TOTAL RECALL
2012年
アメリカ
118分
SF/アクション
PG12
劇場公開(2012/08/10)

監督:レン・ワイズマン
製作総指揮:レン・ワイズマン
原作:フィリップ・K・ディック『追憶売ります』
出演:
コリン・ファレル
ケイト・ベッキンセイル
ジェシカ・ビール
ブライアン・クランストン
ジョン・チョー
ビル・ナイ
<ストーリー>
人工的な記憶を植え付けることが可能になった近未来を舞台に、記憶を塗り替えられ謎の陰謀に巻き込まれた男が、本来の記憶を取り戻すべく巨大な敵に立ち向かっていく姿を描く。
なりたい自分になれる記憶、
あなたは買いますか?
-感想-
2012年
アメリカ
118分
SF/アクション
PG12
劇場公開(2012/08/10)

監督:レン・ワイズマン
製作総指揮:レン・ワイズマン
原作:フィリップ・K・ディック『追憶売ります』
出演:
コリン・ファレル
ケイト・ベッキンセイル
ジェシカ・ビール
ブライアン・クランストン
ジョン・チョー
ビル・ナイ
<ストーリー>
人工的な記憶を植え付けることが可能になった近未来を舞台に、記憶を塗り替えられ謎の陰謀に巻き込まれた男が、本来の記憶を取り戻すべく巨大な敵に立ち向かっていく姿を描く。
なりたい自分になれる記憶、
あなたは買いますか?


これはこれでSF超大作って感じで悪くはないんだけど、自分的にはやっぱりオリジナルの方が好きです。
ヴァーホーベン監督らしい毒気とユーモアがあったオリジナルと比べると、こちらは優等生アクションってだけの作品なんだよなぁ。
映像が凄いってのは認めるけど、それプラス独創的な演出があればまた違った面白さになったと思うのだが、そういうのが殆ど無いから正直印象に残る程では無かった。
でもってリメイクとなると当然オリジナルと比べてしまうのは仕方が無い事で、おばちゃんの顔がパカパカパカッて割れるシーンとかどうなっているんだろうって観てたけど、なんか期待したよりも地味。
前に通ったおばさんがそうなるんかとその辺のフェイントは騙された感じで良かったんだけどね。
まぁその首輪が最後の仕掛けに繋がってはいるんだけど、やっぱし私はケイトとジェシカのキャトファイトあっての女同士の結末が見たかったなぁ。
ミュータントもおっぱい3つの娼婦しか出てこなかったし、主人公が妄想か現実かで悩むシーンも汗じゃなくて涙ってのも何だかなぁって思うのよね。
そういった意味でも本作ではオリジナルで味わった「うはっww」てな部分を完全に新しく作り変えちゃってるからオリジナル好きの自分としては若干萎えた。
機械の椅子に縛り付けられた主人公が仲間に助けられて窮地を脱するってのも面白さが無い。
シュワみたく強引に脱する位の無茶苦茶さがあっても良いものだが、まぁあれはシュワだから出来るみたいなのはあるよね。
ピアノのシーンもなんであんなにスラスラと弾けたのか。
ちょっと都合が良過ぎでしょ。
オリジナルにあった終盤でシュワの顔が膨らんで目玉ポーンってなりそうなシーンも省略されていてガッカリ。
大真面目な『トータル・リコール』か。
ハチャメチャ加減が痛快な『トータル・リコール』か。
私は後者だな。
評価:★★★

13/08/11DVD鑑賞(準新作)


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レンタル開始日:2013-01-09
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:『トータル・リコール(1990)』(オリジナル)※個人的評価:★★★☆