ロッジ LODGE

DON'T BLINK
２０１４年
アメリカ
９２分
サスペンス
劇場未公開



監督：
トラヴィス・オーツ
脚本：
トラヴィス・オーツ
出演：
ミーナ・スヴァーリ：トレイシー
ブライアン・オースティン・グリーン：ジャック
ジョアンヌ・ケリー：クレア
フィオナ・グーベルマン：エラ
ザック・ウォード：アレックス



＜ストーリー＞
山小屋に残された男女が１人ずついなくなっていく不可解な現象。一体彼らはどこに消えてしまったのか？残された人々は段々とお互いを疑い始め――




－感想－

↑こいつ日本の誰かに似てね？どっかで観た事がある顔をしてやがる。
気になって気になって序盤はそればっかり考えてた。
途中からどうでも良くなったけど。
（書くのを忘れてた。このアレックスという男の行動だけは凄く共感出来る。私も多分同じ境遇に立たされたならアレックスに似た事をやるだろうなぁとそういう想いで彼を観ていました。）

えー、人が一人ずつパッと消えるだけの映画です。
マジで！

初めは驚かし演出２連発。
といっても私が驚くんじゃなくて、出演者が驚いているんですな。
「死んでいるのかと思った！」
とか
「溶けていなくなったのかと思った！」
とかそんな感じ。

で、そこから急に仲間の一人がパッと次々に消え始めるんですわ。

テーブルの下にしゃがみ込んだら居なくなってたり。
冷蔵庫の扉の陰に居た女性が居なくなったり。
「ここから逃げるぞ！」と車で発進した直後に運転手だけ居なくなってたり。

直接的な消える映像は無いです。
カメラの角度とかで誤魔化しているだけ。
消える役目の俳優はカメラの死角に入ったらどこぞへサッと隠れたんだろうなぁ、てな超レトロな演出。
車の運転手なんて後部座席に身を潜めさせて、いかにも消えている風に見せているんじゃねぇの？

事態を重く見た仲間達は「瞬きしないでお互いを見張ろう」とか言い出しますが、そんな長時間も瞬きせずにはいられんだろうって。
そう言っている割には完全にほったらかしにされている女性もいる。
そういう人に限って何故か中々消えないという不思議。
そんなに心配なら全員で手を繋いでおけばええやん、て思ったんだが。
案の定、提案無視して勝手な行動出る人、多数。
見張るの忘れて、目を離しているバカも居る始末。

んーまぁでも、終盤までは消えるタイミングが良い感じに早いし、テンポもそこそこに良いので、結構真剣には観れます。
超常現象？宇宙人の仕業？？
どんな真実が明らかになるのか、その辺の楽しみもあり、期待を持っちゃう。

最後は仲間の一人が固定電話から掛けた９１１で警察が駆けつけてくれる。
しかも大勢に！
刑事の一人は何かを知っているかのような表情も見せ、さぁ何が分かる！？とワクワクさせられるんですが・・・。

全員消えた！！

無数の緊急車両を残したまま皆して消えた！！
（まぁこれは別に良いんですわ。正直私は「おぉ！」てなったし）

で？
その後の謎解きは？
種明かしみたいなのは？？
んもう、焦らすなぁ。
さっさと見せないさいよ。

あれ？
エンドロール流れ出しましたけど。。。

真相解明は・・・ない・・・みたいですね＾＾；

何この意味不明でいい加減な終わり方は！
馬鹿にするにも程がある。
これ観て「ざけんな！」て怒らない人は、多分、いない（キッパリ！

≪この映画は貴方の想像力が試される≫

鑑賞者任せかいっ！

主役かと思っていた唯一名が知れた女優ミーナ・スヴァーリが真っ先に消えてしまうのにはワロタｗ

評価：★★
１４／１２／０９ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2014-12-03
メーカー：カルチュア・パブリッシャーズ