2018年
アメリカ
130分
ドラマ/アクション/スポーツ
劇場公開(2019/01/11)

監督:
スティーヴン・ケイプル・Jr
製作:
シルヴェスター・スタローン
原案:
シルヴェスター・スタローン
脚本:
シルヴェスター・スタローン
出演:
マイケル・B・ジョーダン:アドニス・クリード
シルヴェスター・スタローン:ロッキー・バルボア
テッサ・トンプソン:ビアンカ
フィリシア・ラシャド:メアリー・アン・クリード
ドルフ・ラングレン:イワン・ドラゴ
フロリアン・ムンテアヌ:ヴィクター・ドラゴ
ウッド・ハリス:トニー・“リトル・デューク”・バートン
ラッセル・ホーンズビー:バディ・マーセル
マイロ・ヴィンティミリア:ロバート・バルボア
ロビー・ジョンズ:ローガン・バルボア
アンドレ・ウォード:ダニー・ウィーラー
ブリジット・ニールセン:リュドミラ・ドラゴ
ジェイコブ・スティッチ・デュラン:スティッチ

<ストーリー>
ロッキーの親友だったアポロの息子・アドニスと、アポロを死に追いやったドラゴの息子・ヴィクター。時代を超えた息子同士の宿命の対決を描く。
戦わなければならない奴がいる。


本人が置かれた周りの環境の違いやろね。
人を愛する、人から愛されるてのは重要。
その愛が強いほど汚れなき闘争心も増していく。
逆に弱いと闘争心は萎んでいく。
リベンジマッチは本当に良い試合だった。
その前の糞みたいな試合に比べたら遥かに感動が高い。
ドラゴがよろよろと近寄って、そっとタオルを投げ込むシーン。
ここでようやく父から子に対する初めての優しき愛を感じて俺はクリードの勝利よりも強く印象に残ったものよ。
クリードも言っていたけれどこれは敵討ちじゃない、自分自身との戦い。
子を授かった一人の父として、逃げてちゃダメなんだ、家族を守るという意味でも男として強くならなきゃダメなんだ、そんな決意から生まれたリベンジマッチであり、己の努力と技術、寄り高めた精神力で掴んだ勝利とも言えるだろう。
親父そっくりの好い顔してやがる。
それとロッキー。
彼を育てたのは名コーチ、ミッキー爺さん。
俺は思ったんだよね、完全にミッキー爺さんと同じ立ち位置に来ているじゃないか、と。
それ位、ロッキーのコーチぷりは優秀。
ミッキー爺さんから受けた教えをロッキーは引継ぎ、それを友人アポロの息子に学ばせる。
こうやって大切なものは上手く循環されていくんだろうなあ。
俺も水泳のコーチをやっているけれど、教え方は大阪に住んでいた頃にバイトでやっていた水泳コーチ時代に責任者の方から学んだもの。
その俺の教え方を今、授業で受けている子供達が身に着けてくれているのだが、将来その中の誰かが同じくコーチとなって俺の指導方法を真似てくれたら嬉しいよね。
本作はボクシング映画というよりも家族の愛を前面的に押し出し描いたドラマ映画じゃなかろうか。
本編ラストで意を決して息子に会いに行き、孫に「キャッチボールするか」と照れ臭そうにするロッキーの顔に心がほっこり。
評価:★★★★
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レンタル開始日:2019-05-10
メーカー:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
オフィシャル・サイト
関連作:
『クリード チャンプを継ぐ男(2015)』(第1作)
『クリード 炎の宿敵(2018)』(第2作)