2014年
日本
70分
ホラー
PG12
劇場公開(2014/07/05)

監督:
小林大介
原作:
noprops
出演:
入山杏奈:杏奈
須賀健太:シュン
陳内将:卓郎
聖也:ヒロシ
古畑星夏:美香
尾関陸:タケシ

<ストーリー>
クラスに馴染めない転校生のシュンを気に掛けていた杏奈は、ある日、同級生らと共に化け物が現れると噂される不気味な洋館に足を踏み入れるが、彼らに巨大な青い影が忍び寄り…。
逃げろ。逃げまくれ
-感想-
日本
70分
ホラー
PG12
劇場公開(2014/07/05)

監督:
小林大介
原作:
noprops
出演:
入山杏奈:杏奈
須賀健太:シュン
陳内将:卓郎
聖也:ヒロシ
古畑星夏:美香
尾関陸:タケシ

<ストーリー>
クラスに馴染めない転校生のシュンを気に掛けていた杏奈は、ある日、同級生らと共に化け物が現れると噂される不気味な洋館に足を踏み入れるが、彼らに巨大な青い影が忍び寄り…。
逃げろ。逃げまくれ


一人だけ「喧しいわっ!」て怒鳴りたくなる程にギャーギャー叫んで逃げ回っている奴がいるんだけど、何なのあれ?
女々しい奴だな、男の癖にヘタレ過ぎ。
屋敷に入るまでの流れがえらく適当な描き方やなぁと観てたら、はは~ん成る程ね、そういう事か。
辻褄が合って納得出来た。
要はシュンという苛められっ子がどういう存在として作品の中での重要な位置に立っているかが最もなポイントとなっている。
これが見抜けるか見抜けないかで、終盤で訪れる真実に対しての驚き加減も変わってくるんじゃないかな。
シュンの存在が明確にされた後に、それを念頭に置きながら改めて初めから観直すと、違う角度からシュンの姿を目で追う事が出来るので新たな面白さも味わえるかも。
ま、使い古された演出なので、勘の良い人には分かるかもしれませんがね(ヒント:『シックス・センス』)。
逃げる時の人物視点、追い掛けて来る青鬼の視点と、カメラを固定にせずそれぞれの目線に置き換えて屋敷内の移動を映し出しているってのも、TVゲーム的な臨場感を生み出していて、割ときちんと考えて観客を楽しませよう、怖がらせようという演出の工夫も見て取れる点も良い。
CGで作られた青鬼さんをどう思うかは人それぞれになるだろうけども、私は嫌いではないです。
手作りのショボい着ぐるみ青鬼が襲ってくるよりも断然マシ。
巨体で迫力はあったし、それ故に青鬼に喰われた人間の残骸のグロさにも説得力が加わっていたからね。
しかし、良かったのはその屋敷から脱出するまでなんよ。
オチが酷い。
誰もが「は?」てなるかもしれないオチに評価急降下。
じゃあ今までのは何だったの?
一体私は一時間もの間、何に付き合わされてたの?
って、絶対になる。
こんなオチを持ってこられると、それまでにあったシュンという人間の存在意義が完全に崩壊。
青鬼は人を喰っていたが、ついでに映画そのものも人を食ったような形として終結させてやんの。
そんな駄洒落はいらんぞ、おいコラ!



主演のあんにん。
強気な性格に難有りでアンチが多いんだけど、それでもこうして画面通して観ても、あんにんはAKBメンバーの中でも抜き出た美貌を持ってるなぁと思った。
青鬼の襲撃を交わしながら逃げ回って、一旦休憩している時の「ふーふー」と荒い息遣いしながら台詞を喋るあんにんにちょっと萌えた。
あんにん推しは綺麗な生足にも注目!
評価:★★

14/12/11DVD鑑賞(新作)



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レンタル開始日:2014-12-10
メーカー:AMGエンタテインメント
オフィシャル・サイト
関連作:
『青鬼(2014)』(第1弾)
『青鬼 ver.2.0(2015)』(第2弾)
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