銀幕大帝α

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テルマエ・ロマエ II

2014年12月01日 08時02分48秒 | 邦画コメディ
2014年
日本
112分
コメディ
劇場公開(2014/04/26)



監督:
武内英樹
原作:
ヤマザキマリ
出演:
阿部寛ルシウス
上戸彩山越真実
北村一輝ケイオニウス
竹内力館野
宍戸開アントニヌス
笹野高史山越修造
市村正親ハドリアヌス
キムラ緑子山越由美
勝矢マルクス
アケボニウス
琴欧洲コトオウシュヌス
松島トモ子峰子
白木みのるラーメン屋店主



<ストーリー>
斬新なテルマエ(浴場)を作り、一躍人気者になったルシウス。しかし、グラディエイターを癒すテルマエの建設を命じられた彼は、再び現代日本へタイムスリップしてしまう。

世紀のSF(すごい風呂)超大作

-感想-

ヘイヘイホ~♪

この日の夜風呂で自然と口に出てしまった事は皆さんも同じ?(笑)

指圧の心は母心、押せば命の泉湧く

この日の夜に指圧マッサージを受けたくなって、電器屋飛び込んでマッサージチェアに座り「あ”あ”あ”あ”~~~~~」とやっていたのは私だけか?うん??

阿部ちゃんの生尻に萌えたくて(嘘だよw)この2作目も鑑賞。
個人的には1作目よりも好き。
前作は後半部分の下手なロマンス描写が鼻に付いて少し残念に感じたのだが、続編となる今作は最後まで仄々としていて、心地良い気持ちで観終える事が出来ました。

お相撲さんの方々の頑張り具合も高感度UP。
最終的に曙さん一同の手により源泉掘り当てるってのが日本人として誇らしくも有り、その逞しさに嬉しく感じるものも有り。

ケイオニウスの兄が男色家ってのは北村一輝らしくてw良いじゃない。
ゲイっぽい顔してるもん、こういう真顔でゲイ役があってもおかしくは無い。
いや、いつかそういう役が回ってくるんじゃ?と常に思ってたので、ここでも見れて変に笑えた。
北村一輝って女性受けも良いし男性受けも良い男前の顔してるんだよなぁ。
同じ男としてその美形顔には嫉妬しちゃうわw

本作は壮大なテルマエユートピア建築を目指すルシウスの試行錯誤を重ねる熱き物語ではあるのだが、平行してタイムスリップ中に登場するオペラ歌手の家庭崩壊と再建を映し出した感動的な物語でもあるのだ(ちと大袈裟かw)。

コメディ作品なので、基本的には1作目と同じくルシウスの勘違い描写(最新式トイレも、もぐら叩きゲームも全て奴隷が裏に隠れてやっていると思っている笑)にクスクスと随所で笑わされる内容に仕上がっているが、心打たれる部分も多かった事が私自身としての前作超えに繋がった要因になったのだろう。

立派な漫画家になれた真実が映画の撮影現場に訪れて主人公役の俳優を紹介された時にイメージと違う事に戸惑い落胆した次の瞬間、ルシウスがザバッと現れて思いもよらない再会に大喜びするラストシーンもすこぶる良い。

心地良い余韻を残しながらそのままニホンザルが温泉につかって満更でもない顔をしているエンドロールへと入り、それを観つつ、さぁてオイラも一風呂浴びてくるか!となるのも温泉映画としては最高の出来上がりなのではなかろうか。

映画を観て心を温められ、その後にお風呂に入って体も温められる。
身も心もほんわりとするとは正にこの事なり。
ヘイヘイホ~♪

評価:★★★☆
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関連作:
『テルマエ・ロマエ(2012)』(第1作)
『テルマエ・ロマエ II(2014)』(第2作)
コメント (12)
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