銀幕大帝α

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デス・レース

2009年04月25日 20時01分24秒 | 洋画アクション
DEATH RACE/08年/米/105分/劇場公開
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ジェイソン・ステイサム、タイリース・ギブソン、イアン・マクシェーン、ナタリー・マルティネス

<ストーリー>
凶悪犯が重火器を積んだマシンで殺し合いながら死のレースを展開する。
<感想>
世界一カッコいいハゲ・ジェイソン・ステイサムが主演、そして予告編を観た時に、これは完全に俺の映画じゃないか?と思ったのだが、いや~すっげぇ面白い。

オリジナルをポール・W・S・アンダーソンがリメイクしたというよりは再構築した感じのシナリオで、全編『マッドマックス2』のカーチェイスだけを繋いだような場面が立て続けに展開。

銃器や装甲で完全武装した車たちが、生き残るために撃ち合い、時には轢き殺す。

これだけだったら、まだそれ程のアドレナリンは出ないが、道路上に設置された「盾」「剣」「ドクロ」のマークを踏むとそれぞれのアクションを起こすというアイデア、そしてレーサーたちを脅かす巨大装甲車「戦艦」の登場、極めつけはCG排除の生のクラッシュシーン!!

もうヤヴァイ。
終始、心臓は脈打ち続け大興奮。
堪らなく大好きだな~こういう映画は。

男だらけじゃなくて、ちゃんとナビアシスタントとして美女を搭乗させる所もGood!

非情で強欲な女所長が最後に最期のプレゼントで昇天なんてのも「ざまぁみろ!」って感じで最高。

コーチ、あんたクールだよ!!

余りにも凄まじいクラッシュ・シーンの連発で何処で休憩すればいいのか困っちゃうくらいの全編ハイテンションなノリで突っ走るから、俺みたいな単純バカにとってはこういう作品程、傑作に成り上がってしまう。

こんな映画に満点評価付ける奴なんているのかよ!って思うでしょ?
いるんだな、ここに!!

関連作:
『デス・レース2000年』(オリジナル)*個人的評価
『デス・レース(2008)』(第1作)
『デス・レース2(2010)』(第2作)
『デス・レース3 インフェルノ(2012)』(第3作)
『デス・レース4 アナーキー』(第4作)

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★★
09/04/25DVD鑑賞
ポール・W・S・アンダーソン SFカー・アクション ジェイソン・ステイサム デヴィッド・キャラダイン デス・レース2000年 リメイク ロジャー・コーマン PG-12 DVD新作
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切り株画像(映画『ワイルド・オブ・ザ・デッド』より)

2009年04月25日 13時34分18秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
1枚目。

ゾンビに食糧として脳みそを食われていたゾンビ。
ゾンビがゾンビを喰うという発想が面白い。
脳みそ切り株に突き刺さったスプーンが笑える。

2枚目。

本作の親玉であるゾンビ悪徳保安官。
アパッチ族女兵士と激闘の末、剣で縦真っ二つで切り株完成。
この後、トドメに首チョンされちゃいます。
切り株度

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ワイルド・オブ・ザ・デッド

2009年04月25日 13時14分02秒 | 洋画ホラー
UNDEAD OR ALIVE/07年/米/91分/劇場未公開
監督:グラスゴウ・フィリップス
出演:ジェームズ・デントン、クリス・カッタン、クリス・コッポラ、ナヴィ・ラワット、レスリー・ジョーダン

<ストーリー>
カウボーイとアパッチ族女戦士らが、呪いでゾンビ化した町の住人と戦う。
<感想>
こっちのゾンビ映画はもう一言バカ(笑)。
頭撃っても死なないゾンビと、まともに缶も撃ち抜けないようなヘボカウボーイが終始脱力コメディ風な死闘を繰り広げる。

前述したように頭撃ち抜いても死なないゾンビ軍団だから、戦いはエンドレス。
その間、ゆる~い笑いで引っ張る。

うん!意外とグロと笑いのエッセンスが交互にブレンドされているし、テンポも良いし、ダレる事無く楽しめたかも。

ゾンビに噛まれて、ゾンビになっちゃう主役2人、どうなっちゃうんだろうって思っていたら、あれだけ仲良く道中旅していたアパッチ族の美女を・・・!!

要は、主役2人のカウボーイが究極のバカだったんですね(笑)。
まぁ彼らの選択もあながち間違ってはいないとは思うけれど。

最初にゾンビ化した農夫が、墓から妻子を掘り起こして仲良く町をスキップする。
この妙に下らなくて可笑しいエンディング。
オープニングを思い出すと、無性にニヤけてしまいます。

評価:★★☆
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切り株画像(映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』より)

2009年04月25日 12時57分39秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
ロメロ・ゾンビ映画にもお約束通り切り株がある。
まず1枚目。

監督兼カメラマンの青年がゾンビに襲われた際、助太刀に現れた教授がソードを縦一文字に振り下ろして切り株完成。

続いて2枚目。

人間によって捕えられた女ゾンビ。
髪の毛を木の枝に結び吊り下げられると、人間達が遊び半分でショットガンを顔面に撃ち込み切り株完成。
この後、女ゾンビの目から血の涙が流れ落ちるが、彼女の中にはまだ少し人間感情が残っていたのだろうか・・・。
切り株度

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ダイアリー・オブ・ザ・デッド

2009年04月25日 12時07分52秒 | 洋画ホラー
DIARY OF THE DEAD/07年/米/95分/劇場公開
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:ミシェル・モーガン、ジョシュ・クローズ、ショーン・ロバーツ、エイミー・ラロンド

<ストーリー>
死人が蘇り、人々を襲い始めた。映画学科の学生たちは、惨劇をカメラに収めていたが・・・。
<感想>
ゾンビの神様ロメロ様による最新ロメロ・ゾンビ映画。
ロメロ・ゾンビを崇拝する私としては待望の作品だったのだが、結果的にはあれ?って。

インターネットを風刺した皮肉った部分はロメロらしくて良いのだが、ロメロ・ゾンビ映画としてはどうも小粒な感じで、正直これまで観てきたロメロ・ゾンビ作品から得られた衝撃的なものが何もないように思えた。

今流行りのP.O.V.を使い新たなロメロ・ゾンビ映画を生み出そうとしたのか、流れに乗ってしまったのか定かではないが、これも全く映画として活きていない。
これまでのP.O.V.作品はそのざらついた画質とかブレた映像で、エセドキュメ風な現実的な‘動画’を体感する事により、ある時は驚き、ある時は興奮したものだが、今回のP.O.V.は一般の学生が撮ったとは思えない程、画面が安定されている。
まるで固定カメラで撮ったかのような形になってしまい、P.O.V.が売りなのに、それが全く映画に反映されておらず、普通のゾンビ映画になってしまっているんだよな。

正統派ゾンビ映画としては申し分ない作品だとは思うが、ロメロ・ゾンビ映画としては何かが足りない。
これまでロメロがゾンビ映画を発表する度に、衝撃的問題作として謳われてきた訳だが、今作はアイデア的にも、物語的にも、演出面的にも多少不足的な部分が見受けられたように思える。

もう既に次回作を制作中との事だが、他の監督では思いつかない、ロメロ監督ならではの衝撃的で、斬新な正統派ゾンビ映画を作って欲しいし、ファンとしては期待したい。

って、こんな事書いちゃうから、また反論コメントがきちゃうんだろうな。
でも素直に思ったんだもの。
ロメロにしてはえらく平凡になっちゃったな、って。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
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