GUNS OF EDEN
2022年
アメリカ
92分
アクション/サスペンス
劇場未公開
監督
グレゴリー・ランバーソン
脚本
グレゴリー・ランバーソン
出演:
アレクサンドラ・フェイ・サデギャン
ビル・ケネディ
リン・ローリイ
<ストーリー>
PTSDに悩む警察官のメーガンは、気晴らしに同僚のジェレミーたちとキャンプに出掛ける。しかし、メーガンとジェレミーは、地元の保安官による麻薬密売人の処刑を目撃し…。
―感想―
主役のおねえちゃんのおっπデカすぎだろ、ずっとガン見してたら物語分からなくなったわw
というのは噓八兵衛でありまして、確かにおっπは気になったけど、予想に反して展開自体は面白かったんだなこれが。
悪徳保安官軍団が、丸腰の男を撃ち殺したその現場を目撃した人物を追い掛け、口封じする為に殺しも辞さない姿勢を見せる話。
その追い掛けられるのが前述したおっπねえちゃんと同僚の黒人警官2名に加えて民間人2名。
たった4人しか居ないし、こっちは武器もまともにないし、そっちは大人数で武装しているのだから、保安官軍団だけで対処すればいいと思うだろ?
ところがどっこい、何故か民兵を金で釣らせて召集。
荒くれ者の男女が各々武器を持参し、俺が(あたいが)仕留める!と4人が逃げ込んだ森の中へと血気盛んに突入。
これがまあ結構な人数でして。
少数相手に民兵呼ぶのも大概なのだが、なんとSWAT隊まで参戦。
無駄にヘリ1機まで飛ばしてるし、そこまで恐れる4人でもあるまいし、幾ら何でも考え方が過剰過ぎやしないかと妙に笑えてくる訳で。
すると止めに女議員まで、私も混ぜろ!と言わんばかりに駆け足で合流。
しかしこの女議員、おま何しに来たんだよって合流してから僅か数分で死によった。
なんでこんなにもわらわらと集まってくるのか、そこは一応理由がある(説明するのがめんどいので自分で確認してくれ)。
これだけ追いかける側に数が揃えば、映画として意図的に盛り上がるのは監督の計算内。
4人は「バラバラに行動した方が生存確率が上がる」と散り散りになる為、それぞれが「主役」となる場面は熱い。
とは言え、やはりというか予想通りというか、最後まで生き残るのはおっπねえちゃんのみとなり、男勝りな性格を盾にしながら、こうなったら正義が何かを見せてやんよ!とランボー顔負けの激闘を勃発させていく流れにワクワクさが止まらない。
「怒らせた相手が悪かったわね」
ほんまその通りになっちまった、女ランボーここにあり!ですな、あそこまで豪快に暴れまくってくれたら痛快だわ。
敵大将を逆に追い詰め、さあそこからどうする!?という所で響き渡るサイレン。
「間もなく第2陣がやってくる、次こそお前はお終いだ!」
今までの奴らは第1陣、食事でいう所の前菜。
メインディッシュはまだ目の前に来てなかったんかいっ、俄然おっπねえちゃんのやる気が漲ってるやん、おう!続編作れ、俺は大歓迎だぞ。
只安物のカメラを使っているのか、画面が妙にインディーズぽいのだが、それをテンポの良さと怒涛のガンアクションで全カバーした作品。
評価:★★★☆
23/02/06DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-02-03
メーカー: アット エンタテインメント