ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

森発言

2021年02月12日 | 政治関連

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の委員長を務める森喜朗首相は、大昔から“失言王”として有名だが、3日に口にし所謂女性の発言時間発言”という失言により、委員長を辞任する事となった。

「競争意識が強く、誰か1人が手を上げて言うと、自分も言わなきゃいけないと思う。其れで、皆が発言をして、会議が長時間になってしまう。」という点に関しては、「自己アピールをしたいが“だけ”の、全く中身の無い発言。」という意味で在る“ならば”、森氏の発言は理解出来ないでも無い。

でも、其れを“女性限定”にしてしまっている事が問題。そういう発言をするのは女性に限らず、男性にだって存在するのだから。

又、「発言が相次ぐ事で、会議が長くなってしまう。そういう弁えていない事はするな。」という意味合いで発言していた様に感じたが、「“上”が決めた事を全て賛成し、反論が出る事無く、“しゃんしゃん”で短く会議を終えるのが当然。」とでも思っているのならば、とんでもない事だ。そういう意味で、今回の森氏の辞任は当然の事と考える。

今回の森氏の発言を受け、稲田朋美防衛大臣は、森氏の名前を挙げた上で、毅然と批判していた。防衛大臣時代は支離滅裂言動が目立っていた彼女だが、最近は比較的真面な事を言っている。黙りを決め込む与党議員許りの中、毅然と批判した彼女は立派だ。

一方、「何だかなあ・・・。」と思ってしまったのは三原じゅん子議員。「“愛人”を公設秘書とし、本来は議員しか住んではいけない議員宿舎に両親を住まわせ、自分は其の“愛人”とマンションで同棲していた。」等々、昔から公私混同疑惑が多い彼女
だが、4日、自身のツイッターに「何て不愉快。」と一言“だけ”書き込んだ。以降、自分が確認した範囲では、「具体的に、何に付いて不愉快なのか?」は一切書いていない“信者達”は「森元首相に対しても、毅然と批判する姐さんは凄い!!」と熱烈な支持をするのだろうけれど、「与党内から『森元首相に失礼だろ!!』と批判されても、『森元首相を非難するだなんて、とんでもない話です。私は、全く無関係な事に不愉快さを感じたので書いただけです。』と言い逃れ出来る“狡さ”。」としか、自分には思えない。普段から勇ましい事を言っているのなら、誰に対しても言うべきだ。

とは言え、「何でも無い時には自己アピールが激しいのに、都合が悪い時には黙りを決め込む“言うだけ番長”や“デマ拡散大好き小母ちゃん”の事を思えば、黙りを決め込まなかっただけ増しか。


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