のゲーム・ウイルスと戦う仮面ライダーエグゼイド。主人公が変身ベルト “ゲーマドライバー”に、変身アイテムライダーガシャット”を挿入する事で変身。先ずはレヴェル1の姿でゲーム・ウイルス=バグスターに侵された人々を救い出す。そして、仮面ライダーエグゼイドはレヴェル2へとレヴェルアップし、実体化したバグスターと戦い、打ち倒して行く。」という設定らしく、今回登場した姿はレヴェル1の状態の様だ。ちんちくりんで、御笑いキャラクターの様な見た目には、自分も唖然茫然仮面ライダー好きの芸能人からは「ロボコンみたい。」とか「がんがんじいか!」という声が飛んでいた。(自分は「出川哲郎氏っぽい見た目だなあ」と思ったが。

 

【ロボコン】

【がんがんじい】

 

がんばれ!!ロボコン」【動画】はヒーロー物という感じでは無いので、主役のロボコンがユニークな見た目なのは判る。又、「仮面ライダー(スカイライダー)」【動画】のスカイライダー主役なので格好良い見た目だが、がんがんじいは飽く迄脇役で、尚且つ癒やし系キャラクターという事も在り、ダサい見た目なのだろう。マジンガーZ」【動画】の脇役・ボスボロット(ボスロボット)なんかも、そんなキャラクターだったし。

 

【マジンガーZ】

【ボスボロット(ボスロボット)】

 

仮面ライダーV3」【動画】に登場したライダーマン。“第2の主役”という感じだったが、ヘルメット装着しての変身は、子供心に「格好悪いなあ。」と思った物。でも、今回の仮面ライダーエグゼイド(レヴェル1状態)に比べたら、全然増しに思える。

 

【仮面ライダーV3】

【ライダーマン】

 

ヒーロー物の主役としては、超ダサい見た目の仮面ライダーエグゼイド。ネット上でも、結構話題になっている様だ。


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2 コメント

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ゆるキャラ ()
2016-08-10 23:00:11
ヒーローもゆるキャラといいますか、世相を反映して、モデルチェンジしているようですね。ヒーローもので思う事は、彼らのようなストーリーの作り手というのは、世間にもヒーローの思想がばら撒かれ、自分達の作品が、良い影響を与えてほしい、と考えるのではないでしょうか。だから、今回の件のように、ゆるキャラというのは、そうした、地方メディアの浄化機能に、自分達の思想を託したものと観えるのです。

ゆるキャラというのは、王道を往くヒーローとは違い、会いに行ける、ファンに近く、子供であっても、迎合して、自分と重ね合わせ、あるいは超える事が出来る、身近な存在だと思います。だから、こうした、ゆるキャラに込められた思いとは、戦いをなるべく回避し、人を活かす事をこそ、ヒーローの新たな形だとした事だと思います。
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>隆様 (giants-55)
2016-08-11 02:11:04
書き込み有難う御座いました。

「仮面ライダーエグゼイド」に関して、此方(http://www.moegame.com/sfx/archives/201608051519.html)に面白い記事が載っていました。平成仮面ライダー・シリーズを多く手掛けて来た白倉伸一郎プロデューサーが、或る対談で語っていた一部です。

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白倉:仮面ライダーって、最初の1号、2号の時から、所謂誰が見ても格好良いと思えるスマートさとは違う物を持っていたと思うんですよ。元々、異形のキャラクターなのが、格好良く見えるという瞬間、其処にヒロイズムが在るのではないか。此の先も「何其れ?」と思う様なキャラクターが、格好良く見える瞬間が続けば良いな、と「仮面ライダー」シリーズには思っています。
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此の発言を読むと、今回の仮面ライダーエグゼイドの“ぶっ飛び振り”も、「敢えて狙ったんだな。」と感じます。

平成ライダー・シリーズの第15弾「仮面ライダー鎧武/ガイム」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E9%8E%A7%E6%AD%A6/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A0)では、仮面ライダー達の姿形のテーマが「戦国武将」と「フルーツ」という、非常にぶっ飛んだ物となっていた。戦国武将がブームで在る事に加え、フルーツが好きな子供達を狙ったアイデアだったそうですが、そういう意味では仮面ライダーエグゼイドも、隆様が御指摘の様に、流行りのゆるキャラの要素を入れ込んだのかもしれませんね。
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