MORBIUS
2022年
アメリカ
104分
アクション/アドベンチャー/サスペンス
劇場公開(2022/04/01)
監督:
ダニエル・エスピノーサ
製作総指揮:
ジャレッド・レトー
出演:
ジャレッド・レトー・・・マイケル・モービウス
マット・スミス・・・マイロ(ルシアン)
アドリア・アルホナ・・・マルティーヌ・バンクロフト
ジャレッド・ハリス・・・エミール・ニコラス
タイリース・ギブソン・・・ストラウド
アル・マドリガル・・・ロドリゲス
チャーリー・ショットウェル・・・マイケル・モービウス(少年時代)
ジョセフ・エッソン・・・マイロ(少年時代)
マイケル・キートン・・・エイドリアン・トゥームス/バルチャー
<ストーリー>
幼い頃から血液の難病を患う天才医師・モービウス。同じ病に苦しむ人々のために治療法を模索する彼は、自身にコウモリの血清を投与する危険な方法を試すが…。
私は医師であり
怪物だ
―感想―
色々とキャラ被りしてるなあ。
コウモリを纏うシーンなんてマーベルではないけどバットマンみたいやし、何かを摂取しないといけない辺りはヴェノムだし。
吸血鬼と同類にはなるのか、本性を現した際の顔がまあ気色悪い。
あの顔見せられて、俺は善人だと言われても到底信じる事は出来んわな。
それ位、相当な悪人面なので、後にスパイダーマンの敵になるみたいなのだが、本作のあらすじだけだと難病を治す為に全力を尽くす良い医師としか感じられないのに、一体どういった成り行きでスパイダーマンを目の敵にするようになるのかは気になる。
ラストではマルチバースが影響している事も描写されており、スパイダーマン等でその件は先出しされていたから、そこにモービウスも参入出来る様にと本作は急いで製作されたのか、取り合えずモービウスがどういった人物であるかは分かった。
只、物語性はよくあるもので新鮮味はなく、お前が元気になったのなら、俺にもくれ!といった流れで、結局「何時までも兄弟だ」と言っておきながら、お互いの考えが合わず仲違いにまで発展してしまう辺りも、まあそうなるわなと想定内のものだった。
アクションの見せ方は映像的に斬新なものでしたが、同じ能力の者が戦うと何か地味。
そして、え?もう終わり?と決着も呆気なかった。
この手の映画にしては尺が短いのだが、邪推すると、それだけ描く要素がそんなになかったのかなと。
正直、内容は薄いです。
個人的にモービウスに対して余り魅力を抱かなかったのも、そんなに面白くないという感想に影響はした形になってしまった。
けど、先にも書いた様にスパイダーマンとの関係性は知りたい気持ちにはなったので、ヴィラン単体作品として本作を観て、生い立ちや人物像の知識を得られた点は良かったです。
評価:★★★
22/07/30DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-07-27
メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント