監督:マット・アンダーソン、エドワード・コナ
出演:ジョシュア・アルバ、マット・アンダーソン、キャメロン・グッドマン
<ストーリー>
謎の男に取引を持ち掛けられ、命と引き換えにゾンビを狩るヴァンパイア戦士となった強者たち。完全武装した彼らは自慢の武器でゾンビを撃ちまくり、地獄の底へ送り返す。
<感想>
嫌いじゃないけど好きにもなれない。
ゾンビとヴァンパイアの戦いと銘打っておきながらも、画面ではドンパチやっているだけ。
ヴァンパイアという設定が全く活かされていない。
ゾンビも只のゾンビではなくゾンビ・ヴァンパイア(通称ZV)だそうだが、これも何ら物語に関わっていない。
大まかな設定は作ったが、要は監督はド派手な撃ち殺しか、ソードアクションを撮りたかっただけなんだろうなってのが映画を観れば一目瞭然。
でもそこは力を入れているだけあって、普通のアクションで終わっていないので観る分には楽しかったです。
只撃ち殺すだけなら面白味なんて無かったかもですが、撃たれたZVはそりゃもうワイヤーに吊るされたようにあっちこっちにぶっ飛んでいくし、頭は砕けるわ、足は千切れるわで、そこそこ変な部分で堪能出来ます。
肝心なストーリーはぶっちゃけ、無視したかのように薄っぺらですけどね。
途中でやたらと回想シーンが入るんだけれど、これが中だるみを誘っているし、牛の血だと弱いけれど人間の血だと怪力を発するおっさんが最後にようやく見せ場がやってきたと思いきや、旧友部隊に根こそぎ美味しい部分を取られてと、何か無意味な失敗演出が多過ぎやしませんかね。
評価:★★☆
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