銀幕大帝α

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去年の冬、きみと別れ

2018年07月24日 15時23分32秒 | 邦画サスペンス
2018年
日本
118分
サスペンス/ミステリー
劇場公開(2018/03/10)



監督:
瀧本智行
『脳男』
原作:
中村文則『去年の冬、きみと別れ』
主題歌:
m-flo『never』
出演:
岩田剛典耶雲恭介
山本美月松田百合子
斎藤工木原坂雄大
浅見れいな木原坂朱里
土村芳吉岡亜希子
北村一輝小林良樹



<ストーリー>
猟奇殺人事件の容疑者である天才カメラマン・木原坂を追い、真相に迫ろうとする記者・耶雲。だが、耶雲の婚約者・百合子が木原坂の罠にはまり…。

すべての人が
この罠にハマる。


―感想―

あれえ?第1章は??
いきなり第2章から話が始まったんだが・・・はは~ん、そういうことかいな。
話の組み立て方が斬新。
時系列バラバラにさせて、観客を上手く騙しに来ている。

結婚式間近だというのにえらい婚約者に対してそっけない態度やな、て思わされる所にも我々は騙しの手中に落ちている。
計画性完璧の壮絶な復讐劇。

深く愛した女性を殺された恨みは計り知れない程に強かった。
天誅は自らの手で下す。
言葉通りに遣り遂げたが、例え復讐が上手く行ったとしても愛した女性は二度と目の前には現れない。
悲しさだけが積もり、ラストでそれが一気に溢れ出すシーンはとても切なく印象に残るものだった。
その悲しさには負けるが、仇討ちとして彼を動かしたのは間違いなく怒り。
この「怒り」を文字に起こすと・・・。
そう、本作のタイトル『去年の冬、きみと別れ』は劇中における重要な台詞なのだが、続きがあった。

平常心では恐ろしい考えを持っての復讐は成し得れない、心を鬼にして初めて恨みを抱く者達に絶望を与えられるのである。

心を激しく揺さぶられる作品だった。
見応えは十分にある。
こういう系統の作品は韓国にお株を奪われがちだったが、日本映画もたまには凄いものを生み出すねぇ、そういう意味でも稀な程に完成度高い物語。
最後まで引き込まれっ放しだったのもあって満点評価としておく。


事故物件みたいなアパートやね。
こんな所、よく見付けられたなあ。

評価:★★★★★
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ガーディアンズ

2018年07月24日 14時37分24秒 | 洋画アクション
ZASHCHITNIKI/THE GUARDIANS
2017年
ロシア
89分
アクション/アドベンチャー/ヒーロー
劇場公開(2018/01/20)



監督:
サリク・アンドレアシアン
製作:
サリク・アンドレアシアン
出演:
アントン・パンプーシュニーアルスス
サンジャル・マディハン
セバスティアン・シサクレア
アリーナ・ラニナクセニア
スタニスラフ・シリンアウグスト・クラトフ
ヴァレリア・シュキランドエレーナ・ラーリナ



<ストーリー>
冷戦下、ソ連では遺伝子操作による超人兵士の研究が秘密裏に進められていた。しかし、世界的科学者クラトフの裏切りによって研究は頓挫し、生み出された超人たちも姿を消してしまう。50年後、復讐に駆られたクラトフが自ら超人となって復活、ロシアを壊滅させるべく動き出した。国家存亡の危機に直面した政府は、自らの能力を隠して生きるかつての超人たちを見つけ出し、彼らに最後の希望を託すことに。こうして、獣のパワーを持つ天才科学者アルスス、念動力を操る賢者レア、超音速の剣の達人ハン、擬態能力を持つ美女クセニアという4人の超人たちが集められ、クラトフの恐るべき野望に立ち向かうチーム“ガーディアンズ”が結成されるのだったが…。(allcinemaより抜粋)

その力を、恐れるな。

冷戦下、遺伝子操作によって生まれた超人戦士。国を追われた彼らが、英雄(ヒーロー)として甦る!


―感想―

before





特殊スーツを着れば今よりも数段パワーアップよ♪


「俺達(私達)新生ガーディアンズ!!」ビシッ

after





大して変わりなし。
面白くねぇなあ。
だってさあビフォーアフターに変化を感じないんだもの。
めっちゃ強くなった訳でもなく。
てか、普通に弱いじゃねぇか。
敵ボスにやられっ放しなんだが、お前らにプライドはないのか?

ずっと狼人間だと思って観てた。
熊人間やったんかいっ。

あらま、本当に熊ちゃんになっちゃった。


ボコーン。
どっちみちやられるのかよ(笑)。

こうなったら全員で力を合わせるぞ!!
「「おー!!」」


勝利。

初めからそれやれや。

しかしまあ盛り上がらないヒーロー映画だことで。
もっとアクションシーン入れた方が良かったんとちゃいまっか。
のらりくらりやっている場面多過ぎて退屈しちゃったよ。

日本よ、これが露映画だ!!

て言われてもなあ、これ観て流石に

すげええええええ!

とはならんよ。

「他にもガーディアンズが居たわ」
続編作る気満々ですよ、作るのはいいけどもっと演出頑張れ。


特殊能力:透明化女子がまあまあ可愛かったのが救い。

評価:★★★
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