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ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーの“最愛の人”は、自分の命を救ってくれた少年イーサ ン(ブライス・ガイザー君)。其れ以来、1匹と1人は固い絆で結ばれて行く。
然し、犬の寿命は人間よりうんと短い。遂に、ベイリーが旅立つ日が来てしまう筈が、彼の愛は不死身だった。ベイリーはイーサンに会いたい一心で生まれ変わりを繰り返すが、そう簡単にはイーサンと遭遇出来ない。漸く3度目で再会を果たしたベイリーは、自らに与えられた“重要な使命”に気付く。
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動物、特に犬が大好き。なので、犬関係のTV番組や映画は、ついつい見てしまう。今回観に行った「僕のワンダフル・ライフ」も犬が主役の映画という事しか知らない儘、映画館に足を運んだ。
幸せな人も居れば、不幸せな人も居る様に、犬も様々な環境で生き、そして死んで行く。此の作品に登場する犬達も、中には劣悪な環境で生きなければならなかった物も。犬大好き人間としては堪らない気持ちになるが、残念乍ら此れも現実なのだ。
ストーリー的には、ハッキリ言って凡庸。上で書いた様に、どういうストーリーなのかも全く判らない状態で観たのだけれど、“生まれ変わり”という概念が持ち出された時点で、どういう結末になるかは予想が付いたし、実際に予想通りの結末だった。でも、凡庸なストーリーでは在るけれど、犬好きとしては泣ける結末。犬の愛らしさも在って、ジーンと来てしまった。
犬好きだったら、思いっきり感情移入出来る作品だと思う。総合評価は星3.5個。