CHRISTMAS BLOODY CHRISTMAS
2022年
アメリカ
86分
ホラー
R15+
劇場公開(2023/07/18)
監督:
ジョー・ベゴス
『BLISS ブリス』
製作:
ジョー・ベゴス
脚本:
ジョー・ベゴス
出演:
ライリー・ダンディ
サム・デリッチ
ジョナ・レイ
ドーラ・マディソン
ジェフ・ダニエル・フィリップス
ジェレミー・ガードナー
エイブラハム・ベンルービ
グレアム・スキッパー
<ストーリー>
クリスマスイブの夜、プログラムの異常でリコール対象となったロボサンタが暴走。レコード店で働くトリは、ロボサンタを相手に血まみれの戦いを繰り広げる。
―感想―
感心する位に良く喋る。
初っ端からずっと喋り続けているがなこの男女。
これだけ多くの台詞を覚えるのも大変だったろうに。
やっと静かになったな、てそりゃセックス中は流石にベラベラ会話せんやろ(笑)。
良く喋り、良く飲み、良くセックスする。
良い子に育ってくれw
後、その台詞の殆どがミュージシャン(バンド名)、とホラー映画タイトルで、脚本も書いた監督ジョー・ベゴスの無駄に豊富な知識を思い切りぶち込んでいるかのよう。
はいはい、自慢ですかっw
中盤までは正直言って喋り合いしているだけの退屈さ、なので映画としてマイナス。
しかし、パニック風に急展開する中盤以降は結構ゴア描写も出てきたりして面白くなりプラス。
前述したように、えらい喋りとおすハイテンションな陽キャヒロインてのが、殺人ロボサンタに立ち向かう人物としては的確で、陰キャだったら、あそこまでの戦いを繰り広げられなかっただろう。
何せ、手の指を数本、斧でぶった切られても、反撃の姿勢を崩さなかった位ですし。
相手がロボだから、機械に強いスタンガンを使ってみたり、水攻め食らわしたりと、ヒロインの状況に応じた意外にも機転の利いた戦いっぷりがナイス。
割とヒロインを演じた女優さんが美人だった(Tバック生ケツ最高)というのも評価に加点されるよね~。
壊しても壊しても再起動して追いかけてくる、そのしつこさ。
これは例えるなら、残酷版『ターミネーター』て感じやね。
多分、『ターミネーター』を観た人なら、既視感を抱くシーンに出くわすかと。
只、惜しむらくは、その残酷シーンの全てが夜というのもあって、折角の切り株が、はっきりとは見せてくれない点。
斧で脳天からパカーンと人体真っ二つとか、ロボサンタの人ではない無感情だからこその無慈悲な殺戮にはすこぶる楽しめただけに、その都度描写されるグロ造形を満足得るまで拝めなかったてのが非常に残念だ。
評価:★★★
23/12/13DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-12-06
メーカー: AMGエンタテインメント
情報<カリコレ2023>
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