銀幕大帝α

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行け!男子高校演劇部

2012年03月08日 21時06分58秒 | 邦画コメディ
11年/日本/86分/青春・学園コメディ/劇場公開
-監督-
英勉
過去監督作:『高校デビュー』
-脚本-
池田鉄洋
-主題歌-
GOING UNDER GROUND『RAW LIFE』

-出演-
中村蒼…小笠原元気(オガ)
過去出演作:『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』
池松壮亮…大和田舵(カジ)
過去出演作:『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
冨田佳輔…上田優(ウエダ)
川原一馬…田村誠史郎(タムラ)
金子直史…城島順平(ジョー)
稲葉友…橋本俊(ハシモト)
大和田伸也…大和田 父
過去出演作:『容疑者 室井慎次』
池田鉄洋…神田宗典
過去出演作:『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』
<ストーリー>
高校に入ったばかりの小笠原とカジは女の子にモテる部活を探していたはずが、小笠原の勘違いとひと目惚れが原因で廃部寸前の演劇部に入部するハメになってしまい…。
<感想>

前野も井沢も田中すらもちっとも出てこねぇじゃねぇか!!

あ、それは「行け!稲中卓球部」でした。

オープニングの部室怪談みたいなのは何だったんスかね。

前半、えらくテンション高いですな~。
女装した先輩に一目惚れとかありえんし。
どうみても男やん。
目が腐っているとしか思えん。

ちょっと・・・ギャグが寒い。

ん?でもまてよ。
青春している高校生男子なんてこれ位弾けててもおかしくないよな。
いや、実際昔も今もこんな感じじゃね?
私もこれ位バカだったし。

そうふと思ったら、なんか温かく見守ってやろうという気になった。

するとどうだ。
桃太郎辺りから声に出して笑ってた(笑)。

青春してるね~~~~!

終盤の演目がすげぇ面白かった。
なんで演劇するのに懸垂して体鍛える必要があるんだ?と思っていたら、な~るほど!

人物を演じるんじゃなくて葉っぱかよ(爆)。

全員落っこちて、まぁカジがなんとかフォローするんだろうなとは思ったが

「新芽でぇ~す」

と来るか!
ブリーフで恥かき捨てての見事な演劇部魂。
大和田伸也もさぞ息子を誇らしげに見つめていた事だろうワハハ。

水道トラブル5千円♪
くらし安心クラシアン♪

またマイナーなCMの歌をチョイスしてきたもんだ(笑)。
これでクラシアンも知名度UP!売上向上!
(映画が爆発的大ヒットしたならの話だけど)

オフィシャル・サイト

評価:★★★
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女と銃と荒野の麺屋

2012年03月08日 21時04分41秒 | 亜細亜サスペンス
A WOMAN, A GUN AND A NOODLE SHOP 三槍拍案驚奇/09年/中国/90分/犯罪サスペンス・コメディ/劇場公開
-監督-
チャン・イーモウ
過去監督作:『LOVERS』

-出演-
スン・ホンレイ…チャン(警察官)
過去出演作:『セブンソード』
ニー・ターホン…ワン(麺屋の主人)
ヤン・ニー…ワンの妻
シャオ・シェンヤン…リー
チェン・イェ…ジャオ
マオ・マオ…チェン
<ストーリー>
万里の長城から西に位置する町で中華麺屋を経営するワンは、妻が従業員と浮気をしているのを知り、ふたりの殺害を警察に依頼するが…。
<感想>

コーエン兄弟のデヴュー作を大胆に脚色したリメイク。
物凄く淡々とした話の流れに多少眠気が(笑)。

不倫に激怒したワンが妻の暗殺を目論み、ワンの暴力に耐えきれなくなった妻が銃を購入して殺害を計画する。
そこに妻と相手の殺しの依頼を受持った警官チャンが割り込んで来るが大金に目がくらみ依頼主のワンを殺してしまう。
こうしてワンの死体を巡り、殺しの連鎖が始まって行くというコメディタッチな物語。

セリフを極端に廃し、各々の慌てふためく姿・動きで面白さを伝えようとしている為、展開自体に然程の派手さが無く静かに見守ってしまった上に感想も特に何も無く鑑賞終了。

金庫部屋が主な舞台だけに一種の密室系サスペンス。

警官チャンが何とか鍵のかかった金庫を開けようと必死になるも、その度に他の人物がやってくるのでその場から離れ、とりあえず馬を走らせる。

これを何度もくどく見せられるし、この展開そのものに緊張感が全く感じられないので妙にテンポの悪さを感じさせられるのは困りもの。

それとこの映画、音楽が一切流れない。
オープニング&エンドクレジットでも流さない徹底ぶり。
なので、事態は大きく動いているのに盛り上がりが滅茶苦茶薄いのだ。

時と場合によっては音楽というものは盛り上げ演出としては重要だよなぁ、と強く思った。

序盤で従業員達による麺の下地をこしらえるシーンがあるのだが、そこだけは芸術的な動きを最大限に光らせており、思わず「すげぇ」と心の中で呟いてしまった。

それとワンが妻に離婚届けの書を投げつけた瞬間、バサッと粉々になる所も「おぉ!」となるユニークさがあった。

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:『ブラッド・シンプル(1984)』(オリジナル)

評価:★★☆
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