⇒ 昨夜から降り続いていた雨も、朝の内で止んで、現在晴れ間
が出て来ている。
張り切って庭仕事を始めたが、雨上がりの為湿度が高く、蒸し暑くて汗を
拭いながらの作業となっていて、あまり頑張り過ぎるのも良くないと思って
いる。
今日は、先日6月11日(金)~13日(日)迄の3日間、那須野が原公園緑
の相談所で行われた、斑入り植物展示会に出品されていた、主なギボウシ
について紹介致します。
※以下の画像は、クリックすれば大きな画像でも御覧になれます。
こちらはサイゴク岩ギボウシの〔夢殿〕と言う品種です。 こんなに大きく
育つのか?と思うほどの個体でした。 全体的には葉脈斑の様に見える
状態で、これからゆっくり白曙斑に変化するものと思われます。 とても美
しく観賞出来ました。 問題はこの画像の右上に小さく写っている個体で
す。 その個体を次に紹介します。
こちらは上の画像の〔夢殿〕の実生選抜の個体です。 言わば実生遺伝
する事を証明した個体で、(ウイルス)では無く、(トラ斑)でも無く、(斑入り)
である事の証明です。
ちなみにこれ等は地元のYさんの展示品ですが、Yさんはここまで素晴らし
い育成をされる方で、他に多くの斑入り植物等も手掛けておられます。
したがってこの個体は、もう一度繰り返しますが、大変貴重な(斑入り)であ
る事の、証明資料になる個体なのです。
一般的には(ウイルス)の場合は、この様な実生遺伝はしないと言われて
いるそうです。
こちらは秩父系岩ギボウシの〔大観〕と言う品種です。 とても状態が良
く、抜群のコントラストで観賞出来ました。
こちらは岩ギボウシの〔奥久慈中斑〕と言う原種の個体です。 この個体
を出芽の状態から観察すると、最初から斑がハッキリしている、天冴えの
大変希少な品種です。 原種で天冴えの斑入りですから、正に奇跡の個
体だと私は思っています。
今日の紹介は以上です。 まだ続きます。(笑)