ダーティー・コップ

THE TRUST
２０１６年
アメリカ
９２分
サスペンス／犯罪
R15+
劇場公開（2016/08/20）



監督：
アレックス・ブリューワー
ベンジャミン・ブリューワー
脚本：
ベンジャミン・ブリューワー
出演：
ニコラス・ケイジ：ストーン
イライジャ・ウッド：ウォーターズ



＜ストーリー＞
アメリカ、ラスベガス。些細なきっかけから麻薬マフィアのカネの在り処に気付いたふたりの警官・ストーンとウォーターズは、そのカネを強奪する大胆な計画を企てるが…。

欲望の街、ラスベガス。
汚職警官が狙う、マフィアの“カネ”――。

－感想－

陽気な音楽が流れ出しオープニングカットがボインボイン。
乳輪デカいぞ娼婦さん。

ダーティー・コップそれは勿論「汚職警官」。
巨大金庫の在り処を偶然知ってしまった二人の刑事が結託し、計画を精密に練って道具を抜かり無く用意すると一夜限りの金庫破りに挑む。
果てさてその金庫内にあった“もの”とは。

ニコケイが凄くお茶目に仕事を淡々とこなし、イライジャは緊張しながらニコケイからの指示を受け、それを実行していく。
この正反対な性格が後半に悲劇を招くとはね。

地道な作業でようやっと開けた金庫に保管されていたのは物凄い数の高級宝石。
ニコケイはウハウハ。
対してイライジャは「これは絶対ヤバいものだ。手をつけずに引き上げよう」とビビリ出す。
そうなると両者の意見が対立するのは当然で、一旦はニコケイの押し切りに観念するも、このままじゃ絶対一生追われる身になってしまうと恐れたイライジャは

「さっきは怒鳴ってごめんな～」

とひょこっと顔を覗かせたニコケイに向かって発砲。
その後ドンパチ合戦になるも、首の傷が致命傷となりニコケイ死亡。
最後までひょうきんな男だったニコケイ、キャラ的に随分楽しませて貰いました合掌。

イライジャは宝石を元通りに戻し、人質に取っていた女性を車に乗せ、朝の道を走り抜けていくのですが、その車を挟んで威嚇してくる謎の車２台。
どうやら人質の女性が電話を掛けた相手らしいのだが

「こいつら誰だよ。あんた何処に電話掛けたんだ！！あ、ちょっ、俺は警官だああ！」

ズドーン。

誰だったんだろ。
めっちゃ気になるんですけど。
宝石の持ち主なのかな。
人質の女はドラッグを買いに来ただけだと言ってたけど、ありゃあ嘘だな。
秘密をずっと二人には隠していて、電話を掛けれた事で生き延びる望みを謎の男達に託したんじゃないかと。

ニコケイの考えに従って宝石盗んで逃げ様としても結局は追われて殺されたのかもしれない。
ビビリのイライジャの勘が当たっていたちゅうことで、どっちみち仲良く逃げ様が、一人で逃亡図ろうが命はなかった、そんな隠れた結末が見えてくるラストシーンだった。

最近のニコケイ映画ではそこそこ面白かったかも。
それはやっぱりひょうひょうとした言動によって憎めない警官を自分自身も楽しみながら演じ続けたニコケイを観れたからだろうなあ。

評価：★★★
１７／０４／１４ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2016-12-02
メーカー：KADOKAWA

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情報
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