イップ・マン 完結

葉問４／IP MAN 4: THE FINALE
２０１９年
中国／香港
１０５分
アクション／格闘技
劇場公開（2020/07/03）



監督：
ウィルソン・イップ
『SPL 狼たちの処刑台』
アクション監督：
ユエン・ウーピン
製作：
ドニー・イェン
ウィルソン・イップ
出演：
ドニー・イェン：イップ・マン
チャン・クォックワン：ブルース・リー
ウー・ユエ：ワン・ゾンホア
スコット・アドキンス：バートン・ゲッデズ
ヴァネス・ウー：ハートマン・ウー
クリス・コリンズ：コリン・フレイター
ケント・チェン：ポー（ポー刑事）



＜ストーリー＞
1964年、サンフランシスコに渡ったイップ・マンは、異郷で生きる人々が直面する厳しい現実を知る。そんな中、太極拳の達人・ワンが、海兵隊軍曹・バートンに敗れ…。

さよなら、イップ・マン

―感想―

空手こそが世界一！
違う、太極拳だ！
そうじゃない、私の詠春拳こそが最強。

スコット・アドキンスのは力で押していくタイプやね。
それを受け流すのが太極拳で、押し返すのが詠春拳てところか。
まあ色んな流派が登場して、最終作に相応しい拳法としてのカッコ良さが随所で垣間見れる作品だった。

初めはやられて、最後はやり返すてのは王道ではあるものの、それがある分余計に勝った時のイップマンの静かなる佇まいにはときめく。
会長との手合わせは邪魔が入って中途半端な形になっちゃったけど、予測せんでも詠春拳には敵わなかっただろう。
あの時の家の中、どんがらがっちゃん状況は地震？
外も滅茶苦茶になってたよね、何かから襲撃受けたんかとオモタ。

例え反抗期でも唯一の肉親ががんに侵されているというのを知ったら、そりゃ涙目になるわ、普通の子供なら。
イップマンは最期まで隠すつもりだったんだろうか、余りにも電話に出てくれないものだから（寂しさで）打ち明けちゃったのかなあ。

リーが決闘申し込まれた際に、相手がヌンチャク出してきた時は笑ってしまった。
こんなん、「貴方の為に用意しましたよ♪」て言っているようなものやん（笑）。
案の定、奪われてヌンチャクボコボコにされてやんの。

今作も見所が多かったね。
スコット・アドキンスのあの体育会系のノリはちょっとハートマン軍曹（フルメタル・ジャケット）の顔を思い浮かべてしまった。
そしてビリー（リーの弟子）が、若い頃の（アフロにした）ウィル・スミスに見えた。

今作の一輪の花図鑑

可愛かったなあこの子。
別の映画にも出ているのかどうかは知らないけれど、無邪気さがキュートで殺伐とした話を彼女がちょっぴり和ませていた。

評価：★★★★☆
２０／１２／０４ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2020-12-02
メーカー：ギャガ

関連作：
『イップ・マン　序章（2008）』（第1作）
『イップ・マン　葉問（2010）』（第2作）
『イップ・マン　継承（2016）』（第3作）
『イップ・マン外伝　マスターＺ（2018）』（スピンオフ）
『イップ・マン　完結（2019）』（完結編）

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