BLACK ADAM
2022年
アメリカ
125分
アクション/アドベンチャー
劇場公開(2022/12/02)
監督:
ジャウマ・コレット=セラ
製作:
ドウェイン・ジョンソン
出演:
ドウェイン・ジョンソン・・・ブラックアダム(テス・アダム)
オルディス・ホッジ・・・ホークマン(カーター・ホール)
ノア・センティネオ・・・アトム・スマッシャー(アル・ロススタイン)
サラ・シャヒ・・・アドリアナ
マーワン・ケンザリ・・・イシュマエル
クインテッサ・スウィンデル・・・サイクロン(マクシーン・ハンケル)
モー・アマー・・・カリーム
ボディ・サボンギ・・・アモン
ジェニファー・ホランド・・・エミリア・ハーコート
ピアース・ブロスナン・・・ドクター・フェイト(ケント・ネルソン)
<ストーリー>
長い眠りから目覚めた破壊神・ブラックアダム。ホークマン、ドクター・フェイトたちJSAの4人は、ブラックアダムに立ち向かうが…。
破壊神覚醒
―感想―
子供が「シャザム!」と叫ぶと大人のヒーローになる映画『シャザム!』にて製作総指揮として参加したドウェイン・ジョンソンが、今度は自分が「シャザム!」と叫んで破壊神になるなんて、そういう繋がりを知ると感慨深いものはある。
俺より強い者なんてこの世に存在しない( ー`дー´)キリッと豪語するだけの事はあり、ほぼほぼ無敵状態。
序盤での軍隊との戦いにおいて、ブラックアダム自身のスピードが速すぎる為に、周りがスローモーションとなってボッコボコにされていく様が楽しい。
この時に流れる音楽が「The Rolling Stones」の「Paint It, Black」。
DCとかマーベルて戦闘シーンでの盛り上げ方が上手いやね、楽曲チョイスのセンスがほんまいい。
人の言う事、全く聞かないアンチヒーロー、ブラックアダムの自己中暴走ぷりが可笑しくもあり、面白くもあり。
けど、成り行きで共闘する事となったJSAの面々との間に生まれた「情」により、ブラックアダムはちょっぴり改心し、チームワークの大切さを受け入れていく。
そういえば『シャザム!』のラストでサプライズ登場した超有名スーパーヒーローが、本作でのラストにもバッチリとお顔を出して登場しておりましたが、このスーパーヒーローを介してシャザムとブラックアダムの仲を取り持つ?そんな話へとなっていくんでしょうかねえ。
JSAの一員として参加するサイクロン、彼女のアクション時に放たれる「美」が本当に綺麗で、視覚効果としては凄く俺好み。
強く印象に残ったのは、この彼女の映像美と、ブラックアダムがヒーローとして自分が考えた決め台詞を発するシーンかな。
‟地獄送り ブラック参上”
これをカッコイイと思うのか、ダサいと思うのかは個別の判断で(笑)。
俺は、好きヨ。
JSAのリーダー格がピアース・ブロスナン!!
めっちゃ渋いです、これマジ!
歳が歳なだけに派手な見せ場こそ少ないけれど、まとめ役としては立派に果たしていたし、冷静にその場その場の状況を対処する辺りは流石のいぶし銀。
役目を全うして果てるまで、存在感を思い切り発揮させており、イケオジブロスナンには女性映画ファンならメロメロになっちゃうかもよ。
彼の遺志を継いで、ラスボスに立ちはだかるホークマンも然り、ヒーロー全員が己の得意技を惜しみなく戦いにつぎ込む勇姿には自然と手に汗握らせられる事だろう。
え?スマッシャー?
あーそういやあいつは、お笑い担当の独活の大木だったわww
アクションはどれも派手さがあって見応えあり、ロック様のヒーロー衣装も似合っている、2時間超えの尺だが意外とテンポ良し。
ドウェイン・ジョンソンのファンならば圧倒的威圧感、圧倒的パワーで押し寄せる敵を赤子の手をひねる様にして捻り潰す・・・いやホームラン級に殴って投げてぶっ飛ばしてたか(笑)、まあ何にせよ、人々から救世主として崇められるその名に恥じない堂々たる姿、つか他のDCヒーローが初対面したら若干怖気づいてしまうかもしれないムキムキマンっぷりが、あらやだ素敵。
評価:★★★☆
23/03/26DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-03-24
メーカー: ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント